北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】バーデンヴュルテンベルクF-222-BadenWürttemberg,東京寄港(2024-08-22)

2024-09-01 20:23:42 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
バーデンヴュルテンベルク
 ヴァーデンヴルテンブルクとおもっていましたがバーデンヴュルテンベルクというのが正しい呼称という。

 東京港にドイツ海軍フリゲイトが入港しました、ドイツ海軍のバーデンヴュルテンベルク、125型フリゲイトです。考えてみますとドイツ海軍艦艇なかなかみる機会がない、といいますか、前回ブレーメン入港が遠すぎていけなかった故に今回こそは。

 東京国際クルーズターミナル、ここに入港しているという話は聞いたのですが、横須賀で有人が、ナントカ公園で撮影するのがいい、なんて情報をおしえてくれまして、ここでわたしはトンデモナイ間違いをしているということに気づいていなかった。

 晴海埠頭、てっきり東京国際クルーズターミナルというのは晴海にある、といいますか、あの晴海のを建て替えたか名前だけ変えたとばかり思っていたのです。あそこなら東京駅からでも行けるし、いっそ帰路に銀座でも散策してみようか、とね。

 新橋駅に到着しまして、昔知っている新橋駅前とはだいぶん変わっているので驚いたのですが、どういけばいいのか、BRTから10分という表示を晴海とその時点で混同しているわたしは気づかず、いっそタクシーで行けばと思いいろいろ聞いてみたのだが。

 ゆりかもめ新交通システム、これでいくほかないということを気づくまでけっこう右往左往してしまいました。BRTから車で10分と説明されていましたが、まさかその車というのがバスではなくBRTでもなく、要するに数km離れているとは。

 晴海ではなく別の場所なのか、舞鶴ならばなれていますし大阪港や堺港とはちがいここは東京、よくわからなかったのですが、ゆりかもめ駅から徒歩7分というのは、ちょっとこの日一日のために前数日間けっこう無理を重ねた故、億劫になっていて。

 バーデンヴュルテンベルク、そして、それほど大きなフリゲイトではないのだけれども、補給艦と並んで接岸しているため、真正面から撮影できないほど岸壁よりも前に出てしまっている、ここで、公園から撮影するという話の意味を知ったわけ。

 しおさい公園、幸いとなりでした。けれどもここから本当に撮影できるのかというのが最初の素朴な疑問、いや実際とれているのですが、船の科学館、解体中の建物に隣接していて立ち入り禁止区画がわかりにくく、ぐぐっと遠回りしたり右往左往に。

 くらま満載排水量は7200tなのですが、このバーデンヴュルテンベルク、満載排水量は7350tという。しかしそれほど大きな艦艇にはみえませんが、停泊している場所が、特にこのクルーズターミナルではイタリアンフェアの準備中という状況だ。

 ドイツ海軍さんがくるのだから、イタさんの準備というのが、損名ならばもう少しいい場所、横浜とかに入港させてあげることはできないものだったのかなあ、と場所が悪すぎるような気がしてしまいまして、事情はあるのだろうけれども。

 カブールはこの日、横須賀基地に入港していまして、わたしてっきりみなさん横須賀からのれんちゃん組だとおもっていますと、いや横須賀はいっていません、という型が案外多く、カブールのめずらしさは東京からみるとそんな感じなのかなあ。

 日独伊、ねらったわけではないのだけれども、こんなかたちで無事、本当に無事と言うほどに晴海と場所を勘違いしたのは危なかった、無事に撮影することができました、それにしても不思議な艦容だなあ、とおもったバーデンヴュルテンベルクです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【G3X撮影速報】小牧基地航空祭2024【7】明日起るかもしれぬ緊張-邦人救出体験(2024-03-03)

2024-09-01 20:00:09 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■邦人救出体験
 アフリカや中央アジアと中東の紛争地域へ自衛隊機が邦人輸送任務へ派遣される実例が既にでています。

 みなさん落ち着いてください!、早く逃げないと乗せてくれ!、落ち着いて番号順に、次の輸送機は必ず来ます!、おかあさんはどこっ!、子供が子供がおらんのやっ!、敵襲対戦車戦闘用意っ!、パンツァーファウストを持って集合っ!。という騒ぎはない。

 小牧基地航空祭、C-130H輸送機による邦人救出任務体験、これは飛行展示がほぼ完了したところにて開始されていまして、いや、航空祭開門と同時に体験手続きが先着順で行われていまして、ここに居の一番に駆け付けるところからある種、状況開始で。

 C-130H輸送機、続々と動き出していますが、開門と同時に我先にと走ってゆきまして、その先で限られた数の体験受付で参加証を確保するまでが、いわば、紛争地で取り残される焦燥感を丸ごと体験できる、といってみるのも、言い過ぎではないでしょう。

 邦人救出任務体験、89式小銃のエアガンで武装して武装勢力を打ち負かす体験型イベント、ではなく、単に参加するのは助けられる側、となっています。助ける側をやりたい方は、31歳までの方は地方協力本部へ、それ以上の方は予備自衛官補の要綱を。

 基地内を紛争地に見立てて、という状況なのですけれども、これ、真面目に撮影していますと、これまでは邦人救出訓練のなかなかみられないという状況を見せてもらったこともあるのですけれども、一般の方が多数参加しているだけありまして、臨場感が。

 航空祭の展示の一環、それは分かっているのですが、この数年間、自衛隊に邦人救出に関する輸送命令が発令される事がある程度実際に発生しています、そしてそれは場合によっては、レバノンやイスラエルやイランで、いままさに起こる可能性さえ。

