初日なので、支払いやら、申し込みやらと事務的用事をしに陶芸に行った。でも冷房が入っているので、会計が届くのを待って、帰ってきた。
外に出るのが久しいので、階段をあがりながらもきょろきょろ。階段においてあるプタンターに小さなゴーヤが3個成っている。初めて育てたのだが、収穫できるかな?
午後3時過ぎ、息子から電話が入った。役場に保護された子猫が2匹いる。赤トラと薄い灰色のトラだけど、赤トラはオスだから飼わないか、明日には平塚の動物センターに送られて処分にまわってしまう、というもの。パパさんに相談して、避妊と去勢をすればオスもメスもない。1匹だけじゃ残った1匹が処分され、可哀そうだ。どうせだから2匹飼ってやるよ、と返事をした。
夕方、大きなダンボールに入った、子猫たちがやってきた。ダンボールに「可愛い子猫が二匹入っています。そっとのぞいてください」と書いてあった。だから飼い主を捜したんだね。そこへちょうど運よく息子が行ったというわけ。この子達もラッキーだったね。
なるほど、かわいい。生後30日ぐらい経っているかな。親からおっぱいを十分貰っていたらしく丸まるとしている。♂の赤トラは450g。♀の灰色しまは350g。灰色シマネコはおかしな顔。funny faceだねぇ。茶も混じっている。どんなネコになるやら。でも子猫たち、人間も大ネコも鶏も犬たちも恐れない。犬も大ネコも鶏も子猫をいじめない。あ~これはいい。
保護されたときはノミだらけで、目もくしゃくしゃだったが、獣医さんに連れて行ってのみを駆除してもらい、目の手当てもしてもらった、ということだった。なるほど、毛にはびっしりノミの糞がこびりついている。ブラシで擦ったが、ちっとやそっとではきれいにならない。そのうちほうっておいても落ちるには落ちるが。どっちのだかまだ不明だが、便はいい便をしている。予防注射も、去勢避妊も3ヶ月過ぎないとだめだから、健康診断に連れて行くのはもう少し先でもいいかな。
子猫だから、おとなしくしていられない。二匹で家の中を探検してまわっている。こりゃ、踏みそうで危ない。鈴を買ってきてもらおう。
愛情を独り占めしていたチャドはむくれてそばにも寄らない。ひがみネコ、これを心配していたのだが、そのうちなれるだろう。
「前の生徒たちに名前をつけてさせたら」と息子が言った。ガリレオ衛星の名前をつけようと思ったが、子どもの地理の勉強にもなると、ゆずった。オスの赤トラは「ガーナ」、メスの灰色シマネコは「ベリーズ」と命名された。
まだ自分の名前なんて覚える筈はないが、「ガーナ」と呼ぶと顔をあげ、そばによってくる。お前の方が、人懐っこいな。その方が可愛がられて得だよ。
ガーナ
ベリーズ