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徒労

2015-12-10 17:16:17 | 日記
昨日は本焼きだった。いつものよに私は午後からが当番。papasanに早めのお昼を支度し、12時前には出かけて行く。
燃焼は順調。

4時過ぎ、上は1250℃に近づいたのに下は1200℃に達していない。差がありすぎる。そこで強気のオバサン、圧を上げた。
5時近く、温度が前より下がっているのに気が付いた。あれ、どうしてだろう。バーナーの音も心なし、静かになっているような気がする。空気穴をふさぎ、圧を上げようとしたが、圧が上がらない。これはガス欠の症状だ。

しかし2週間前、素焼きの時点で、今日本焼きをするからガスのボンベを交換しておいてくれと頼んである。取り替えなかったのか。
急いで、ガス屋に電話をした。電話口は、メーターを読ませ、まだガスはある、という。ガスはあっても、圧が低くなっては温度はあげられないんだと説明する。中圧を使っているのはそういう理由なのだ。ガスボンベは6本並んでいるのだが、どれもバルブは開いている。圧は0.3まで下がっている。中圧は0.1MPa~1MPaまでだから、圧が上がっていれば針が0.8~0.9まで行っていなければならない。気化熱を奪われ、ボンベの下の方、三分の一くらいは氷結している。これは明らかに少ない証拠だ。

ガス屋もないことがわかったようだ。しかも私自身が、電話して頼んだこともわかったよう。
よしんばガスの残りを燃やし続けても温度は上がらない、むしろ下がる。ここで中止をするとガス屋に伝え、来週焼きなおすからボンベを取り替えておいてくれと頼んだ。相手はすみませんと謝ってはいたが、謝られても、どうなるものでもない。ガス屋が地元ならすぐに取り替えてもらえるのだが、小田原なので、結局はガス欠で中断せざるをえないのだ。中圧を扱っている業者は地元にはない。うまく焼けたかどうかは開けるまでわからないが、あと1~2時間余りで中断するのはなんともつらいし、がっかりだ。どっと疲れが出る。


冬場の5時はもう真っ暗。がらがらを引っ張りながら帰る。ただし一番こわかったのは、我が家。暗いと右目がきかない。夜歩くことはないので、自分の家ながら恐る恐る歩いている始末。次から懐中電気を用意しよう。ポシェットには懐中電気は常備しているのだが、すぐ出るように用意しておこう。
ポシェットから出してみたら、あるにはあったが電池切れだった、あんれまぁ~。

朝、公民館の担当に昨日のガス欠の件を連絡し、こういう事故をどうしたら防げるか相談した。今回はこちらにミスは全くない。
以前は担当を通してガスボンベの取り換えを頼んでいたが、担当に忘れられたこともあり、担当と相談の末、自分たちのことは自分たちで責任を持とうと数年前から使う側が電話をして頼む方式になっている。以前から、ボンベのガスの有無は素人にはわからないとガス屋に言われているから、確認は業者がやってくれているものと信じる以外にない。しかし次回から、ガス交換したらその証を必ず残しておいて行ってくれとはガス屋に頼んだ。
コメント
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