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2015-05-19 07:35:47 | 日記
朝、台所のカーテンを開けると、目ざとく飛んでくるのはスズメたち。お目当てはシフォン。いま子育ての最中なので、子連れのスズメも多く、ほほえましい。

シフォンをちぎって、餌台に投げようとしたら、餌台は夜来の雨ですっかり水浸し。これではシフォンは溶けてしまう。鳥たちは水に浸ったシフォンは喜ばない。仕方がないので、地面にちぎって投げた。地面は危険だが、雨だからネコも家にいる。すぐに雀たちは地面に舞い降り、シフォンをくわえてもって行った。次の分を投げようかと窓のそばに寄ると、下でシフォンを拾っているネコぐらいの背中が見えた。雨にぬれ、背中の毛がくっついて黒が目立つ。縞はない。こんなネコ、近所にいたっけな?
ふと、それが上を見た。顔が見えた。タヌキだ。いそいで、シフォンを大きくちぎり、タヌキに投げた。タヌキの顔に当たった。タヌキはびっくりして、私を見て、逃げ出した。ただし、シフォンはちゃんとくわえて、桐の木の根元の草むらに隠れた。シフォンを大きくちぎって、窓の下に投げた。すぐさまタヌキはやってきて、シフォンをくわえて桐の木の下にもぐった。

我が家にタヌキが出没していることは知っている。息子がどの木かは知らないが、横切るとシャッターが下りるカメラを設置して、そのカードを取り込んでみたところ、夜間、ネコに混じってタヌキが写っていた。あるいはそのタヌキかもしれない。

ちょうどガーナが帰ってきて、餌を食べていたので、その残りと缶詰の残りを下に投げた。うん、ちゃんと来て食べている。
Papasanを呼んで、タヌキをそっとのぞかせた。

昨日、スズメとイソヒヨドリのためにシフォンを焼いた。うふふ、また、食客が増えそうだ。タヌキは夜行性だから、出てくるのは夜だろうな。

タヌキって、英語でなんていったかな、と英和を引くと、a tanuki、a raccoonn dogとある。raccoonn dogはアライグマだ。そこで調べると、本来タヌキは「日本、韓国、中国、ロシアの一部に生息する、世界的に見れば珍しい動物」とあった。これは本土tanuki。ふ~ん、固有種に近いんだ。だからtanukiなんだ。

じゃ~、名前は「タヌさん」にしよう。
コメント
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