事務的な手続きの依頼で商工会議所にメールをしました。わずか30分後に手続きが完了したという返信メールがあり、「仕事が早い!」と感心しながら、担当者の名前を見ると・・・。どこかで聞いた覚えが。そう、こんな時、英語では ring a bell というイディオムを使います。LONGMAN には次のような例文が出ています。
Her name rings a bell, but I can't remember her face.
(彼女の名前はどこかで聞いた覚えがあるが、顔を思い出せない)
今回メール返信してくれた担当者は、もう十数年前に前職の塾で、彼が高校生だった時に教えていた生徒でした。上述の例文とは違い、しっかりと顔も覚えています(笑)。
こういう実用的なイディオムや表現は、大学入学共通テストの前身である大学入試センター試験でもよく出題されていました。最後のセンター試験となった2020年には、それこそ ring を使った ring in the air(印象を残す)という表現の言い換えが問われました。2015年には have a penchant for ~(~の強い好みがある)という語彙も出題されました。いずれも前後関係から意味を推測させる良問でした。現在の共通テストではこのような問題は出題されず、英文の内容をひねくり回して受験生をひっかけようとする知能テスト的な設問が多いので、その出題形式の見直しを求めている英語指導者は少なくないはずです。
さて、2025年1月18日(土)・19日(日)に実施される大学入学共通テストまでついに100日を切って、99日となりました。英語が伸びてきているのだけれど何か壁を感じている、もう一つ上のレベルまで行きたい等々、最後の追い込み(the last-ditch effort)をしたい受験生の方は、遠慮なくご相談ください。また、高2生は365日+約100日後に共通テストを迎えます。大学受験に向けて本格的にスタートを切るには最高の時です。英語で差をつけたい、英語を克服したい、そして、英語で大学受験を勝ちたい!という高2生も、大学受験の相談や体験授業等々、遠慮なくお問い合わせくださいね(^^)
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