Cogito

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ネパール

2015-05-14 23:50:38 | 日記
ネパールの様子が少しずつだがはいってくる。
アマルさんは骨折している。スダさんは余震ですっかりパニックを起こしてしまったようだ。親しい人たちもこういう状況だ。
カトマンズの中心部には食料も届いているが、周辺部にはいきわたっていない。スダさんたちはリングロードの外にいる。備蓄もそこをついてきているようだ。

とはいえ、カトマンズはまだいい。山間部の小さな村は備蓄していた食料も埋まってしまい取り出せずにいる。テントも食料の配給も届いていない。生き残った人々がいつまで生き延びられるか、という緊迫した状況。これはIさんの連れ合いの村の生々しい報告だ。山間部は平地がない。ヘリコプターが離発着出来る場所がない。畑ぐらいだが、その畑も段々畑で、しかも土砂崩れで埋まってしまっているようだ。ネパールはこれから雨季に入る。
なんとかしてあげたいが、募金以外に手を差し伸べる手段がないのがもどかしい。



一方、日本も恐ろしい状況になってきた。国民に十分説明もしないまま、政府は戦争の出来る国へと舵をきった。言い訳はしているが、武器を持って自衛隊を他国の戦地へ送ることが出来る。自衛隊員の戦死も絵空事ではなくなる。
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ネパール余震

2015-05-13 06:59:52 | 日記
またまたネパールで大きな地震が起こった。余震はまだ続いている。東北地震だって、4年経った、いまでも余震がつづいていることを考えれば、当分続くかと思われる。ネパールは100年に一度くらいの割で大地震に見舞われている。ヒマラヤの生成を見ればわかることだが、プレートは地下深くで、まだ動いている。学者の説によれば、ヒマラヤはまだ隆起をつづけているようだ。

この間の地震で壊れたアマルさんの家は、今回の地震に持ちこたえただろうか。


和美さんの写真を使った、ネパール写真展のパンフの下刷りを持ってきてくれた。センスよく仕上がっている。カトマンズは和美さんに任せて、私は田舎を紹介するとしよう。


ブンガティ村を見ながら、おそらく崩壊してしまったであろう、障害児者の作業所と、あそこにいた障害児たちを思った。面倒を見ていたダラヤム先生たちは無事だったろうか。小学校の教頭先生だったダラヤム先生は私財をなげうって、見放された障害児たちの面倒を見ていた。
温かい、やさしい空気がそこにはあった。


写真はカトマンズの今にも崩れそうなレンガ積みの壁。地震にはひとたまりもない。
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ネパール写真展

2015-05-09 08:34:53 | 日記
6月16日から真鶴情報センターでネパールの写真展を開く。
2週間ほど前、息子に「ネパールの写真ある?」と 聞かれた。「ある、ある、うんとある」と答えた。私だけでもネパールには3回行っている。ネパールなら、私だけでなく、私以上に行っている和美さんもたくさんもっている。ただし二人ともポジだ。

一昨日、ネパールの写真を出した。私はシートにきちんと入れて、ポリ容器に入れてあるから、年代が分かれば見つけやすいんだが、いくつもある重いポリケースを動かすのが億劫でなかなか探せないのだ。初回は見つけなかったが、後の2回分はたくさん出てきた。ビューワにのせ、ポジを確認している。懐かしい光景がそこにある。懐かしい人々もそこにいる。タメルやアサンの写真を見ながら、壊滅してしまったであろう町を、人を想う。

やはり私の写真だ。私の感性に訴えるものがある。写真展はどういうコンセプトで作品を選ぶのかわからないが、私のセンスで選んで少し焼いてみよう。
そこで、スキャナを持ってきた。デジカメにして以来、もう使わないだろうと、片付けてしまったものだ。

ところが、フィルムの設定が出来ない。わすれてしまっている。どこが間違っているのだろう。やれやれ。

息子が来て、セットしてくれた。勝手にしてくれてしまったので、どこが原因だったのかわからない。困ったものだ。

ここにいれた写真はカトマンズの路地裏の写真。建物の陰で、女の子の顔だけに光が当たっている、こんな写真が好きなんだ。
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疲れると言いながら

