ふとテレビをつけた。岩ガキが写った。どこだろう。なんと隠岐だった。中ノ島の海士町が冷凍技術で、岩ガキを冷凍して出荷できるようになったというのである。岩ガキを養殖できるようになったから、時期でなくても食べられるとは聞いていたけど、冷凍の話は知らなかった。食べた人たちが海の香りがすると言っている。カキ好きはさっそく食べてみたい。ネットを探したがまだネット販売はしていないみたいだ。
番組の映像に、中ノ島に向かう船に外人の姿があった。その人はアイルランドの水産業の人で海士町の冷凍技術の視察に来た人だと紹介していた。ナレイションが生牡蠣をたべるアイルランド人をアップして、アイルランドではカキを生で食べることが少ないと話していたが、これは間違いだよ。アイルランドのカキは平たいカキで日本やフランスのカキとは違うけど、ちゃんと生で食べていた。私はゴールウェイ(水槽にたくさん活かしていた)でもダブリンでも生牡蠣を食べた。まわりの人たちも食べていた。カキむき競技まで毎年開催されているくらいだ。
番組は「ガイアの夜明け」だった。もう少し早く気がつけばよかったね。でも冷凍技術を使って、特産の岩がきやシロイカが販売できたらいいね。もともと隠岐は産物を島外(唐貿易)に出して、栄えていたんだから。島だって出来ることはいっぱいある。