パンフを写す
横浜・神奈川県民ホールギャラリーで開催されている杉浦康益さんの陶芸展「陶による大地の恵みを謳う・自然の息吹のかたち」を見に行ってきた。11月5日まで。入場料は一般700円なのだが、65歳以上は無料だった。で、図録を買った。
作品は大きなものだ。花なら花、まずその精緻さにびっくり。しかもただ形を写しているだけではない。その花の気品さもちゃんと写している。へぇ~、こんな作品を作っていたのだ。
杉浦さんは真鶴で作品を作っている。ずっと以前、松本農園で開かれた杉浦さんの作品展へ行ったことがある。その後NHKで紹介された番組も見ているが、石は知っていたがこういう花などの作品は知らなかった。とってもいい。
特に以前から作っている石はいい。天然石の重さ、温かさもうつしている。二つの石を並べた群像には、なにかやさしい語らいがあるように感じられた。それを紹介しようと思って、図録にないか探したが、載っていなかった。時間があったらぜひ見ていただきたい世界である。