
起き出すと、廊下にヘビが丸まって死んだように動かない。シロマラダだ。前のより一回り大きくなっている。可哀そうに、やられちゃったな。箱に入れて、長さや重さを計ろうと机の上に置いておいたら、位置が変わっている。あれ?生きているみたいだ。で、布をかけ、静かにしておいた。やはり生きていた。動くようになった。写真をたくさん撮った。ガーナが捕ってきたとはいえ、幻の蛇に二度も会えるなんて、なんてラッキー!
先回は写真にとると、白い部分が褐色がかかっていたが、今日は白くなっている。成長すると白くなるのか、個体差なのか、そこらへんは分からない。ハランの茂みにそっと置いてきた。ついでに昨日下りてきた、ワカバグモの♂も外のアジサイの葉の上に置いてきた。
真夜中の陸上観戦のせいか、眠くてうつらうつらしている。午後から抹茶のムースケーキを仕上げにかかる。そこへ息子が来てトンガが帰ってきている。よれよれだから医者に連れて行くように、和美さんに電話をして、という。もう仕事で出かけてしまうからとも。そこで和美さんに電話をすると、どこからかちょうど帰ってきたところだと。Good timing。さっそく獣医さんに電話をすると4時40分の予約が取れた、と、そうこうしているうちに和美さんがトンガを抱いてきた。げっそりした顔はしているが、病気でやつれた姿ではない。よかったね、トンガ。逝くときはお別れの挨拶していかなければダメだよ、そうご挨拶は大事、なんて話している。タクシーを頼んで行ってきた。点滴をしたそう。脱水状態だから、どこかに閉じ込められてしまったのではないか、と言うのが先生の見解。明日も又点滴に行くそう。入院させると、また閉じ込められたのでは、と不安になるから家から通院した方がいいとも。なるほど、猫の心理も考慮されているんだ。教室に来ている生徒たちに可愛がられていたので、子ども達がお祈りしたのだそうだ。さっそく「いた」と連絡してやって。とにかくよかったね。