英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

勉強しやがれ

2019年09月20日 | 指導現場にて
勉強とは、読んで字の如く「強いて勉める」こと。だから、勉強は嫌でもやらなきゃならない。勉強がつまらなく感じたり苦痛に思ったりするのであれば、まだまだ未熟。勉強そのものが足りていない。辛いから、厳しいから、という理由で現状から逃げても、好転するものは何もない。そこには逃げた者だけがたむろする妥協という生ぬるい場所しかない。

厳しさの中から、勉強する意義、大学受験をする意味を見出した者だけが、望む結果を手にすることができる。

安易で楽な道を選び、自分自身の心と向き合えない高校生は、もう一度考えてみるといい。一体全体、誰のための勉強だ?何のための大学受験だ?

結果が欲しいのなら勉強しろ。

図星を指されて悔しいのなら勉強しろ。

そして・・・、

自分を変えたければ勉強しろ。

いつまでも安易な道に逃げてんじゃねーぞ。勉強しやがれ。
季節は巡る。過ぎ去った時間を後悔しても取り返しがつかない。将来のために今という時間をどう使うか。すべては己の行動が決める。


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継続がもたらすsomething critical

2019年09月19日 | ランニング・筋トレ
To be or not to be; that is the question.

これはシェイクスピアの『ハムレット』に出てくる有名なフレーズ。高校では不定詞の単元で目にする学生も多いかも知れません。

最近、日々のランニングと筋トレのおかげで体が一層絞れてきたので、写真と共に次の文章をツイートしました。


To do or not to do; that is the critical question.
「やるか、やらないか。それが人生を左右する問題だ」
criticalは「批判的な」の他に、人生をも左右するくらい「重要な、決定的な」という意味があります。18年前、留学のために本を渉猟していた時に出会ったのが、松本道弘著『タイムを読んで英語名人』。その中で目にしたのが critical thinking という言葉。将来的には英語を駆使して、そんな思考法を手に入れたいとアツい想いを抱いていました。

ちょっとしたことの継続が人生をも左右する重大な(critical)結果をもたらす。ランニングと筋トレをしながら、そんなことを思い出しています。

今朝、愛犬を散歩していたら、ご近所の同年代の女性がジョギングをされていました。昨年の夏に走っているのを見かけて以来見ていなかったので、おそらくは続かなかったのでしょう。でも、また走り始めたようです。少し太り気味の方なのでダイエット目的だと思いますが、是非継続されて、どこかの大会でお会いできたら嬉しいですね。


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継続と成長の原点

2019年09月18日 | ランニング・筋トレ
昨日も最高気温が29.8℃と夏日一歩手前となり残暑厳しい信州伊那谷。昨日の午前中は近所の一周800mの周回コースをグルグル11周回って、9km走りました。3年前にランニングを始めた最初の数ヶ月はずっとこのコースを走っていたので、初心を思い出します。

周回コースを走るのは景色が変わらないので単純に感じますが、その分、忍耐力も鍛えられるような気がします。そして、走っている時は自分の思考に没頭することができます。仕事のこと、将来のこと、子どものこと。思考は巡らされることで整理され、論理的な答えさえ見えてくることがあります。ランニングの効用の一つだと思います。

そんなことを経験から感じ取っていたのですが、先月末に発売された『大迫傑 走って、悩んで、見つけたこと。』にも同様なことが書かれていました。もちろん、日本記録保持者の大迫選手と私ではレベルが違い過ぎますが、ランニングを通して感じることは同じだと思うと、またやる気につながります。

大迫傑選手のツイッターより
何もランニングに限ったことじゃない。英単語を覚えること、文法を学ぶこと、英文を音読すること。何事にも意義を見出そうとしているか。その姿勢こそ、継続と成長の原点です。


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指導雑感

2019年09月17日 | 指導現場にて
勉強の基本は暗記。それは誰でも分かっている。

でも、その暗記を徹底しようとしない。

受験の本当の厳しさを知らないから、「こんなもんでいいか」と妥協する。

そんなんでは、本番で痛い目に合うだけだ。

センター試験、私立大一般入試、国公立二次試験。すべては基本事項の暗記から始まる。

まだまだ甘いよ、高校生諸君。

その程度の単語を知らなくてどうする。

そんなあやふやな文法力で何ができる。

高3になってからやれば間に合う?Famous last words.

大学受験は、まだ経験していない君らが考えるほど、甘くないんだよ。

だから、指導されたこと、授業で習ったことを、今から確実に一つずつ積み上げていくしかないんだよ。

まあ、こう言ったところで、伝わらないんだろうけど・・・。実際に自分自身で痛い目に合わない限りはね。

大学受験で培われる力とその意義に気づき、凡事徹底した者だけが、自分の望む道を歩むことができる。

いつまで冷めてんだ。もっと自分の人生にアツくなれ。


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「改革」ではなく「改悪」

2019年09月16日 | 2020年大学入試制度改革
2020年度大学入試制度改革の一環として英語に民間試験が導入されますが、来年4~7月の間に行われる英検の予約受付が明後日から始まる予定です。問題が山積しており、そのどれ一つとして解決されていないのに、本当にこのまま見切りスタートをしてしまうのでしょうか。

多くの識者や関係者から懸念が表明されているにもかかわらず、マスコミをあまり取り上げず、また、大臣の記者会見答弁も的を射ていないものが多いですね。しかし、SNS上では改革の延期・中止に向けて、大きな波ができつつあります。ツイッターでインド校長さん(@EGA_Japan)が問題点を分かりやすくまとめて下さいましたので、ご紹介します。
こんなにも問題や懸念があるのに、強行するのでしょうか。2020年度大学入試制度改革はすでに頓挫しています。もう「改革」ではなく「改悪」。これでも無理にやり押し進めようとするのなら、そこには知られると不都合なカネが存在しているはずです。

日本の教育の根幹をなす大学受験で起こっているこの状況に関し、政府は国民に対して説明責任を果たすべきです。


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フルを走る自分をイメージする

2019年09月15日 | ランニング・筋トレ
MGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)を見ながら休日を過ごしています。マラソンが趣味の人にとっては、たまらないレースですね。ウォームアップ、フォーム、レースメイキング等々、見所が満載です。

そんな一流選手の走りを見ながら、21日後に迫った初フルマラソンのイメージを膨らませています。小出監督著『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』を参考に、10km毎のタイムを想定しました。

スタート~10km・・・55分00秒(5分30秒/kmペース)
10~20km・・・54分10秒(5分25秒/kmペース)
20~30km・・・54分10秒(5分25秒/kmペース)
30~40km・・・53分20秒(5分20秒/kmペース)

この通りに行けば、40kmで3時間36分40秒です。残り2.1975kmは気力で行けると思うので、とにかく40kmまでをどう組み立てていくかです。ハーフとフルは全くの別世界と言われていますが、ハーフでの私の走力は4分45秒/kmですので、フルでは飛ばしたい気持ちを抑えて、前半を5分25~30秒/kmにまとめ、いかにして後半に備えるかが全てです。

練習は充分に行ってきましたので、自信を持って4時間を楽しむだけです。


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不都合な事実

2019年09月14日 | 2020年大学入試制度改革
自分自身の英語学習経歴と15年以上に及ぶ指導経験に基づいて、「これらを知らないと大学入試では戦えないし、英語なんか一生できるようにならない!」という基本イディオムと語彙100問を、この時期に高3生にテストしています。毎年のことなので、内容や意図についての詳しいことは以前のブログ記事「暗記を徹底せよ」や「変わる高3生」をお読みいただければ幸いです。

さて、この100問を知らないで第一志望の大学に合格しようとするのは、例えるなら、ランニングを普段していないのに「フルマラソンで3時間を切ります!」と言うのと同じことです。無理なものは無理。この程度のことさえも知らなければ、英語を読む・聴く・書く・話すのいずれもできません。知らなきゃできない、当然のこと。

そして、これは事実として・・・。英検2級に合格している生徒でも毎年30問前後しか出来ません。ひどい場合は15点前後もいます。その程度の英語力でも受かってしまうのが英検2級です。それを大学入試で代用しようとしているのです。これは、民間試験導入を進める上では、明らかに不都合な事実。こんなんで学生の英語の実力を担保できるのか。しかも、内容・レベルの違う民間試験を一律に比較できるのか。甚だ問題です。従来のセンター試験の英語で1点刻みの方が公平・公正で、誰もが納得できるはずです。

昨夜は中秋の名月。日本の大学入試制度改悪に心が揺れ動きますが、たまには綺麗な月を愛でて、気持ちを落ち着かせよう。

KAGAYAさんのTwitterより
※写真の掲載については、KAGAYAさんがツイートで許諾されています


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走りたくなりますよ(^^)/

2019年09月13日 | ランニング・筋トレ
昨日はいいお天気でしたが、大陸型高気圧が太平洋高気圧と入れ替わり、前日と違ってひんやりとして一気に秋になった伊那谷です。
そんな空気の中を10kmを走りました。連日の10km走になり、これで今月は既に110km以上を走ったことになります。走り始めると、いつも「疲労がたまっているから今日は5kmくらいにしておこう」と思うのですが、3kmを過ぎる辺りから呼吸と血流のバランスが整うせいか、走りが急に楽になります。そうすると「8kmはいけるね」となり、気づいたら10kmを走っています。

そんなランニングの奥深さを、私は自分で体験して分かったのですが、初心者に分かりやすく解説したランニングの本があります。
ランニングの基本と新しい考え方を、今話題の中野ジェームズ修一さんが、マンガと共に分かりやすく解説してくれています。

スポーツの秋。「健康のために走らなきゃ」と思いつつ、一歩を踏み出せない方に一読をお勧めします。走りたくてウズウズしてくるはずですよ。


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地元の大会へ Away we go!

