■防衛情報-ウクライナ戦争
今回は写真を選ぶ時間が有りませんでしたので過去の富士総合火力演習の映像とともに厳しいウクライナ情勢の概況を。
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ロシア軍はアウディイフカ近郊での攻撃強化に予備部隊を過早に投入した、ISWアメリカ戦争研究所7月14日付ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナ軍事評論家マショヴェッツしの発言として、ロシア軍はアウディイフカおよびトレツク方面での戦略予備として中央軍管区隷下に第27自動車化狙撃師団を編成ちゅうであったとのこと。
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第27自動車化狙撃師団はしかし編成完結以前に先ず隷下の第433自動車化狙撃連隊をアウディイフカ近郊の戦闘に投入、また編成完結前の第506自動車化狙撃連隊および第589自動車化狙撃連隊もトレツクへ前進を開始させているということで、戦略予備部隊は本来一定の状況にかたがつくか、戦線が崩壊直前に投入する部隊を既に投入しているもようです。
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戦況全般では、ウクライナ軍はハリコフに侵攻したロシア軍に対し反撃を成功させヴォフチャンスクにおいてロシア軍陣地を奪還、ロシア軍情報筋としてハリコフ州のロシア軍部隊は3万から7万まで縮小していると指摘します。チャシブヤール戦況では、ロシア軍は大規模攻撃を棚上げし、小規模な歩兵攻撃と無人機攻撃に切替えているとのことでした。■
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ウクライナ国民の83%はロシア軍東部四州からの撃退を支持している、ISWアメリカ戦争研究所7月15日付ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナメディアの世論調査結果を報道、ロシアのプーチン大統領が示した和平案、ウクライナからの東部四州割譲を条件とする停戦案を明確に拒否した構図です、この調査結果は15日に発表されたものという。
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ウクライナのNATOやEUへの参加を拒否するプーチン大統領の和平案についても58%が反対しているとの事。こうしたなかでウクライナ軍はトレツク近郊のニウヨークでの戦いにおいて南部のロシア軍陣地複数を奪還、ロシア軍はクラスノホリフカ近郊で前進している他、アウディイフカとウクライナ軍反撃圏外のトレツク近郊で一定の前進を果たした。
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ウクライナ軍の反撃における主軸は無人機によるロシア本土エネルギーインフラへの攻撃が担っているようで、ロシアリペツク州において変電所と石油貯蔵施設を攻撃したとロシア側知事の発言を発表、またISWは未確認という事ですが、クリミア半島フォレント岬においてロシア軍S-300ミサイル部隊と黒海艦隊電子戦部隊の攻撃に成功した情報がある。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
今回は写真を選ぶ時間が有りませんでしたので過去の富士総合火力演習の映像とともに厳しいウクライナ情勢の概況を。
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ロシア軍はアウディイフカ近郊での攻撃強化に予備部隊を過早に投入した、ISWアメリカ戦争研究所7月14日付ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナ軍事評論家マショヴェッツしの発言として、ロシア軍はアウディイフカおよびトレツク方面での戦略予備として中央軍管区隷下に第27自動車化狙撃師団を編成ちゅうであったとのこと。
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第27自動車化狙撃師団はしかし編成完結以前に先ず隷下の第433自動車化狙撃連隊をアウディイフカ近郊の戦闘に投入、また編成完結前の第506自動車化狙撃連隊および第589自動車化狙撃連隊もトレツクへ前進を開始させているということで、戦略予備部隊は本来一定の状況にかたがつくか、戦線が崩壊直前に投入する部隊を既に投入しているもようです。
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戦況全般では、ウクライナ軍はハリコフに侵攻したロシア軍に対し反撃を成功させヴォフチャンスクにおいてロシア軍陣地を奪還、ロシア軍情報筋としてハリコフ州のロシア軍部隊は3万から7万まで縮小していると指摘します。チャシブヤール戦況では、ロシア軍は大規模攻撃を棚上げし、小規模な歩兵攻撃と無人機攻撃に切替えているとのことでした。■
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ウクライナ国民の83%はロシア軍東部四州からの撃退を支持している、ISWアメリカ戦争研究所7月15日付ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナメディアの世論調査結果を報道、ロシアのプーチン大統領が示した和平案、ウクライナからの東部四州割譲を条件とする停戦案を明確に拒否した構図です、この調査結果は15日に発表されたものという。
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ウクライナのNATOやEUへの参加を拒否するプーチン大統領の和平案についても58%が反対しているとの事。こうしたなかでウクライナ軍はトレツク近郊のニウヨークでの戦いにおいて南部のロシア軍陣地複数を奪還、ロシア軍はクラスノホリフカ近郊で前進している他、アウディイフカとウクライナ軍反撃圏外のトレツク近郊で一定の前進を果たした。
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ウクライナ軍の反撃における主軸は無人機によるロシア本土エネルギーインフラへの攻撃が担っているようで、ロシアリペツク州において変電所と石油貯蔵施設を攻撃したとロシア側知事の発言を発表、またISWは未確認という事ですが、クリミア半島フォレント岬においてロシア軍S-300ミサイル部隊と黒海艦隊電子戦部隊の攻撃に成功した情報がある。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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