英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

実力と自信があれば・・・

2023年01月15日 | 指導現場にて

この土日で大学入学共通テストが行われ、2023年度大学入試シーズンの始まりです。一昨日の夜、林修先生が現役高校生からの質問に答える形で、いろいろなアドバイスをする『生徒諸クン!』(テレビ朝日)という番組を見ました。

その中で、東大志望の女子高生が「愚問だと思いますが、マークシートで分からなかったら、(3)をマークするといいですか」という質問。林先生も「選択問題は記述問題とは違う難しさがあります。特効薬で何番を選んでおけば当たるということは全くないので、地道に訓練を積み上げて下さい」と答えていました。

至極当然のことですが、マークシートの並びで正答率を上げようなんて愚の骨頂です。出題者もそこを逆手に取って正解の選択肢を並べることがあるように思うこともあります。いつも思い出すのが、1992年の大学入試センター試験・英語第2問(文法語彙空所補充)の正答番号の並びです。

3 4 4 2 4 4 4 4 4 3 3 3 3 3 3 1 2

全17問中、4が5連続、3が6連続。仮に4問目を間違って4でマークしてしまうと、4が8連続となるという・・・。実力と自信があれば、同じ番号がいくら続こうが気になりませんが、マークシートを実際塗ると縦に並びが続くわけですから、ちょっと悪意がありますね。

 

数年前に私が受けたTOEICではパート5(文法・語彙問題)で、一問目から確か(A)が5つ並んだこともありました。でも、すべての問題に対して自信があったので、「なるほど、ETSもチャレンジングなことをしてくるな・・・」とほくそ笑みながら解いていました。もちろん、その回は990点満点で、アビメの文法項目も100でしたから、全問正しかったということになります。

林先生がおっしゃっているように、時間が足りなかったり分からなかったりして勘で選ぶことがないように、勉強を積み上げていくしかありません。今日の朝刊には共通テストの英語の問題が載っていますし、大学入試センターのHPからもプリントアウトできます。高2生は、来年の今頃には80分でこれができるようになっていなきゃいけないという強い決意を持って、問題と対峙してみよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする