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女性マーケターから見た日々の出来事

婦人科と産婦人科-医師不足を感じるこの頃-

2007-10-18 21:18:14 | 徒然
今日の毎日新聞に、毎日世論調査:全国の6割が「医師不足」認識という記事が掲載されている。
実は、しばらく前から体調が気になっている。
といっても、風邪を引いたとかというのではない。
いわゆる婦人科系の病気が、気になっているのだ。
今月は「乳がんを知る=ピンクリボン月間」と言うコトもあり、「一度婦人科で検査をしてもらおうかな?」という気になっている(乳がんの心配ではなく、他のコトでの心配)。

我が家の近所にある救急指定の病院は、内科・整形外科・外科など。
入院施設などがない、医院でも内科や整形外科などが多く、(産)婦人科となると激減してしまう。
仕方なく、婦人科を探そうと思い、ネットで調べると婦人科そのものが少ないように感じるのだ。

「受診科目が分からなければ、とりあえず内科を受診」といわれるようだが、婦人科系のコトを内科で伺うというのも気が引ける。
やはり婦人科に行くほうが、ベストな選択のように思うのだ。
そして「婦人科」とある医院のHPをみてみると、真っ先に飛び込んでくる文字は「妊娠・出産・不妊治療」というところが多い。
私のように、妊娠も出産もまして不妊治療などとは関係がないとなると、ますます減ってしまう。
医大などの大きな病院に行けばよいのかも知れないが、そうなると1日がかりとなってしまうのが想像できてしまい、それだけで行く気がなくなってしまうのだ。

妊婦さんがたらい回しされ、胎児や妊婦さんが亡くなったりする事件があったが、現実問題として、本当に医師が少ないのでは?と我が身のコトとなって改めて感じる。
まして私が受診したい婦人科の診療内容などは、最近になって「専門外来」ができるようになってきたというコトもあり、病院探しだけで、行く気が失せてしまうのだ。
「体調が気になる」といっても、寝込むようなコトではないし、明らかな症状が出ているわけでもない。
「そろそろ、年も年だから・・・」で、済まされてしまうような体調変化だからだ。

毎日新聞の記事内容とは、個人的印象は違うのだが「医師不足」といっても、激務を強いられる科目の医師が全国的に極端に不足していて、都市部の激務とは関係のない科目ではそれなりに足りているのではないか?と感じてもいる。

できれば、(あの、女医でタレントの西川女史のような方ではない)女性専門診療科の女医さんが、増えてくれると良いのに・・・と、真剣に思うのと同時に、予防医療に主眼を置いた「ホームドクター」と、治療が主体となる専門診療科が連携できるようなシステム作りがあれば、もっと良いと思うのですが・・・いかがでしょうか?舛添大臣。