本橋成一写真展に行って来た。本橋さんの写真は若い頃の写真は除いて、ほとんど見ている。今回は写真をはじめたいきさついや、そのころの写真も紹介されていて、とてもたのしかった。写真についている説明文がユーモラスで思わず笑ってしまった。
ガーディアンガーデンの会場と別に、リクルートにも展示場があった。リクルートの方はチェルノブイリ関連とバオバブの写真が並んでいた。チェルノブイリの方はおなじみである。バオバブの写真がいい。ちょうど本橋さんがいらした。伺うとバオバブは2年後に映画になるのだそうだ。バオバブとそれをとりまく人間も含めた生物の共生、そういったものに視点を当てて、映画化したいと言っていた。バオバブは、「星の王子さま」の影響で、悪役にされているが、実際には実に役に立っている木なのだ。きっといい映画が出来るだろう。「たのしみにしています」と言って失礼した。本橋さんの顔がますます柔和になってきた。
本橋成一「写真と映画と」
デビュー作『炭鉱〈ヤマ〉』から、
チェルノブイリ三部作、新作「バオバブ」まで
本橋成一作品展
2007年5月7日(月)~6月1日(金)
11:00a.m.~7:00p.m.
会場 : ガーディアン・ガーデン
(水曜日は8:30p.m.まで。但し、5月23日(水)はトークショーのため6:40p.m.まで)
土・日・祝祭日休館 入場無料