日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

怖がる前に・・・インフルエンザ対策

2009-11-01 07:50:08 | 徒然
朝夕、めっきり肌寒くなってきた。
今日から11月というコトを考えれば、当然といえば当然だが、やはり暖冬なのだろうか?昼間はまだまだ汗ばむような陽気だ。
今日あたりから、お天気が崩れ、一気に寒くなるという天気予報もあったが・・・。

さて、寒くなるにしたがって「風邪」や「インフルエンザ」が心配になってくる。
今年は特に、「新型インフルエンザ」が流行の心配がある。
医療関係者へのワクチン接種が終わり、妊婦さんや既往症のある方、乳幼児への接種がいよいよ始まるようだ。
重篤な病状になる危険性が高いのだから、当然だろう。

ただ、最近色々な方のブログを拝見して気になることがあった。
それは「ワクチン接種をすれば、とりあえずインフルエンザは安心」というコトを書かれている方が、案外多いコトだ。
既往症もない(一応)元気な中年となると、今年中の接種はまず無理。
来年のいつ頃になるのかも未定、という状況なので「ワクチンに頼らず、自己防衛」が、基本となるのだが、ワクチン接種が始まってからこの「基本」となる「うがい・手洗い」が忘れられているような気がするのだ。

確かに、ドラッグストアーなどに行くと「殺菌効果」を謳った石鹸や消毒用アルコールの売り場コーナーは拡充されている。
この春、売り切れて争奪戦状態となった「マスク」も、数量制限はされているが一時ほどではない。
だが、この春ほどではないような気がするのだ。
一つは、商品が十分行き渡る様になったというコトもあるとは思う。
もう一つは、ワクチン接種開始に伴い、「ワクチンで安心」という気持ちが広がっているからなのではないだろうか?

しかし現実は、ワクチンによる副作用が報告されたり、ワクチン数不足が解消されたわけではない。
とすれば、今一番大切なことは「正確な情報を基に、基本的な予防策の励行」というコトになるのでは?
便利な事に、ネットではそのような「予防策」が簡単に検索できる。
中外製薬では「インフルエンザ情報サイト」を公開し、その中で「日常予防対策」が紹介されている。
「インフルエンザ予防対策・日常編」

この内容を読むと、当たり前だが「栄養バランスの良い食事を(3食)心がけ、うがい・手洗いをシッカリし、十分な休息」が、効果的な予防策というコトになるようだ。

そして、「新型」だからと怖がる前に、キチンとした情報を得るコトが大切なのではないだろうか?