英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

土俵に上がるために

2021年06月29日 | 指導現場にて
TBSテレビ日曜劇場『ドラゴン桜』が最終回を迎え、受験結果が出ました。二次試験の点数は分かりませんので、一次試験(共通テスト)の点数と合否結果です。※ネタバレ注意

東京大学 本郷キャンパス

・小杉(文三)810点 合格
・健太(理二)803点 合格
・天野(理二)801点 合格
・岩崎(理二)752点 合格
・早瀬(文三)738点 不合格
・藤井(理一)719点 不合格
・瀬戸(文二)620点 合格
・小橋 492点 未受験
・岩井 484点 未受験

東大は共通テスト(900点満点)が110点満点に換算され、二次試験は440点満点、合計550点満点で合否が決まります。ただし、志願者が多くなった場合は、共通テストの得点の上位から募集定員の3倍程度で締め切られてしまいます(いわゆる、足切り)。因みに、今年度の東大入試の足切り状況は以下のようでした。
科類によっては、一次(共通テスト)で7割取れていなくても二次試験が受けられています。一次の点数が約12%に圧縮されてしまうとは言え、基本事項が出題の中心である共通テストで8割取れなければ、東大の二次試験ではまともに戦えないので、共通テストで得点を取っておくことは大切です。

ドラゴン桜では620点から文二に合格するなど、ドラマなので多少の脚色はあると思われます。しかし、要は、土俵に上がれれば(=足切りを通過すれば)、勝負ができる可能性があるということです。ここには「まずは土俵に上がろう」という強いメッセージが込められています。

共通テストで80~85%の得点率であれば、東大合格は現実味を帯びてきます。基本事項の出題が多く、平均点が6割になるように作成されている共通テストです。ドラゴン桜のように高3になってから本格的に始動するのではなく、早い時期から基本を徹底していけば、共通テストで8割以上は必ず取れます。


コメント
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