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五月の歌

2010-05-17 20:39:58 | 日記・エッセイ・コラム

日差しがもれると、緑が鮮やかだ。それも、それぞれに異なった緑色が光に映え、まぶしい。こういう鮮やかな緑を見ると5月を感じる。

                                                         

鴨宮まで行ってきた。空には雲があり、五月晴れとはいかなかったが、それでも富士山がのぞいていた。往きか帰り、どちらかでいいから旧道を通ってくれと頼んでおいた。そう、ミカンの花の芳しい甘い香りをかぐためである。ウチの庭の夏蜜柑もいい香りを放っている。窓を開け、風を受けながら走る。根府川の集落の辺りが一番香りが強い。風があったので、香りも流されているらしく、みかんは花をつけているのだが、いつものうっとりとするような香りの町ではなかった。でも、今年も芳しい香りに包まれて満足。

                                                            

床屋によって髪を切ってもらった。耳が悪いからはっきりとは聞き取れないが、それでもアナウンサーのやや低めの声に耳を傾けていると、どうやらこの放送局は開局25周年で、25年前によく流れていたと言うリクエスト曲がかけられた。とってもいい曲だった。とはいえ、曲の名も歌手の名も分からない。聞き耳を立てたが、曲名を言っているのは分かったが、聞き取れなかった。理髪師さんたちはみな若いから、25年前の曲は知らない。ライオネル・リッチみたいな気はするけど。

                                                         

昨日の真夜中、BS2でショパンのガラコンサートをやるとあった。先日、同じものが放映されたのだが、時間が遅かったので、最後まで聞いていられなかった。で、今回は最後まで聞こうと待っていた。お目当ては最後のバレンボイムのショパン。今までにないようなショパンだ。ショパンというよりベートーベンといいたいくらいの力強いショパン。しかし、訴える。

バレンボイムの演奏は聴いていないわけではなかったが、年をとって、彼の内容が解釈も変わったのかも。今の彼の演奏CDがあったら買って聞き込んでみたい。そんなことで午前4時まで聞いていた。いくら毎日が日曜日のオバサンでも、さすが眠い。

                                                          

新茶が届いた。毎年、地産地消、真鶴の農家から買っている。寒さのため収穫は大幅に遅れたが、それでもまだ半分しか収穫していないという。農家にとっては打撃である。新茶独特の香りはしないし、味も去年の味、古茶と変わらない。寒さと日照不足の所以だろう。でも、よくぞ、この味でいてくれたよ。お茶の木の頑張りをほめよう。

                                                            

福島のクモ先生からアスパラガスが届いた。こっちもよくぞ育った!とアスパラガスに言いたいくらいだ。クモ先生は農業指導員である。今年はさぞや大変だったろう。

                                                           

フライングキャッチをするスズメ、もう数羽になった。見ていて覚えたんだね。同じようにイヌビワの枝に止まって私が投げるのを待っている。伝播は早いんだなぁ。ここの場合、フライングキャッチが出来ると、確実に餌はもらえる。猫にやられる心配はない。いいことづくめだもんね、覚えなきゃ損だよ。その代わり投げ与える方は忙しい。ひがな一日、鳥さんと遊んで、ドリトルオバサンだね、とPapasanが笑っている。うん、そのためにシフォンを焼いているんだからねぇ。

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