とうとう年の瀬、 今日で2024年も終わりです。
親父のことを始めとして、色々と有ったな~ と思いますが、来年はどうだろ・・・・
平穏であれば十分なわけですが、世の中に絶対安定何つ~物は無いわけで、良いときが有れば悪い時もある。
良いときは調子込まずに、でも良い時を楽しみ、つねに考えて質素に、かつ倹約して備える。
悪い時にはそれを乗り越えさえすれば良いわけだから、一に努力、二に工夫、三に希望。
焦らず慌てず諦めず。
上を向いて歩き続けねば、人は滑り落ちていくだけだから。
と与太話はそれくらいにしておいて、昨日の続き。
ダブルタイヤ
これがね~キャンピングカーの場合は結構重要で、出来ればダブルタイヤがベスト。
シングルタイヤでも何ら悪いことは無いのですが、 どうしても重量の有る車ですので、
万が一のことを考えるとダブルタイヤがベストなんです。
きちんと定期的にタイヤを交換してエア圧を監視するモニターを設ける等の注意を払っていると簡単に起きる物では無いですが、
普通車に比べて年間の走行距離がどうしても短いのが、キャンピングカー。
あっというまに年月が経過して、溝バリなので油断していると劣化が進み、ある日突然バーストしたりという事が起きる。
自分の経験ですけど、高速道路走行中にフロントタイヤがバーストしたことがあります。
このときはハンドルに異常な振動を覚え、速度を落として路肩に寄せた瞬間にドカン!
ほぼ停止寸前でしたから30キロくらいだったでしょうかね・・・
そんな経験があるので、フロントはダブルに出来ませんが、リアはダブルタイヤが良いんです。
ルーフ収納
居住空間を大きく取るキャンピングカーの場合、車体に出来る空間は、ほぼ余すこと無く収納に割り振られているものですが、
それでも限界というのが必ずやってきます。
その場合に、収納空間として後付け可能なのがヒッチキャリア、そしてもう一つはルーフキャリア。
二つとも屋外で使う物を入れることが多いのですが、ヒッチキャリアの場合はボックスを載せないと雨ざらしのまま。
比較的大型の収納を設けられるのがルーフボックス。
ただ、これが確実に取り付けられるか?というと、ルーフ形状に左右されることもあり、また取り付け場所の強度などが
大きく影響する。
軽量化を追求することから、ルーフは人が最低一人乗ってなんとか?大丈夫くらい・・・・で有ったりした場合、ボックスを取り付けて
そこに椅子やらテーブルやらを入れるとすぐに人一人分の重量にはなってしまう。
それを載せて走ると、空気抵抗やら左右に揺られる慣性モーメントがルーフに掛かり、だんだんと天井がグスグスになってくる場合も有る。
他にはそれでさえ重心が高くなりがちなキャンピングカーをさらに高くしてしまうことで、それが走行時に影響する場合もある。
初めからルーフに積載することを想定して設計されている車は良いとしても、そうで無い車の場合は注意が必要だ。
フックアップ
アメリカ大陸を何千キロもキャンピングカーで旅したことがある僕にとって、これが殆ど無い日本のキャンプ場は、
マジでお粗末に見えてしまうのだけど、狭い空間にテントぎっし張らせて、できる限りキャンパー達を押し込んで儲けたい以上は、
仕方の無いことでは有るけれど、
シーズン以外は殆ど人が来ない場所でもあるので、仕方ないかなとは思う。
電源装備のキャンピング場は、以前より大分増えているけど、電源と排水ライン&給水の三つ、いわゆるフルフックアップとなると、
かなり少ない。
日本のキャブコンで、このフルフックアップに対応した車種がどれくらいあるか分からないけど、そんなに多くは無いと思う。
フルフックアップはマジで快適で、水道が使いたい放題、電源有るのでエアコンは余計なことを考えずに使えるし、電子レンジもしかり。
排水が儲けられていると、洗い物はしっかりできるし、接続と同時にキャンピングカーは完全なる家になるわけで、
