今朝、コリー犬のパスカルが死んだ。
パスカルは♀。♂のゴータマとは異母兄妹になる。ゴータマが仙台からトラックに乗せられてやってきた。夜、待ち合わせの川崎まで迎えに行った。そして続いてパスカルも同様にしてやってきた。同様に川崎まで迎えに行った。長い距離を車の中で狭い籠に入れられて、4ケ月の子犬は青い顔をしていた。籠からだし、私に抱かさって帰ってきた。
愛犬手帳を出して生年月日を調べると、パスカルは2001年9月13日生れだった。11歳、後一月で12歳になったんだ。先輩たちのアヌビスとネフェルティティが14歳まで生きたから、それを基準としてしてしまうが、ならコリーとしては長生きの方だ。役場に電話し、登録抹消の手続きを頼んだ。
「必ず別れは来る・・」とは言ってはいるものの、Papasanはしょんぼりしている。そうだよねぇ~、家族だものね。まだゴータマがいるからいいけれど、ゴータマはパスカルより半年早い生まれだ。早晩、別れは来る。Papasan「ゴータマが元気がない」と自分の気持ちを反映して言っているが、でもさ、私たちより先に逝ってくれて幸せだよ。もう犬は飼えない。
ガーナとベリーズはすっかり家にも人にもなれた。
毎晩、教室からお迎えが来て、だかさって出かける。私たちはそれを「ご出勤」と呼んでいる。我が家の猫たちは子猫のときはみんな「ご出勤」をしてきたのだ。30分ぐらい子どもたちとスキンシップをしてくるのである。代々、体重測定をして、グラフにしたりして、その記録も残っている。子どもにしてみればかわいい教材でもある。
久しく子猫はいなかったから、大モテ。そう、ラッキーの子猫のときはもう6年以上前だ。
最近の子には結構ネコアレルギーの子どもが多いと聞いている。ネコは好きなのだが、さわると目が腫れたり、咳が出たり・・するらしい。前にもそういう子がいて、その子のためにマスクや手袋を用意してさわらせているが、長い時間はダメ。で、30分ぐらいで帰って来る。子どもにとっては不幸なことだ。
アメリカの何とかという研究所の追跡調査の結果(この研究機関名を書き留めておいたのだが、メモ用紙ともどこかにやってしまった)、幼児期に犬猫と接して育った子どもたちは感染症が少ないという。おそらく犬猫と接することによって、自然に雑菌を感染して、免疫が出来るのではなかろうか。いまの現代人、特に日本人の生活は、病的なほどの清潔好きだから、かえってそれが仇となって、免疫なんて無理な話なんだろうな。
子猫たちがどんなことをして遊んでいたか、少しずつだが思い出した。そこで解体した小さなダンボールを組み立てて、両端に子猫が通れるくらいの穴をあけ、箱のトンネルをつくった。これが大当たり。子猫たちは喜んで遊んでいる。疲れるとその中で重なって寝ている。