各高校、定期考査が近づいてきました。特に高校1年生にとっては高校最初の定期考査なので、緊張感もハンパないようです(^_^;)
多くの高1生の英文法のテスト範囲が文型や時制なので、既に当塾では指導し終えているところですが、確認のためにいくつか問題を出してみると、その解答が心許ないことに不安を覚えました。
「なぜその答えになった?」と問うと、多くの生徒が「発音的にこっちの方がしっくりくるから」とか「前半に will があるから」とか、全く的外れで、感覚で解答しているのに驚かされます。
毎年思うのですが、授業で習ったことが生かされておらず、正解すればOKという生徒は、その後の学力は伸びません。なぜなら、正解したとしても、なぜその答えになるのか論理的に説明できなければ、それは本物の知識ではないからです。
その答えになるには必ず根拠が存在します。自分が先生になったつもりで、その根拠を説明できるか?できなければ、その知識は砂上の楼閣( a house of cards)です。
I don't know when he ------ tomorrow.
(A) comes
(B) will come
(C) came
(D) to come
この問題の答えは (B) ですが、なぜ (B) なのか根拠を端的に言えますか?こんな単純な問題でも、英語は奥が深いのです。
我が家の庭ではアルストロメリアが咲き始めました。実はJA上伊那はアルストロメリアの生産量日本一なのです。高校生はテストが近くて大変ですが、周囲を見渡し、季節の移ろいを感じられる感性を持ちたいですね。高校生の頃の私は、そんな感性は微塵もありませんでした・・・(-_-;)