+きちっとした料理の出来るシンクやバーナーがあると、何ヶ月も暮らせてしまう。
アメリカのキャンプ場は当然のようにコンランドリーがあるし、 LPGガスのステーションも有り、
簡単にキャンピングカーのガスタンクを充電できるので、煮炊きの燃焼を心配する必要も無い。
ただ、大陸故、真横にコンビニエンスストアが有るわけでは無から、買い物は車で行くことになる。
その車はどうすんの?というと、キャンピングカーに牽引装置が取り付けられていて、小型車を引っ張っている。
トレーラーだと、キャビンを切り離せば、トラクター(頭)が独立して、これは普通の車(トラック)なので、そうしているのもかなり多く居る。
道路が広く、全米に信じられないほどあるフルフックアップのキャンプ場に、季節ごとに移動して残りの人生を謳歌する
リタイヤ夫婦が当たり前の様に居て、これも羨ましいかっぎり。
トレーラーは長さ12mとか平気であったりして、内部が半二階建てで、4LDKとか5LDKとか凄い。
*貧困層の人たちの家として使われることも多い。
隣との離隔距離が大きく、場内は綺麗に駆られた芝生で、隣近所さんとの関係を気にする必要は無く、何かあっても
違うキャンプ場へ移動すれば事は面倒にもならずに済む。
理想的なんですね。
しかし・・・・・一泊当たりの支払いが余りにも高すぎる。 日本のキャンプ場は。
上記のフルフックアップ、月単位の契約で、使いたい放題で二~三万円なんてのはざらで、自宅構えて生活するより遙かに安く済む。
日本もそうなってくれないかな~と長い年月思い続けているけど、無理だろなこりゃ!! たははは!
FFヒーター
車生活?で一番辛い季節は夏と冬。
夏はエアコン、冬はヒーターが有れば快適に過ごせるわけだけど、 日本製の高度な制御機能を持つエアコンは
実際にキャンピングカーでの生活を豊かにしてくれているのは間違いない。
問題はデカい室外機で、それを車体の一部分に組み込んでいる車、もう一つは車体下に横設置して、
キャビンのスペースを削ること無くエアコンを使うことを可能にしている車と、半分くらいに別れるだろうか。
この室外機横倒しを特許としてもつサプライヤーは日本に一つあり、その横倒し可能なエアコンの価格は35万円とか何とか。
それに取付けを頼むと70~100万。
ちなみに、そのサプライヤーと全く違う方式にて、横倒し取り付け可能なエアコン特許(特許庁登録済み)を僕は持っています。
*実用新案登録 実願2024-002745 号
話を戻しますが、エアコンは100Vの日本製が良いのですけど、昨今といっても5年くらい前からかな・・・・
DC12Vで駆動可能なエアコンが中国で造られ、それが最近のキャンピングカーに搭載されるようになってきている。
ただ、制御が単純で、造りも大雑把。
室外機は小型のファンで冷却する為に高回転となり、そのファン騒音はかなりうるさいです。
空間の熱を奪うのに必要な消費エネルギーというのは、100Vで有ろうがDC12Vで有ろうが計算上は余り変わりませんから、
DC12Vで冷やせると言っても消費電力は800W程度消費する。
DC12Vだと60Aくらいの電力を消費し、
当然、それに見合う大容量のバッテリーが要求されます。
一応、インバーター制御ですから、室内が冷えてきて、コンプレッサーの消費は少なくなるのですが、車内空間がコンパクトな小型の
キャンピングカー向けという感じで、それ以上の車だと日本製の100Vを使ったエアコンにはかないません。
コンプレッサーを作動させるためのインバーター損失初めとしてエアコン自体の効率が、日本製のエアコンの場合は遙かに良いので、
消費電力は600W程度。
ちなみに真夏の炎天下で、特にハイエースベースでDC12Vでキンキンに車を冷やす事は、初めから考えない方が良いかと思います。
基本的に断熱性に優れたキャブコンなら良いですけど
続く。