大谷翔平選手の40-40。同日に本塁打も満塁も40に到達し、しかも本塁打はサヨナラ満塁ホームランでの達成という漫画のようなシナリオ。
その時、現地のテレビ中継の実況の英語は何と言っていたのでしょうか。
Forty-forty!(40-40を達成!)
Walk-off grand slam!(サヨナラ満塁ホームラン)
No way!(冗談だろ!)
What a moment!(何たる瞬間!)
「サヨナラ」は英語では walk-off です。打たれたピッチャーが肩を落としてベンチに歩いて下がっていく姿が語源。
感嘆文を作る what の品詞は副詞です。
背番号11のロハス選手に飛びつこうとした大谷選手をロハス選手は抑制して、まずはホームを踏めというジェスチャー。野球規則の肉体的援助に接触する恐れがあるからでしょうか。この辺もドジャースの選手は冷静ですね。
長い歴史のあるMLBでは6人目の40-40達成者となり、126試合目での達成は史上最速。
因みに、日本のプロ野球では40-40の達成者は今だいません。もっとも近づいたのが1987年の西武ライオンズの秋山幸二選手でホームラン43本、盗塁38だそうです。