大学入学共通テストから一週間。平均点の中間集計が発表され、前年と比べて英語と国語は難化、数学は易化、物理と生物で20点以上の差がついて得点調整の実施など、今年の傾向が見えてきました。
毎年のことですが、生徒たちの結果を見て実感することは、国公立大学を目指す場合、英語と数学できちんと得点できている生徒は、全体的な得点率が高く、志望校に出願できる傾向があります。これこそ、英語と数学が二大重要教科と言われる所以でしょう。高校に入学して最初のうちは、兎にも角にも英語と数学を一所懸命に勉強して得意科目にしておくと、大学合格が見えてきます。
さて、共テが終わると、必然的に国公立二次試験の記述対策の指導になっていきます。昨年末まで記述模試が難しく感じ、マーク模試の方を好んでいた受験生たちも、英語力が着実に伸び、共テを乗り越えた今頃から、記述試験に対応できるようになります。
「所詮同じ英語なんだから、マーク式の問題と変わらない」「記述式の方が解いていて面白い」と感じたら、それはもう合格に足る十分な英語力が備わっている証左です。