情報公開

東京都の問題、マスコミがそれぞれに取材して、毎日報道している。へぇ~、へぇ~と言いながら見ている。これはこれでいいことだ。お茶の間のみんなもそちらに関心が向く。関心が向けば、慣例だと逃れてきた体制にも目が向くようになる。メスも入る。常に目を向けて、関心を持つことが大事なんだ。問題が明るみに出たからだけでなく、なにかにつけ常に都政に関心を持ってみてくれることを願うのみ。

それにしてもお粗末。多かれ少なかれどこの自治体も同じような無責任さがまかり通っているのだろうなぁ。それは行政だけでなく、議会にも市民(町民)にも言える。

小池都知事が政治塾を開催す立ち上げるようなことを言っている。それはそれで結構！市民の政治意識の底上げは、大事なことだ。それなくして民主主義は成り立たない。しかし、言うは易しだが、これはなかなか難しい。まずは情報の共有だろうなぁ。情報もただ投げかけても、なかなか食いついてはくれない。

情報の共有って言ったらわが町だって、住民の知りたいことはちっとも公開していない。ほんとは住民が知らなければならないことだって公開していないよ。
生活に密着した些細なことだって、知らない方が多い。公開して協力を仰げば住民も参加したり、協力できることも行政は知らん顔だ。だから住民は協力しないでいること、かなりある。

そうそう、町長が町づくり条例を変えたい理由だって知らせていない。琴が浜にリゾートホテルを作りたいという話は聞こえてはいるが、住民のほとんどは噂すら知らない。煮詰まったわけではないから住民に諮れないというのが、毎度一般的ないいわけだが、決まってからでは遅いんだ。こういうことは本来計画の段階で町民に投げかけるのは当然だ。まちづくり条例にも計画の段階で知らせよとは歌っている、ちょっと場面は違うけどね。もちろん賛否はある。それをまとめていくのが行政のやり方だろう。トップと数人の取り巻きが決めてから、こうするのだというようでは今回の東京都のごたごたと同じになってしまうが、トップの体質が同じだから、住民への情報公開は怖いんだろうな。
議会もそうだよ、こういうことは情報の段階で町民に知らせなくちゃ～。あんたたちも税金を使うのだという基本的な意識が欠けてるね。
補助金をもらってきたからとイベントに使っているが、その補助金だって助成金だって、ほかならぬ税金なんだけどね。