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議会ライブ

2016-12-08 13:53:27 | 日記
日程表を見て気になっている議案があった。それは3月定例会で物議をかもした「期末手当」の増額がまたゾロ提出されているからである。期末手当、正確には「真鶴町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」というもの。専決処分に次いで議案に上程されているのを見て初めは、まさか1年もたたない間に、そんな馬鹿なことはしないだろうと、おそらく改正とはもとに戻すのかなと思ったのだが、同様な議案が続いている。ということはお手盛り議案だ。3月は町長提案ではなく議員からの発議だったと言い訳するだろうが、結果的には続いたことになる。

質問に答えて、町長曰く、人事院勧告(面倒なので以下人勧と省略する)が来たから従前どおりに提案したんだ、と。これを聞いて思わず吹き出してしまった。人勧が来たから提案しただけなら、町長はいらない。職員で十分だよ。町長が存在する必要性は、この町の財政を踏まえて、これが是か非か判断して上程することなのだ。
いつも言っていることだが、議員に限らず、特別職も職員の報酬も期末アップも、人勧が出してくれるわけではない、これは一般財源、税金からの支出なのだ。

広報12月号に決算が載っているが、自主財源は半分にも満たない。依存財源とても、人口が減り続ける現在危うい限りだ。
財政が逼迫しているから、そして少しでも財政力を高めようと努力しているのだからと、議会にだって協力してもらってもいいはず。いろんな場面で、町民が我慢していること知からないのかね。届いたからとアップするなんて能がないよ。議員たちも意地汚いねぇ。

町長いわく、「アップに反対したとて議案が通れば反対した議員たちも、アップした報酬を受け取っている。そんなことを住民は知らない」とかなり声を大きくして攻撃的にわめいていた。ほほう、居直っているよ。確かにアップされれば、反対しても受け取らざるを得ない。寄付行為は禁じられているからだ。受け取り拒否は法務局へ値上がり分を供託という制度がある。居直り町長はそれを言っているのだが、それ以前に、この金がどこから出ているのかを、町長はちゃんと町民に説明してもらいたい。これはどこからかの補助金とか助成金ではなく、みなさんの税金であるということを。それにしても町長の答弁の態度、聞いていて感じが悪い。紳士になれとは言わないけど、もう少し紳士的にしてよ。やっぱり真鶴の「顔」だからね。

財政が豊かならねぇ、役に立たない議員たちにだって、たくさん出してもいいと、私は思っているよ。でも実際は違うだろ。住民サービスが行き届いていないのもよ~く知っているが、ことさら町に言ってはいないだけ。そういう人たちを踏みつけにしてはいけないよ。

パイは限られている。だから我慢できるところから削っていく以外ないんだよ。議員たち、我慢できるだろ??

書き忘れていた。人事院勧告は、一般公務員に適用されるもので、特別職や議員には及ばない、ということを。ただし、どこの自治体も拡大解釈して、特別職もそれに準じている。まっ、所詮はお手盛りだからね。


ライブを聞きながら、昔は説明の数字だって一発で覚えられたのに、とぼやきながらノートをしていた。10時から5時近くまでしっかりと聞いていた。
これ以外にも引っかかった発言が数か所あった。そのうちにまた感想をまとめるとしよう。
コメント
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