Cogito

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MOA美術館

2013-09-14 14:38:46 | アート・文化

歯医者の予約は9時半だったので、抜歯されなかったら、MOA美術館で茶道具展をやっているから見て来ようと、出かけた。幸い抜歯されなかったので、MOAに行った。いつものように三階からエレベーターで二階におり、チケットを買った。

まずは人間国宝三人展を見た。紬織の佐々木苑子、蒔絵の室瀬和美、竹工芸の藤沢昇の三氏の作品展だ。どれも、さすが見事な作品。感じ入っている。もちろん基本的な工程はどれも知っている。

ロビーで佐々木苑子さんの仕事工程が放映されていた。33分、じっくりと見させてもらった。糸の染めは草木染め、緑は初めに糸をクチナシで染め、その上に藍をかける。藍をどのくらいかけるかは、長年の経験だという。デザインした柄の型紙をつくり、着尺にあわせて、配分を確かめ、作業に入る。もちろん絵柄のくくりも時間がかかる。いやはや、手がかかっている。手仕事とは本当に細やかな手がかかるものだ。さらに、その熟練の上に彼女の表現が生まれている。

彼女はクリスチャンなのかな、仕事に入る前には精神を集中させるため、教会に行くと言っていた。アトリエには、たぶん自分で描いたものだろうが、イエスの素敵なスケッチが飾ってあった。そう、作品にはその人の人生が込められているものだ。

                                                 

茶道具展は、収蔵品を掛け軸、棗(茶入れ)、仕服、茶碗などが、だれそれが所有していたもの、などセットで飾られていた。それとは別に、茶碗や棗、水差しなどなどの茶道具も、わかりやすい説明つきで展示されていた。収蔵品なので、おなじみのものばかり、でもおなじみになるのは大事なことだ。だんだん見えてくるものがある。

                                                        

じっくり見ていたので、くたびれてしまった。1階はさっさと見て、レストランに行った。少し休みたかったからもある。MOAの農産物はかなり信頼しているが、なににしよう、カレー類があったが、好みに合わないと厭なので、カツサンドと紅茶を頼んだ。papasanはカツカレー。カツサンド、カツの肉がおいしい。衣をはいで、肉だけを食べてみた。この肉、美味しい!ジューシーで甘みもある。「papasan、カツ、美味しいよ」と言いながら、papasanのカレーをひと匙もらって食べてみた。やはり好みではない。カツサンドでよかった。食事をしながら、今日の展示の印象は、人間国宝の3人の作品が圧巻だったねぇ、出会いだねぇ、と一つ一つ思い出しながら、話し合った。

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雑用

2013-09-14 08:02:50 | インポート

ヒマ人の筈なのだが、ここのところ雑用で忙しい。でも、仕事はためないでひとつひとつ済ませている。もっとも人が相手のものは、おいそれとはかたずかない。そのままにすると忘れてしまいそうなので、机の上に用事とそれに必要な連絡先を書いて、終わったら捨てるようにしている。結構、事務屋だねぇ。

水曜日、陶芸に行くと、仲間がポリ袋を持ってきて「これ、卵のう?」と聞いた。庭で足にかかったものだそうだ。「あ~、卵のうだ」と言って見ると、オオヒメグモの卵のうに似ている。よく見ると、卵のうから子グもがわんさと出てきている。「孵っているよ」

孵ったばかりのクモの子なんて見たことがない、と他の人たちものぞいている。1mmにも満たない、それはそれは小さなクモが卵のうにびっしりとくっついている。いっぱしに離れて独り歩きしているのもいる。孵ったばかりの子どもたちは固まっているんですよ、それを「まどい」と言うんです、なんて説明している。「種類はわかんないよ」と言って、その袋をもらってきた。

下駄箱の上は、片付けの途中で、一時避難で持って来られた、陶器や木彫などが並んでいる。そのひとつ、コブラを形どった物入れに卵のうを入れた。ポリ袋は私が作ってニワトリが落として壊した、ネコの置物の耳にかけておいた。

翌日見ると、コブラの開いた口に、子グモがいっぱいぶら下がっていた。

金曜日、思い出してカメラを持って行って、子グモを探した。クモはもうばらばらに散って、それぞれが網を張っていた。小さいので網の形も見えない。マクロ100をつけて写真をとったが、小さすぎてダメ。コンバーターで2倍にすることはできるが、三脚を持ってこないと無理。で、もう少し大きくなるのを待とうと止めた。

同じく水曜日、旅仲間の一人が、入院して、旅行に行けない、キャンセルしてほしいと、他の人を通して連絡があった。そこで、まず、航空券のキャンセルをしようとJALに電話をした。1ケ月半前なので、手数料で半分かかるが、入院しているのなら、医師の診断書があれば、全額返済してくれるという説明があった。で、医師の診断書をもらえるかどうか連絡したが返事が来ない。翌日、診断書をもらうと言うので、その旨JALに電話をすると、診断書が届いたら、FAXの送り先を教えるという。その診断書も金曜日の夕方には届き、すぐJALに電話し、FAXを送ると、折り返し、電話があり、全額返済できると言われた。やれやれ、ほっと。宿泊先もキャンセル完了。

ガス屋さんにも、来週からの素焼き、本焼きの日程を電話した。中圧なので、どこでも扱っているわけではない。圧がさがると、ガスがあっても、温度が上がらないのだ。そこで念のため、必ず次に使う人が電話をすることになっている。

先週金曜日、初めて新しい窯で本焼きした。最終的に上が1240℃、下が1214℃までしか上がらなかったから、生焼けではないかと心配していた。それだけ上がっていれば、大丈夫だとは思ったが、一応電話をして、窯出しの様子を聞くと、大丈夫だったようだ。よかった、よかった。

                                                       

一週間に一度しか外に出ないから、選挙の掲示板がもう出来ているのに気がついた。来週からか。にぎやかになるけど、毎度のことながら「お願いします」だけじゃなく、何をしたいのか主張を言ってもらいたいね。悪口言いたいんだけど、やめておこう。

がたがたしていたので、毎週木曜日、たのしみにしている「コズミック フロント」は居眠りばかり。でも、プラネタリウムの話だったのは覚えている。

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