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頭に来た!

2017-09-06 11:10:36 | 日記
久しぶりに陶芸に行った。ベニヤがなくなった、と言う連絡が来たからである。ちょうど素焼の窯入れをしていた。ベニヤ板を調べ、厚さを計り、大工さんに切って届けてもらうように指示した。

そのとき、地下倉庫に保存してもらっていた、茂木粘土が処分されてしまったことを知った。町民センターの工事があったとき業者が処分してしまったのだという。倉庫にはかなりの量の粘土が入れてあった。所有者は八芸会である。工事の発注者は町である。それを、業者は、勝手に処分するものか、処分していいかどうかお伺いをたてないものなのか、常識的に考えれば一応順序は踏むだろう。全部処分していいですよ、と言う町の許可がなければ、処分するとは思えない。地下の倉庫に入れたのはもともと担当の職員たちである。処分されたのが早い段階でわかれば、業者に連絡して回収したものを。

処分されてしまった粘土は、町民の方が町を通して、八芸会に寄贈された粘土である。しかもただの粘土ではない。茂木粘土と言って、今はもう閉山してしまったので買うことが出来ない粘土である。10年余り前、茂木の協同組合から、粘土の質が落ちたから茂木の信用のために閉山する旨の連絡が届いた。現在市販されている茂木粘土は合成品が多い。頂いた粘土はA級で混じりものがない本物の粘土であった。 だから大事に使おうととっておいたのが災いしてしまった。粘土そのものは土に帰るが、私たちにしてみれば、もう手に入らないものだけに、なんとももったいない。

課長と担当を呼んで、ものすごい剣幕で怒鳴った。怒鳴ったところで粘土が返るわけではないが、管理能力が全くない、お粗末極まりない、持ち主に一言連絡するのが筋だろう。連絡を貰えばすぐに工芸室に運んだものを。後悔することしきり。

そうそう、事情がまだ呑み込めてはいないようだったが、課長からも担当からも謝罪の言葉はなかった。少なくとも、町民の財産をなくした責任感は持ってほしいよ。財政のことばかり調べているが、財政のほころびはこうした職員のいい加減さから出てくるもんだよ。公務員の自覚の問題だね、それはトップの責任でもある。今職員を実質的に統括しているのはだれだろう。
コメント
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