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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

関東軍ヲタツアー アメリカ空軍横田基地日米友好祭2007 速報

2007-08-26 21:34:51 | 航空自衛隊 装備名鑑

■アメリカ空軍の基地へ

 日米合意を経た米軍再編構想の最終報告書には、アメリカ空軍横田基地へ航空自衛隊航空総隊司令部が移転するとあり、そう遠くない将来、移転と共に航空自衛隊横田基地が誕生するのだろうと考えている。

Img_9451_1  第374空輸航空団のC-130輸送機。日米安全保障条約や日米関係を特にリアリズムに基づく安全保障の視点から俯瞰すれば、特にマクロの視座から、在日米軍の司令部、第五空軍司令部が置かれる横田基地と、世界で唯一空母航空団が前方展開している厚木基地は特別な場所である。

Img_9609  この他、様々な航空機が見れるということもあり、個人的な好奇心と、もう一つの事由から、本日開催された横田基地日米友好祭2007へ展開することとした。写真は、いつもお世話になっている“とんぺいの機械博物館”の とんぺい 殿が一番のお気に入り、攻撃機A-10である。

Img_9626_1  航空機や在日米軍、世界に前方展開する米軍や、米軍再編に関する詳細な話は、詳報記事の際にじっくり記載することとして、本日の速報、基地の第一印象は、横田は広かった、ということである。特に有事の際のハブ施設、グアム、ディエゴガルシア、英本土と並び今後の戦略展開拠点となる基地というのも頷ける広さであった。

Img_9466  第二に、ハブの基地であるが、そのフレンドシップデイへ、岩国海兵航空基地、三沢空軍基地、沖縄の嘉手納空軍基地はもちろんのこと、長躯ハワイのヒッカム空軍基地、韓国の烏山空軍基地からも航空機を集める、米軍の巨大な組織力には判っていても驚かされた。

Img_9523_1  地上展示機について簡単に記すと、横田基地所属のC-130輸送機、UH-1多用途ヘリなどに加え、C-17輸送機、KC-135空中給油機、展示はされていなかったが、KC-10空中給油機などの大型機、F-16やF-15という米空軍の顔を担う機体に、陸海空自衛隊の航空機が加わり、広い会場へ銀翼を連ねていた。

Img_9651  以上が、横田基地日米友好祭の速報である。富士ではAH-64D戦闘ヘリが遂にその姿を現したとのことであるが、そこから少しはなれた横田基地でも、中々唸らせる内容の地上展示機とともに、様々なイベントが行われていたということをお知らせしたい次第である。

 最後になりましたが、本日ご一緒していただきました、とんぺい殿、Shin様、ありがとうございました。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (2)
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