帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

地デジアンテナを取付け その1

2025年03月13日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

実家のテレビの話で恐縮なのですけど、以前はケーブルテレビのJ-COMを契約していた。

ところが、サービスステーションが近隣から全て撤退してしまった・・・・。 

実にいい加減な話な訳でして、どんどんとサービス拠点を無くし、=ユーザーを放置して後は自分で何とかしろ的な態度。 

最低~~~~~!! なわけ

 

で、機器の故障や、写りがおかしくなったりした時も、以前ならサービステーションがすぐ近くにあったので、

母親が顔を出すとスムーズに対応してくれた。

ところが、最後の契約ぶった切る直前には、母が何度も電話連絡をしても「たいへん混み合っておりますウンチャラカンチャラ、お掛け直しください」という、れいのごとくで、実に腹立たしい状態。

で、「さすがにやってられんわな!」と 月8千円近い費用払っているのにインターネットも無いし、「ふざけんなよ!」と、思っていたら、タイミング良く?サービスが開始された(実家のある地域)のがNURO光。

 

早速ネットと光テレビを契約して、J-COMとは当然のおさらば。

それが23年の梅雨頃だったかな~、で、インターネット使えるしで、これで万事OKだとおもっていたら、

思わぬ問題が発生。

94歳になる母親が、どうにもリモコンを使いこなせず、時々変なボタンを押してしまうことで、番組が見られなくなる。

僕自身、そんなに複雑な操作では無いので、使い方を何度も母に教えたのですけど、聞いているようで聞いてないし、そもそも、リモコン自体に不要な(お年寄りにとって)機能が満載なわけですから、それ自体を理解することは困難。

故に、これまで何度も僕の方へ「テレビが映らない!」と連絡が有ったりした。

 

そんなことから、いわゆる、アマゾンとか電気店で売っている操作が簡単にできるリモコンを購入してみたけど、そのなかでもSTBに対応しているのを買ったけど、碌な代物ではなかった。  というか・・・・

 

普通のテレビは、メーカーを合せてセットすれば簡単に済むのだが、 STBのメイン電源ボタンはまったく駄目。

なので、学習式を購入してみたが、なんどコピーを試みても、操作が出来ない。

 

NURO光テレビのサポートに連絡して「どういうことなんかいな?」と聞こにも、例の糞の役にも立たないAIが応対するし、HPをみてみると、チューナーには、リモコンのIDうんたらかんたらで、どうやら普通の信号では無いらしいことが判明。

 

他にも、お年寄りにまったくもって不向きなのが、STBの電源入れるとまず表示されるのが光テレビのページで、

そこから地デジを見るには、ボタンを押して切替えるわけだが、その切り替え自体がお年寄りには無理。

 

母は 「NHKだけ観られれば良いから・・・」と言うが、そんなことなんか無い事は僕も解っているので、他のチャンネルも観られるようにしたいのだが、その信号をコピーして操作可能にする”簡単リモコン”が、STBの電源信号を受け入れないのですからどうにもならない。

STBを造っているメーカーが お年寄り向けの限定した操作を記録できたりする、簡単リモコンとかをオプションにしてくれればよいのですが、そういった気はさらさら無いわけで、言い方は悪いが、 「操作できないならテレビを観るな!」と言わんばかり。

 

なら、屋根の上にアンテナを建てれば良いんじゃ~ねの??と普通は思うわけだが、実家の辺りは時々凄まじい強風が吹くことがあり、遙か以前に何度かアンテナが倒れたことがある。

そんなところに来て、TXの路線が引かれ、電波状況が悪くなったりという経緯もあって、J-COMを引いていたわけだ。

しかし・・・・・J-COMのサービスが最低となり、その代わりに導入した光テレビが糞じゃ、マジでどうにもならないわけでして、

お年寄りにとってはテレビは生命線???ともいえることから、簡単リモコンで全チャンネルが簡単に操作できる様に、

元に戻ってアンテナを屋根の上にとりつけることにした。

 

とりあえず、アンテナの選定ですが、実家の近隣の家をみると、大体20素子くらいの八木アンテナが多く、

ただ、これは2階建ての家の話。

平屋の家だとアンテナの高さが簡単に取れないので、20素子以上ということになる。

利得の高いアンテナということになるのですが、僕が選定したのはマスプロの4段導波器UHFアンテナ。

LS306TMHというタイプで、動作利得感度は12.9~16dbと非常に良く、但し・・・・・デカイ。

長さ3mもある代物だ。

https://www.maspro.co.jp/prod/ls306tmh/

適合マストは径22~48.6mm、八木アンテナの考え方は、素子が電波を受けると、各素子との間で電波を相互に反射して増幅し、最後に給電部で電波を受け取る。

放射、反射、導波の3器でなりたち、原理は非常に面白いのですけど、その説明をし始めると長くなるし、基礎理論説明だけで皆さんウンザリする事はまちがいないので、ここでは省略。 ハハハ

水平垂直偏波対応で、といっても、現在はほぼ水平偏波だけど、両対応は保険みたいな物。

 

次は ポールで、アンテナおっ立てる為の、ただのパイプでして、実家の辺りの風の強さを考えると22mmは苦しい。

なので自分は32mm。

ちなみにこのアンテナでつかえる、最大の径は約50mmで、これは工事現場の単管鉄パイプよろしく太すぎるので、使いません。

さらに一番?重要な馬。

https://dxantenna-product.dga.jp/detail.html?id=2060&category=&page=1

安いのもあるけど、 何度も書きますが、強風吹くので それ以上の耐久性の物が必要。

マストの締め付けボルトが、2方向からで、風でアンテナが廻ってしまうのを防げます。

50mまで耐えるらしい????のと補助金具があるので選定。

マストの32mmに対応しています。

 

これで基本のセットが揃うわけですが、 更に必要なのがブースター

https://www.maspro.co.jp/prod/ub45ss/

利得調整機能を持つ物がよくて、というのは利得が良すぎると、テレビの方で画質が悪くなる等の影響がでるので、

それを調整できる物が良い。 

といっても、アナライザーやレベルチェッカーとか持って無いので、実際は受信画像見ながらの調整となるわけですが、

といっても、実家の電界状況はそんなに良いわけではないと思えるので、このくらいの物でOK

職場にある測定器は地デジには対応していないし、数百万する物なので、万が一落としたり壊したら首になる?かも(笑)

 

後、必要な物は、そのアンテナやブースターを支えたり、室内へ信号を導くケーブル

ケーブルは距離考えると5CFBで十分。

他にはアンテナを支えるそれぞれ。

 

支線は当然のステンレス。

30mもあれば十分です。

ステン支線をアンテナポールに固定する。

ステー金物。

ステンワイヤーを屋根の破風版や鼻隠しに留める、支線留め

そして支線に張りを持たせるためのターンバックル。

これが無いとアンテナがグラグラして、特に強風時に揺れが激しくなって、最後は支線が切れたり、

支線止めが抜けたりして倒壊します。

そんなわけで、以上全部で約5万円の出費。

まだ全部届いてませんから、そろったら実家に行って取付ける予定です。

 

しかし・・・・・平屋だから良いけど、2階建てだと、落ちたら間違いなく死ぬので、そういった意味では気持ちが楽です。