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12月議会最終日

2022-12-09 12:19:43 | 日記
忘れていて慌ててPCをつけ、傍聴をする。滑り込み、セーフ。
選挙管理員の推薦、補助員の推薦、承認。
続いて「松本一彦町長の辞職を求める請願」、付託された委員会では賛成多数で採択され、発議として議案に加えられた。議会としては不信任案を提出。不信任決議案の説明は、海野さん。決議案を読み上げ、最後に「辞職すべきだ」という自分の意見を付け加えた。この決議案に対する討論はまず反対討論が村田さん。ほほう、村田さんが反対討論するとはおもわなかった。ずっと議会傍聴を続けてきているので彼の質問も内容もよくわかっている。ただし、司法の判決が出れば住民も納得するからそれからでいいのではないか、という意見。確かに議会が町長を引きずり下ろしたいだけでは、住民は納得できない。町政を見据え、町政をどうすべきか方向性をつけてやめてもらわなければ町政はさらに混乱する。岩本さんが反対討論するのは予想していた、さすがにベテランらしく、感情論だけで再選挙に持ち込んだら職員の仕事量も増え、お金もかかるとも。

議会質疑でも職員の仕事量が多いのでは、と言った質疑が出されているが、選挙ともなれば仕事量はさらに増える。確か実質だけで500万円くらいかかったかな。さらに仕事量を考慮するともっと費用は増えるはず。議員たちの日ごろの発言と矛盾してるのではないかな。

賛成討論は、加藤さん、天野さん、黒岩さん、長々と経過も踏まえて演説してくれたが、内容はいまいち。発言で、役場内も混乱していて、この町長の元では仕事は働けない旨の職員の声もまた上げていた。

さて、賛成討論を聞いていて、この議員たち、政治に対するビジョンがない、ということと、もうひとつ、職員は誰のために働くのか、という簡単なことすら理解していないのに改めてがっかりした。前もそれには触れたと思うが、職員は公僕である。公僕はここでいえば、町民のために働くのであって。町長のために働くものではない。繰り返すが、職員は町民のために働くのが当然である。町長が嫌いでも、反感を抱いていてもかまわないが、この町長の元では働けないというのは間違っている、町民のために働かないなら、さっさと自主的にやめてもらって構わない。公務員法があるからと高を食っているなら、それを正すすべも知っているよ。

議長も採決に加わったが、賛成6人で、法定有効数6.7人に達しないので、決議案は否決された。この発議が出されたとき、当然可決されると思ってみていた。可決されると踏んだから提出したんだろうに。

ここではたと考えた。議会は決議案が否決されることは分かっていたのではないか。ということは請願したひとたちに顔を立てたということか。義理と人情の板挟み、なんて歌があったな。それにしても、なんとも、みっともない結果、やるなら徹底してやれ。恥を知れ!議員たち、もっと勉強しろ!

もう一つ、この問題を議員は町民に説明して回ったか。相談会で話しただけだろう。それぞれの議員が、支持者にははなしたかもしれないが、各有権者に説明して回るくらいの努力はすべきだった。私のところなんて敬遠されたのかもしれないけど、誰も説明に来なかった。議会傍聴している人は限られているんだよ。ネット傍聴は増えて今日は48人だったかな、とはいえ、微々たるもの。まして議会開催は平日。録画が見られるようにはなったが、すぐには見られない。ロンドンの市議会を傍聴したことがあるが夜間開催されていた。
町政を町民に知らせるのは議員の役目の一つじゃなかな。

聞いていて思わず笑っちゃったよ。
コメント
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