2019年09月12日 | ランニング・筋トレ
先日のハーフマラソン大会の疲れが残っていますが、来月の初フルマラソンに向けて距離を踏みたいので、今週はアクティブ・レストでタイムを気にせずに走っています。途中、今月末の強歩大会に向けて体育でランニングをしている母校・伊那北高校の生徒たちとすれ違ったり並走したりします。

一昨日も高2生とすれ違った時、「福澤先生~!」と黄色い声をかけられました。振り返ると、高1の時から指導している英語が学年トップの教え子でした。JKから声を掛けられるオヤジの割合は全国的に相当に低いはずですから、仕事の役得にご満悦なアラフィフです。
さて、私の地元・伊那市にはマラソン大会がありませんので、信州駒ケ根ハーフマラソンが準地元としての大会となります。今月末に行われる第7回大会の出場者名簿を見ていたら、同級生・元同僚・ラン友さん・生徒の親御さん等々、知り合いばかりでした(^_^;)。さすが地元!恥ずかしい走りはできませんね。日々の練習にも気合いが入ります。ということで、最高気温31.2℃で6日連続の真夏日・高湿度となった昨日も10kmを走り、これで今月の走行距離が早々に100kmを超えました。

因みに、今年の駒ケ根ハーフの出場者数は4,006人で、46.4%は県外からの参加だそうです。これだけでも相当な経済効果ですね。


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UUが70万に到達

2019年09月11日 | 2020年大学入試制度改革
気がつけば、本ブログのアクセス数(UU)が70万を超えていました。と言っても、このAutoPageブログに引っ越してくる前のAOLダイアリーでは12万8千以上いただいておりましたので、14年間4ヶ月で82万以上のUUアクセスをいただいたことになります。

※UUとPVの違いは以下をご参照ください。
ユニークユーザー(UU)・・・「Unique User」の略。ブログを訪問した単純な数。10人の別人がそのブログを閲覧すれば、10UUとなります。そして、その10人がそれぞれそのブログの別ページを5ページ見たとしたら、それは50PVとなります。

ページビュー(PV)・・・「Page View」の略。ブログのページが開かれるごとにカウントされる。例えば、1人の訪問者があり、その訪問者が10ページを閲覧すれば、10PVとなる。
最近はランニングと筋トレの話題が多くなり「本職は何ですか?」と聞かれれば、「フィットネストレーナーです」と憚らずに答えてしまいそうなくらいですが(笑)、英語習得とランニング・筋トレで結果を出す過程は、驚くほどに共通点があるのも事実です。そのキーワードは「小さな継続」。これからも、英語・ランニング・筋トレの話題を通して、日々の小さな継続を積み上げていく意義を発信し続けてまいります。

さて、内閣改造が行われ文科相も変わりました。混迷を極めている英語民間試験を中心とした2020年度大学入試制度改革に、このままゴーサインを出すのか、それとも延期・中止の判断を下すのか。昨日は全国高校長協会が2021年度以降への延期と制度の見直しを求める要望書を文部科学省に提出しました。以下は毎日新聞からの引用です。
2020年度に始まる大学入学共通テストで導入される英語民間試験について、全国高校長協会は10日、21年度以降への延期と制度の見直しを求める要望書を文部科学省に提出した。萩原聡会長(東京都立西高校長)は報道陣に「受験生の不安が解消しておらず、来年4月のスタートは難しいと考えている。一度、立ち止まってほしい」と述べた。

英語民間試験は英検やGTECなど7種類が予定されているが、試験の内容に差がある▽地域によって受験会場数が異なるなどの課題が指摘されている。要望書は「公正、公平の確保が依然として担保されていない」「地域格差、経済格差などの諸課題が解決する見通しがたっていない」などと指摘。「先を見通せない状況で、学校は生徒に受験の指導を開始せざるを得ない状況に追い込まれている」と訴えた。

萩原会長は「英語4技能(読む・聞く・話す・書く)を測る方向性を否定するわけでない。民間試験の日程や会場の詳細、大学の活用の有無などが明らかになってから生徒が受験するのが本来のあり方だ」と語った。

一方、柴山昌彦文科相は10日の閣議後記者会見で「(延期をすれば)大きな混乱を招く。スケジュールどおりに実施する必要がある」と述べ、延期する考えがないことを強調した。
7月にも要望書が出されているにもかかわらず、それに対する具体的な回答もないまま2ヶ月近くが過ぎたことになります。いったい、国は何をやっているのか?不安な高校生の心情や、混乱している受験現場の現状を分かっているのか?理解に苦しみます。


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