英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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若者たちのパワー

2021年02月11日 | 指導現場にて
今週月曜日に英検の一次試験の合否結果が発表されましたが、母校・伊那北高校の2年生が、1級一次試験に合格したと、複数の当学院生から聞きました。まだ二次試験がありますが、あの1級一次試験を高2で突破するとは素晴らしいことです。二次試験は東京か名古屋ですから、感染予防を万全にして臨んでもらいたいです(^^)/

ふと、17年前に隣村の中3生が英検1級に合格し、地元の長野日報に載っていたのを思い出しました。当時の記事をスクラップしてあったので、書斎から引っ張り出し、久しぶりに読み直しました。
17年前の2004年当時、私は1年間のアメリカ留学から帰国し、英検1級に挑戦していました。しかし、以下のように3回連続で不合格で焦りを感じ始めていました。

2002年10月一次 122点満点中80点(合格最低点87点)不合格A
2003年1月一次 122点満点中76点(合格最低点82点)不合格A
2003年10月一次 122点満点中79点(合格最低点85点)不合格A

そんな時にこの記事を読み、「中学生に合格できて、俺にできないわけがない!」と鼓舞され、勉強に一層気合いが入り、その直後の英検で合格しました。

2004年1月一次 122点満点中91点(合格最低点81点)合格
2004年2月二次 43点満点中30点(合格最低点25点)合格

この記事を読んだのは一次試験の約2週間前でしたが、読んでいなかったら最後の追い込みができていなかったでしょう。中学生の彼女に対して勝手にライバル心を抱き、合格への執着心を育めたのは間違いありません。

さて、中学3年生だったこの彼女、その後は東京大学文学部を卒業したと聞きました。今では32歳の立派な大人。英語が彼女の人生にどう関わってきたか、興味深いです。

英検2級合格は普通に勉強している高校生なら当たり前です。地方の片田舎からでも英検1級・準1級合格が当たり前だと感じられる環境を作っていかなければと、改めて強く思います。そして、生まれ育った田舎から英語を通して新しい世界へはばたく若者を応援し、そんな彼らからパワーをもらうのが私の生きがいだと思います。


コメント
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