先日の日曜日、2022年度第3回実用英語技能検定が実施されました。当学院の塾生たちも多くが受験し、今週の授業ではその手応えと今後のアドバイスをしています。
我が家の次男(中1)も3級を受験しました。実はちょうど一年前の小6の時にも3級を受験し、一次試験を合格しました。いざ二次面接試験に臨もうとしましたが、前日に受けたコロナウイルスワクチンの副反応で発熱したため受験をあきらめました。今回の受験では一次試験を免除できたわけですが、二次面接試験を受けるだけでも同額(6,400円)を払わなければならないので、「せっかくなら」と次男と話しあって、改めて一次試験からの挑戦となりました。
今回は中学の英語教科書『NEW CROWN 1』『NEW CROWN 2』の2冊を繰り返し音読して完全暗誦し、英単語もこの2冊に出てくるものに絞って臨みました。次男は中1で中2の教科書は持っていないので、ネットで購入して学校よりも一年早く「先取り音読」を実践しました。
自己採点の結果を一年前の結果と比較してみます。
2021年度第3回(正答数/問題数)
Reading 13/30問
Listening 17/30問
Writing 12/16点
2022年度第3回(正答数/問題数)
Reading 28/30問
Listening 28/30問
Writing 14/16点
Reading、Listening とも前回より大幅にアップしました。というか、「前回の R と L の正答率(50%)でよく一次試験合格できたな」というのが正直な感想です(笑)。今回の R と L の得点率は90%以上、Writing は私の採点による予想得点ですが、間違いなく一年前より良く書けています。
英語の勉強を始めた頃、英語の発音をする次男(当時4歳) 2014年11月撮影
ここから言えることは、やはり英語は音読が基本だということです。しかも、ただ音読するのではなく、次男の場合は教科書の全文を暗誦していました。これは私が中学時代に実践していた勉強法で、そのまま真似た感じですね。英語指導を生業にしている私ですが、我が子には文法的なことはほとんど教えていませんし、リスニング対策も何もしていませんから、音読暗誦の効果は計り知れないことが分かります。
英語が伸び悩んでいる人、英語が苦手な人は、まずは手元にあるテキストの英文を徹底的に音読するところから始めてみましょう。