(「涼雨の安曇野ハーフ①」の続きです)
中間点を過ぎ、拾ヶ堰(じっかせぎ)を挟んでのスライド区間が続きます。トップで走っていた牛山選手やランチューバ―のけん玉ランナーさんの走りを見て、気合いを入れました。雨も少しずつ強くなり始めましたが、「カンカン照りの暑さよりは涼しい方が走りやすい」と前向きにとらえて、ラップを刻みました。13km過ぎのスライド区間でゲストランナーの三津家貴也さんとハイタッチ、そして、16km地点で毎年恒例となった有森裕子さんとのハイタッチで己を奮い立たせました。19km、豊科南小学校手前の右折で左脚に違和感が出て、攣りそうな前兆を感じました。でも、足の接地時間を短くして地面から反発をもらうフォームを意識して走り続けたら、その違和感もなくなりました。
去年はこの時点で既に右足が攣りかけていたので、「よし、まだ行けるぞ!」と自分自身を鼓舞して、ラスト2kmに入りました。雨が一層強くなり全身に打ち付けます。シューズの中もグショグショとなっていましたが、雨中のマラソンは昨年の京都マラソンで経験済みですから、慌てることもありませんでした。
緩やかに上る最後の直線も腕を振ってラストスパートしました。去年はここで気が緩んでしまったのか、右足が攣ってゴール直前で倒れてしまいました。今年は最後まで気を引き締めて、気持ち良くフィニッシュラインを横切ることに集中していました。ゴール!手元のGARMINでは、グロスで1時間29分50秒でした。
1kmごとのラップ(後半)
12km 4分09秒
13km 4分19秒
14km 4分06秒
15km 4分20秒
16km 4分16秒
17km 4分09秒
18km 4分13秒
19km 4分15秒
20km 4分20秒
21km 4分07秒
ネットタイムは1時間29分47秒、前半10.55kmを45分07秒、後半10.55kmを44分40秒で走り、ハーフマラソンで3回目のサブ90(1時間30分未満)を達成し、3rdベストの結果となりました。
(「涼雨の安曇野ハーフ③」に続く)