 実任務、この話題をあらかじめ文章として作成して、掲載前に実際に起こってしまう、という事も考えられるわけですので、その現実感が、写真を撮影している側にも臨場感、恐らく実際の状況に報道で入るならばこういう工事になるのだろうなあ、と考えて。

 滑走路まで行かずに誘導路を一周して戻って来るだけ、と言われればそれだけなのですが、航空自衛隊としては、というよりもこの第1輸送航空隊、不特定多数の集団を対象として輸送機に誘導し、安全に乗せて、そして戻ってきて降ろす一連を訓練している。

 体験搭乗でもこれだけの数のC-130Hを動員する事はないでしょうし、これ、自衛隊としても経験といいますか訓練になんているのだろうなあ、と考えるのです。すると、次回同様の試みの際にはてまえに、軽装甲機動車を警備部隊としておいてほしいなあ。

 実戦、と言った方が実任務よりも通りが良いのでしょうか、自衛隊は国際紛争における戦闘、という意味での実戦は経験していませんし、自衛隊法に基づく防衛出動命令も発令されたことはありません、ただ、その可能性と蓋然性は年々、現実味を帯びて。

 延々と続く邦人救出任務体験、G3Xの超望遠ズーム機能を駆使しますと、望遠の圧縮効果で迫力ある構図となってくれるのですが、これが一種のアトラクション的なかたちで楽しめるというのは、今現在の日本が平和なのだからだよなあ、とかみしめるのだ。

 C-2輸送機を背後にC-130H輸送機、さてさて、丁度よい頃合いでしたのでこのあたりにて航空祭は撤収する事としました。飛行展示の規模は兎も角、こう、工夫された展示が多いというのは感心しつつ、飛行展示の規模の背景と能登半島地震を思い出しました。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-滋賀,長浜-かき氷を頂くのは黒壁通りの和風甘味処

2024-09-01 18:22:32 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 異常気象というものを考え直すべきかもしれないというほどこれまでの夏よりも熱かったような気がするのです。

 今年の夏ほど熱中症、というものを意識した年は無いように思います、いやラファールとかカブールとかいろいろ撮影に行く事になり出歩く事が多かったといえば、2020年夏以来COVID-19の影響を受けて出歩けなかった事が長く続いたためなのかもしれないけれど。

 かき氷、熱中症対策には体内深部温度を低く下げなければならないのですが、いろいろ考えますと、病院に行かずに済む程度であれば、かき氷を胃の腑に収める事で体内の温度を直接さげる、別に医者ではないのだけれども、これで回復する事が多いような気はする。

 叶匠壽庵、ここは滋賀県長浜市の長浜駅前から指呼の距離にあります黒壁通りの甘味処でして、梅ゼリーが物凄く美味しいもので、また甘いあんみつもお勧めなのですけれども、此処、季節限定にてかき氷なんてものも愉しむ事が出来ます。もちろん夏の季節にて。

 桃のかき氷、写真にしますと白桃というくらいですから白く、風景としてはちょっと白いだけの雪山みたいだなあ、とつまらないのかもしれないけれども、これ、口に運ぶと桃のしゃくしゃく感がわざとらしくない美味しさを引き立ててくれまして、ほんとうにいい。

 写真を撮っている間に変形してゆく、これが美味しいかき氷の象徴といえるのかもしれません、削り取った薄い氷はそのいっしゅん一瞬に形を変えてゆきますから。でもそのまま放置しておくと本当に溶けてしまうので、スプーンで崩して、そしてくちへはこぶ。

 台風10号が太平洋上を遊弋している、豪雨で物凄い被害が出ている様子は報道等で知るところなのですけれども、しかし豪雨と降雨が続く事で、気温だけは下がり始めています。災害級の熱波を、しかし台風が来ることで変わるのか、不思議に思いつつ、でした。

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【京都発幕間旅情】名鉄2000系特急ミュースカイ,東海道新幹線計画運休三日目と旅客機臨時便

2024-09-01 07:00:47 | コラム
■新幹線計画運休
 名鉄2000系特急ミュースカイは中部国際空港開港に合わせて名鉄が導入した空港特急です。

 東海道新幹線計画運休は三日目に入りました、静岡県内の豪雨と降雨量の積算値が東海道新幹線の1964年開業以来の規模ということですし、なにより風はあまり感じないものの太平洋上にまだその原因である台風10号が居座っているのですから、しかたがない。

 名鉄2000系、中部国際空港連絡特急です。東海道新幹線計画運休に伴い、中部国際空港から羽田空港への臨時便が日本航空などで運行されているとのことですが、愛・地球博の時代に新幹線のぞみ号大増発が行われ、名古屋と東京の航空便は廃止されていたのです。

 中部国際空港、いや、例えば名古屋空港、小牧基地と隣接している県営空港でもボーイング777やボーイング747は運行発着できるのですから、過度な新幹線依存よりも旅客機というものを選択肢に含められる、代替交通手段というものが必要なのかもしれません。

 伊丹空港四発機規制、騒音対策で輸送力の大きなボーイング747が伊丹空港に乗り入れる事が出来なくなったため、日本航空も全日空も廃止してしまいましたが、日本航空国内線型の747-100なんかは563座席あり、新幹線の1322座席程ではないが輸送力が在った。

 ボーイング777は、しかし双発機でも全日空の国内線仕様では座席数は514席あります。燃費のいいというエアバスA-350なんかでは391席、輸送力では新幹線には及ばないものですけれども。愛・地球博から20年を経まして、新幹線に大量輸送の座は遷った、と。

 東海道新幹線計画運休、考えてみますと鉄道は地球環境にやさしい、とは言われるものですが、気候変動により台風の大型化が今後も続く中にあって交通手段を維持するには、航空機も致し方ないのではないか、空港特急の写真とともに、少し考えてしまいました。

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