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おかめ桜

2008-04-05 14:52:24 | 日記・エッセイ・コラム
一月前ぐらい、地域のミニコミに、おかめ桜の紹介が載っていた。その桜の里は小田原にある。ネットで調べると、地図は小さくてわからないが、どうも根府川のようである。人に聞くと、135号線沿いだという。国道135号線から、山に色とりどりの花木を見ることが出来る。あそこかもしれない。

買い物帰り、おかめ桜、照手桃の里、というのぼりを見たのでそれを頼りに行ってみた。山に上ると、左側に星が山山荘があり、入り口まで桜並木が続いている。(この桜がおかめ桜だったのだ。)右側を上がると、お山のたいしょう、と言う名の食堂があり、その裏山が花の里になっている。個人のものかもしれない。 お山のたいしょうは自分でつんだシイタケを直火で焼いて食べるのが趣向のようだが、私はシイタケが好きではないので、ざるそばをとった。そばはゆですぎで、なんとも。そばやじゃないもの、仕方ないね。

おかめ桜はほぼ葉桜になってしまっていたが、名残の花も少しはついていた。それを見ると小さな赤い桜花である。しかも下を向いている。フジザクラと寒緋桜を交配した品種だという。満開のときはしだれ桜のように全体を赤い色が包んで華やいでいたと思うが、個々の花は華やかではない。シーズンを過ぎているにもかかわらず、それでも客は出ていた。まだ桃がきれいだから、それを目当てなのだろうか。私はおかめ桜がどんな花か知りたかったんだが。

斜面に植えられた桃は色とりどりに咲き誇り、きれいだった。この桃は照手桃(テルテモモ)という品種の花桃のようだ。白、ピンク、赤、と種類はいろいろあるみたいだ。看板には桃の名は照手姫に由来すると書いてあった。

小栗判官と照手姫のお話ねぇ。あれは説話に入るんだろうか。

それにしても日本人は桜が好きだ。私はあまり好きではないのだが、オジサンも好きである。庭にあるのに、毎日散歩二かこつけて花見に行っている。見渡せば、ここもあちらも、桜、桜、桜。しかもソメイヨシノが圧倒的に多くなった。

満開を過ぎて、散り始めた桜の花びらが空中に舞っている。花吹雪、地面は真っ白。

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コメント
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