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8月も終わる 防災意識

2018-08-31 10:03:08 | 日記
下の空き家、2軒が売れたらしい。リフォームしている。
旧藤間さんの方に大きなバルコニーをつくっていたが、囲いが高くて、小さなお子さんでもいるのかなと思っていたら、
今日、その囲いの中を動く動物を見た。何と小型犬だった。1匹、2匹・・・5匹まで数えられたが、全部で何匹いるんだろう。なるほど犬たちのために、高い格子が必要だったのだ。

8月は、暑い暑いと言って終わってしまったように思える。そう、台風も多かった。8月に発生した21号も日本に近づきつつある。しかもこれが大きい。通常の3倍近く発生している。
9月の長期予報が載っていた。雨の多い、じめじめした月になると言う。暑くは無くなるとも。

明日は防災の日。岩本さんの「ビジョン」をとっておいたのだが、どこかに紛れこませてしまった。ちらっと読んだところだと、防災意識の呼びかけだったように思う。岩本さんは常に住民自身が防災意識を持つように呼びかけている。これは大事なことだ。岩本さん自身は東北大震災の津波の現場にも何度も訪れているようだ。だからこその実感なのだろう。


洪水被害の真備町、あそこは過去にも川の氾濫や山崩れはあったのだが、住民の意識には防災はなく、新聞社の調べでは80%以上の人が、ご近所の人から「逃げろ」と言われて初めて逃げ、命が助かったと話していたという。過去の記録は全く住民に意識には残っていなかったと言える。一人の人間の生きたスパンならまだしもそれを越えると、そこの災害の歴史は生かされない。

防災訓練が大事なこともわかっているが、悪いけど、私たちはもう参加しない。防災意識は持っていても、備蓄もしてはいるが、私たちはもう逃げられない。消防団の人にそんな話をすると、そういう人多いですよ、と答えていた。。
高齢化が進んでいるからね、体の悪い人を小学校まで、とても避難できないよ。

先人からの話だと、関東大震災の後、申し合わせで、ブロック塀や瓦屋根を辞めようと決めたんだが、いつしかまたブロック塀や瓦屋根が多くなってしまった、と言っていた。先人たちの言葉をかみしめるのも大事なことだ。
今はすたれてしまっているが、古い字名(地名)にはそれなりの意味がある。ここは「風穴」(かざあな)という。風穴は(ふうけつ)と読むのが普通。富士山山麓の風穴が有名。要するに風が出入りする場所(穴)の意味だろう。

だから、「むやみに大きな木を切ってはいけない」とご近所の長老たちから教わった。どこどこさんがそれを無視して大きな木を切ったら、屋根が飛んでしまったという例も教わった。
隣のオバサンからは「あんたのところは丁場の上にあるから下は岩盤なんだよ。地震には強いはず」と教えてもらった。教えてくれた人たちはすでにみんな故人。私もその頃の先輩たちの歳になってしまったが、さてこんな話を次の代に引き継いではいないかも。、
コメント
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