英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

戦うべき本当の相手

2022年07月08日 | 指導現場にて

長野県伊那市の大学受験英語専門塾「トラスト英語学院」の福澤です。

高校では文化祭が終わり、高3生は約2週間後に迫った夏休みに向けて、いよいよ受験モードになってきました。

さて、私が大学受験生だった約30年前は、個人情報などどこ吹く風、全国模試では成績優秀者の実名・高校名・志望大学が、本人の意思など関係なく冊子に掲載されました。現役時代にそこに名前が載ることなどなかったので全く気にしていませんでしたが、浪人して学力が伸び、成績優秀者として自分の名前が載るのが当たり前になって初めて、大学受験で戦わなければいけない本当の相手が、灘、開成、筑駒、日比谷、ラ・サールの生徒たちだと気づきました。

地方の公立進学校によくあることですが、その高校に合格して勝ち組のように思っていた自分が情けなくなりました。都市部の中高一貫校の学力の凄さを知る大学受験生は、地方では皆無と言ってもいいくらい少ないのです。クラスで一番、高校で一番になっても、そんなのはお山の大将、井の中の蛙。目を向けるべきは全国区です。

 

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2 コメント

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Unknown (伊那谷から)
2022-07-09 19:59:27
こんにちは。はじめまして。突然のコメント失礼します。
お子様が諏訪清陵附属中学に通われている記事を拝見しました。
我が家の子どもも附属中学の受検を希望しています。
我が家は伊那市から通うよりさらに遠い場所です。
公開授業や説明会で学校の魅力は存分に伝わっているのですが、往復3時間以上という、子どもの貴重な時間を通学に使う選択に対して背中を押していいのか悩んで悩んで悩んでおります。
子どもは1人の時間を上手に使えるタイプで、読書が趣味なので、電車で通学を体験してみましたが、電車の中で宿題をしたり読書をしたりして過ごし、大丈夫と言っています。
それでも毎日×6年間、通学だけでグッタリしてしまうのではないかと、心配です。
ご子息達の受検にあたり、通学時間のもったいなさはどのように考えましたでしょうか。
また電車の過ごし方の工夫等あれば、ご教示いただきたいです。
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諏訪清陵中受検 (福澤 健一)
2022-07-10 20:33:45
コメント、ありがとうございます。

まず、通学時間に関してですが、我が家も清陵中受検を考え始めた長男が小3の時に、実際に電車に乗って体験してみました。上諏訪駅を降りてから約20分の徒歩も加味すると、往復では相当な時間がかかりますが、本人も納得したうえで、受検を決めました。

飯田線の仲間はみな電車内の時間をうまく使っているようで、平均的に成績が良いようですから、通学時間がプラスに作用していると考えます。

我が家は長男が6年間通って高校卒業と同時に、次男が合格して今年から通っていますが、正直なところ、地元の伊那中でも良かったのではないかと思っています。学ぶ環境は大事ですが、結局は本人次第ですから、どこでもいいのではないかと思っています。次男にも「伊那中→伊那北でも大丈夫だよ」とずっと話をしていましたが、兄の背中を追いたくて受検をしました。幸い合格し、本人の意思を確認して通うことになりました。

ただ、親としては、6年間で定期代が約45万円かかりますし、清陵中がそれに見合う教育内容かと聞かれれば、YesともNoとも言えます。

要は、子ども本人の意思次第だと思います。子どもが「受検したい。絶対に通いたい」と思えば受検すべきだと思います。確かに、向学心あふれる個性豊かな
同級生ばかりですから、普通の地元の公立中学に通うよりは刺激的なのは間違いありません。

一時期の倍率ではないにしても、2倍以上の倍率ですから、受検しても受かる可能性は決して高いとは言えません。合格してから考えてみるのもいいかも知れません。

ざっくばらんに書かせていただきましたが、また何かご質問等があれば遠慮なくどうぞ(^^)/
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