火曜日から水曜日に一泊二日、 長野県の志賀高原近くにある ”金具屋旅館”に行ってきました。
ここは、宮崎アニメの千と千尋に出てくる”油屋”とそっくり似ていて、 建物外観もそうですけど、中の造りが迷路みたいな感じであり
尚且つ宮大工さんが遊び心満載で創りあげたくふうがそこいら中に散りばめられている不思議な旅館です。
火曜日は1時限だけ授業がある娘を迎えに、大学近くまで行って娘をピックアップ。
その後すぐにファミレスで昼食。
そしてしばらく国道を走って高速道路に乗りますが、関越道から上信越道へのルートを取りました。
天気予報は曇りとのことでしたけど、いつの間にやら真っ青な空。
しかも暖房不要なほど暖かくて・・・・・ 冬だよな~!?確か今は???
かなり距離があるので、途中で娘に運転を交代してもらうと、僕は後部座席でウトウト。
4時半頃には到着しましたけど、典型的な昔ながらの温泉街で。
古典的な雰囲気を色濃く残しつつ、それでいながら街全体を近代的に綺麗に創りあげてある。
この温泉街で働く人たちがどれだけ地元を愛しているかがよく解ります。
部屋に入るとまず一風呂 鎌倉風呂というやつでしたけど、空いている・・・・
確か平日なのに満室のはずだったけど??? 余裕があるのか? いや風呂が多いということもあるか?
まあいいや!
そして5時半から建物8階で 9代目さんによる、金具屋の歴史と建物の造りに関しての話(ミニツアー)を拝聴しに行きました。
*天井が映画の中に出てくる 油屋と、ほぼ同じ形です。
何でも、この旅館は元々本当の”金具屋”さんだったのが、湯治湯としてお客さんを泊めるようになり、
それを始まりとして江戸時代半から約250年近い歴史と伝統があるらしい。
話は非常におもしろくて、 9代目さん自らが建物内を移動しつつ案内してくれました。
*下はキャンプで髪を整える女性の絵、中国絵画ではありません。
何でも明治の頃の絵とか
館内には3つの源泉(金具屋さんの)と、それを使った8つの温泉が各階に散りばめられており、さらにそれぞれ特徴有る凝った造りの部屋がたくさん有り、
歩いているだけでも楽しいわけですが、余り細かく書くとネタバレというか・・・
実際に見ないと面白さは判らないものですから、このブログではこのくらいにしておきます。
*水車の部品が使われている階段手すり。
大体30分程度の簡単な説明ツアーでしたけど、十分に楽しめました。
*皆が解散しても9代目さんに質問していた娘と家内。
*千と千尋の花札もありました。
ツアーが終わると、夕飯。 「まってました~!!」
キャンペーンの格安ツアーを娘が見つけて、だいぶ前に予約を入れていた家ですけど、
金額が安いので部屋のグレードがすこしだけ落ちただけで、食事は他と同じ内容です。
3人でビールと日本酒傾けながら舌鼓を打った食事でしたが、食べきれないほど。
そして各種工夫の凝らされた内容であり、格好付けるわけでも無く、すなおで本当に良い夕飯を取らせて頂きました。
すぐ真横に 世話をする女中さんが正座で座っていたので、慣れていない家は少し気恥ずかしかったです。
*メニュー
*テーブルの上の感じですけど、これ以外にまだ幾つも出てきます。
写真の撮り方が悪くてスイマセン
おかずの量が多かったので、娘も家内も僕も御飯が食べられず・・・、でもデザートだけはしっかりと食べました。
部屋に戻ると、すぐ支度して3人で温泉街に出てみます。
そうそう、千と千尋の 油屋は こんな感じ。
金具屋さんはこれです。
そんなに遠くへは行きませんでしたけど、昼間晴れていたはずが、何時のまにか雨で路面が濡れ居ている?
いつ雨降ったんだ?
って、ある意味良い雰囲気なわけですけど、そんな温泉街を3人でうろうろ。
この”渋温泉”は、温泉街の至る所に”温泉宿泊者だけが利用可能な家族風呂”がたくさん有り、
*こんな感じ
娘はこの散歩の後に、もう一度それらに入りに行ってました。
後で聞いたら、何カ所も温泉のハシゴをしたとか何とか
街の横は川が流れている訳ですけど、温泉通りからすると、裏になるわけでして、 写真で撮ると質素な感じ。
橋を渡ったところに変な猿が・・・・・・ いた・・・・・・
しぶざるくん という名前らしいです。
さて、散歩から戻った3人ですが、かなり飲んでいた僕は早々にお休み。
家内はテレビ、娘は温泉街の散策に再び出かけていきました。
翌日話を聞いたら、足湯とかも有り、 そこで外人さんのツアーの人達、中国人の観光客さん達とお話をしていたらしくて、
相変わらずじっとしていないし、変なところで社交的なんですよね、うちの子は。
しかし、いいんだか悪いんだか? 1人でスイスの世界大会で戦って帰ってくるような娘ですから
まあ、心配ではあれど、首に縄付けて置くわけには行きませんから、 注意すべき心構えの教育もその時にし終わっているし、
不要な干渉は親としては、したくは有りませんから。
さ、一日目の終了です。
明日は 松本です。