2015-05-08 12:18:55 | 日記
駅に車をおき、電車で、小田原へ行った。床屋に寄り、その足でボンジュールまで粉糖を買いに行った。普通売られている粉砂糖はグラニュー糖を粉砕したものに、コーンスターチが添加されている。私はコンスターチが入らない純糖を使っている。それが終わってしまったので、家にあるグラニュー糖をミキサーで粉砕してみた。簡単に粉になった。それをガラス容器に移して、ミキサーも洗ってしまった。で、チーズケーキにかけようと、出来立てのマダ暖かい砂糖を紅茶濃に入れて振ってみた。少しふるとふるいの中に砂糖が残っているのに気がついた。残っている砂糖をなめてみた。じゃりじゃりする。あれ、見かけは粉になったが、十分粉砕できていなかったんだ。でもミキサー、洗ってしまった。粉砕の続きはまたにしよう。試みにチーズケーキを食べてみた。食感はやはりじゃりじゃり感が残る。間に合わせに、コンスターチ入りの粉砂糖をふった。明日、粉砂糖を買ってこよう。というわけで買いに来たのである。ボンジュールで店員さんに、ことの顛末を話すと、「よく自分で作ろうと思いましたね」と言われた。「原理的にはグラニュー糖の粉砕ですから出来ると思ったんですよ。もう一度チャレンジしてみますけど」

もう一度チャレンジしてみた。今度は茶漉しでふるい、細かさを確認しながらミキサーを回した。どうやら使えそうだ。


駅に向かって歩いていると「豆の樹」が開いたのに気がついた。「コーヒー飲んでいこう」開店したばかりらしく、お客さんは私たちふたり。それこそ久しぶりにコーヒーを飲んだ。紅茶党の私はまずコーヒーは飲まない。例外は小田原では、ここ「豆の樹」だけ。

小田地下が再開したのは知っているがまだ行ったことがない。Papasanに階段下りれるかと聞いて、そろそろ下りていった。お店になじみがないので、きょろきょろしている。左手に朝どれファームがあり、野菜類が並んでいた。小田原の生産物の直売所だそうだ。なら協力しようとあれもこれもと買い込んだら、重くて参った。駅に着けば車があるとはいえ。韮とねぎを見つけ、今日は餃子にしよう、と帰り肉屋さんにより肉と皮を買って帰った。家に帰って、つくずくと、お調子者だなぁ、疲れると言いながら疲れることを自分で作っている、と苦笑。



そう、今月の末、強羅で大学時代の仲間たちと集まる。幹事ではないが、地元なので、幹事並に手伝っている、だから大涌谷の火山活動には気を使っている。大丈夫そうだが。

お天気を見計らって、それより前に河津に行ってこようと計画している、リゾート21に乗って。ただし体力もつかなぁ。
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La lune

2015-05-05 19:15:32 | 日記
la luneなんて書くと、天文ファンの私のこと、「お月様」のことと思われそうだが、これはワインの名前である。
1週間ほど前、娘が来た。そのとき、帝国ホテルのレシピのチーズケーキをつっておいてと頼まれた。このケーキは何度も作っている。白ワインを使う。

白ワインを飲むことはあまりない。白ワインはもっぱら料理用に使っている。そういうこともあって、白はあまりいいワインは買っていない。このチーズケーキのチーズクリームは甘みは一切入らない。そこで、甘口のワインを使ってみてはどうだろうと頭で考えていた。思いついたのはソーテルヌ、貴腐ワインである。昔、飲んだ味を覚えていたのである。

いつもワインを選んでもらっているワイン屋さんに頼むと、ソーテルヌは高いから、代わりに甘口のワインを選んでおきましたと送ってくれたのがla lune、ロワーヌの白ワインだった。飲んでみた限りでは、そんなに甘いとは思わなかった。でもこれしかないので、クリームに入れた。とはいっても50ccしか使わない。

翌日、娘が来たときケーキを切った。一口食べて、あれ、いつも違う、いつもより豊かだ。材料は変わらない筈なのに、そこではっと思い出した。ワインのせいだ。甘いというより華やかな感じがする。これはいい。ワインはいっぱい残っている。もうひとつ作ろう。カマンベールチーズを買ってこなければ。そして1週間経ってしまった。同じように50ccをクリームに入れてみた。すっぱい。あの華やかさはすがたを消してしまった。あ~あ。
仕方がない、これはグラタンに使うとしよう。ケーキ用にはハーフボトルを探そう。
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