とうとう風邪をぶり返し、微熱が出て寝込んでしまった。日記を書くのもおっくうなのでタイトルだけ入れておいた。順次書き込んでいくつもり。
土曜日。
午後2時から町長の説明会に予約してあったので、町民センターに出かけていく。町民センターの冷房、特に3階の冷房は、出来損ないなことは重々承知している。冷えすぎるのだ。で、大きめのショールを持って行って、冷房の比較的弱いところに座り、大きなショールを肩からかけていたのだが、それでもすっかり冷えて、おなかが痛くなってしまった。定員は40名と言っていたので、最前列から振り返って数えたが30人は超えていたように思う。
説明は簡単、議会中継も、委員会中継も、説明会も、各種の新聞も見ているから内容そのものは知っている以上のことはない。質問に入った。だれも挙手しない。口火はきりたくなかったが、挙手をして町長に「説明は十分知っている。こんな会を開くのはもうやめて、一番大事な町政の立て直しにかかろう。それと要望として、職員の研修、倫理案件も結構だが、もっと基本的に地方自治法、これを研修に加えてほしい。役人がはまず習得すべきことは、自治法と財政。それと町民にも理解できるように知らしめてもらいたい」
続いていくつも意見が出たが、おおむね町長に肯定的な意見が多く、特に町政を町民一丸となって立て直していこういう女性の意見には拍手さえわいた。
勿論、町長を引きずり下ろしたい輩も来ている。それはいい。それも町民の意見なんだから。でもその意見たるや、また過去に戻って、論理ではなく、私ごとの恨みつらみのように聞こえた。一番驚いたのは、こういうことを知ってもらいたい、この町長のせいで辞めた職員が、肩を震わせて男泣きに泣いていた、職員にそういうことをする町長なのだ、と。この言にはあきれ返った。なんで泣いたかは知らないが、他人の前で泣くなんて、甘ったれもいいところ。悔しかったら、仕事で見返してやれ、と私なら言うだろう。そんなこともできないような職員なら要らない。何回もマイクをとってしゃべるからいい加減にしてよ、意見を言え。もう少しまともな人かと思っていたから、おつむの程度にはがっかりした。先の彼女の意見でまとめなさいよ。
とにかく寒かった。冷えでお腹が痛くなってきた。時計ばかり気にしていた。
地下に降り表に出ると、車の窓からさっきのいいい意見の女性が顔を出し、「お元気ですか?」と声をかけた。「私をご存じ?あなた素敵な方ね、お名前何っていうの?」と聞くと「sa~です」「あ~saさん、素敵な意味が分かりました」と私もにっこり。上からバスが来たので、「またお目にかかりましょう」と、車は早々に走り去っていった。素敵なsaさんとは直接話をしたことはないが、人となりは知人友人から、彼女の見識はよく聞いて知っていた。見識の無さにはうんざりしたが、この出会いには心がほっこりした。
皆さんにこんな電話があったよ、と気を付けてもらいたいのでアップした。拡散して!
高校野球を見ていたら、電話、何気なく出ると、息子の名前を言うので、今ここにはいませんけど、いうと、私は息子さんは受診した何とか耳鼻咽喉科の医師ですが、息子さんが喉の痛みを訴えて検査に来られたんです、その検査が出たのでお知らせしようと思って。息子がのどが痛いなんて知りませんでし、息子本人に伝えてください。いえ、息子さんにはもう伝えました。そうしたらご両親に医師から伝えてほしいと言われましたので。そうですか、で、どういう結果なんですか?喉頭に腫瘍がありました、それが悪化すると喉頭ガンになる危険性かあります。あらまぁそれは困ったわね。親族の中にガンで亡くなった方はいらっしゃいますか?そうですね、私の母が80歳でしたけど肺ガンで亡くなっていますよ。お父様は、というの、いますよ、代わりましょうか、と言って夫を呼ぶと、電話がぷつんと切れた。うん?なんなんだ。
急いで息子に電話するが出ない。玄関まで行き、下を見ると息子がヤギの餌を運んでいる。大きな声で、今こんな電話が来た。説明しろ、と怒鳴ると、手を振りふり上がってきて、オレオレ詐欺だよ、と笑っている。
オレオレ詐欺の電話がかかってきたことが、ずいぶん前になるけどあった。幸い、息子がすぐに来たので、わかったので、なんの目的かも知らずに事なきを得た。翌朝すぐに小田原警察署に訴えた。今回も警察に訴えると、息子さんとの連携をとっておいてすぐに連絡して確認してください、と言われた。もとよりそうしてはいるが。
息子の名前を騙っているということは、以前の名簿が生きているんだな。なめられたもんだ。それにしても年金暮らしで、貯蓄もないのにこんなばあさんを狙うなんてリサーチ不足だよ。とはいえ要注意!
さっそくネットでオレオレ詐欺をチェックしたら、今はこの手の詐欺が横行しているようだ。こんな記事見つけた。ちょっと違うけど。
「先月には、水戸市の80歳代の女性宅に「息子さんに喉頭がんの疑いがある」と医師を名乗る男から電話があり、その後に息子を装う男から「喉の病気だから声が違う」と電話があり、息子と信じた女性はその後、男らの指示に従って1000万円を詐取された。」