■救難教育隊救難展示
小牧と云えばC-130H輸送機の基地であるのだけれどももう一つの主役が救難教育隊のUH-60J救難ヘリコプターですね。
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小牧基地救難教育隊によるUH-60J救難ヘリコプターによる救難飛行展示が開始されました、UH-60Jの機体後部部分に何か赤みがかって見えるのは、想定要救助者が炊いたスモークによるもの、此処に向かって、UH-60Jが飛来してきた、という構図だ。
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ブラックホーク、UH-60から救難員が降下します。航空祭ならでは、という印象でしたが、足繁く平日の小牧基地に隣接する航空公園に散策していますと、日常的にこうした訓練は実施していまして、平時の訓練あっての本番、航空祭の本番も実任務にも。
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採点はいかほど、ううむまあまあ、いやウチのほうが、機材好いなあ、という声が聞こえてきそうなのは名古屋市消防局消防航空隊の方、一緒に撮影していた名古屋の方が、この構図の方が航空祭らしい、と工夫されていた構図をこっちも真似てみる。
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航空祭らしい構図、という事でもう少し探してみますと、どうですか、P-1哨戒機にF-15戦闘機とF-2戦闘機にU-125救難機とU-125,じゃあなくてこれは、なんだっけか、あのCOVID-19の最中に入った新装備の、そう、U-680A飛行点検機が並ぶ。
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C-130H輸送機による邦人輸送展示、といいますか、邦人輸送体験です。先着順に乗れるという事ですが並んだ頃には一杯になってしまい、邦人救出作戦に乗れなかった場合の視点か、若しくは邦人救出の様子を取材するマスコミの方の視点、なのか。
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邦人救出、邦人輸送、呼称は色々あるのでしょうけれども要するに、紛争地に孤立した国民を助けに向かう実任務を体験できるもので、アフリカや中東地域での企業活動、特に3.11以降、原子力発電に頼れないわが国には資源を確保するための活動が広がり。
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アルジェリアガスプラント邦人企業襲撃事件やアフガニスタンカブール邦人救出任務では、自衛隊の当時の法制度では救出に向かえないとか自衛隊派遣が間に合わないという状況がありましたが、スーダン騒擾事案などには何とか間に合わせることができまして。
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輸送機へ続々と乗り込んで行く状況などは、これ、一応、誘導に関して航空祭の一行事という事にはなっていますが、本番、というものが、今日にも明日にも来るかもしれない状況で、その手順を第1輸送航空隊の隊員さんが演練する一助にはなったのか。
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現行憲法は平和的生存権を含めて、人命、というものをかなり重要視した制度になっているとは読み取れるのですが、しかし、この数年前までは、自衛隊を外に出さないこと、それが同胞の生命を見捨てることとなっても、平和への道と信じられていた訳だ。
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C-130H輸送機の輸送能力というのは、まあ、目いっぱい詰め込んで92名、空挺隊員だと60名、という。5機派遣できれば460名、昔の政府専用機のボーイング747一杯分か。ただ、3000m級滑走路が必要なボーイング747が下りられる飛行場は限られて。
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CH-47J輸送ヘリコプターによる放水展示が実施されました、邦人救出と並行してなのですが、バンビバケット、最大6tもの水を吊るすことができるのですけれども、よく見ると、からっぽ。実際に水を入れると後が大変なのか、ちょっと物足りない展示だ。
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SH-60K哨戒ヘリコプターとU-36訓練支援機の上空を往くCH-47輸送ヘリコプター、救難飛行展示の終了と共にいろいろと地上を走るC-130H輸送機に上空を飛行するCH-47輸送ヘリコプターと、この騒々しさこそが航空祭なのだなあ、と実感しました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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小牧と云えばC-130H輸送機の基地であるのだけれどももう一つの主役が救難教育隊のUH-60J救難ヘリコプターですね。
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小牧基地救難教育隊によるUH-60J救難ヘリコプターによる救難飛行展示が開始されました、UH-60Jの機体後部部分に何か赤みがかって見えるのは、想定要救助者が炊いたスモークによるもの、此処に向かって、UH-60Jが飛来してきた、という構図だ。
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ブラックホーク、UH-60から救難員が降下します。航空祭ならでは、という印象でしたが、足繁く平日の小牧基地に隣接する航空公園に散策していますと、日常的にこうした訓練は実施していまして、平時の訓練あっての本番、航空祭の本番も実任務にも。
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邦人救出、邦人輸送、呼称は色々あるのでしょうけれども要するに、紛争地に孤立した国民を助けに向かう実任務を体験できるもので、アフリカや中東地域での企業活動、特に3.11以降、原子力発電に頼れないわが国には資源を確保するための活動が広がり。
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アルジェリアガスプラント邦人企業襲撃事件やアフガニスタンカブール邦人救出任務では、自衛隊の当時の法制度では救出に向かえないとか自衛隊派遣が間に合わないという状況がありましたが、スーダン騒擾事案などには何とか間に合わせることができまして。
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輸送機へ続々と乗り込んで行く状況などは、これ、一応、誘導に関して航空祭の一行事という事にはなっていますが、本番、というものが、今日にも明日にも来るかもしれない状況で、その手順を第1輸送航空隊の隊員さんが演練する一助にはなったのか。
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現行憲法は平和的生存権を含めて、人命、というものをかなり重要視した制度になっているとは読み取れるのですが、しかし、この数年前までは、自衛隊を外に出さないこと、それが同胞の生命を見捨てることとなっても、平和への道と信じられていた訳だ。
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C-130H輸送機の輸送能力というのは、まあ、目いっぱい詰め込んで92名、空挺隊員だと60名、という。5機派遣できれば460名、昔の政府専用機のボーイング747一杯分か。ただ、3000m級滑走路が必要なボーイング747が下りられる飛行場は限られて。
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CH-47J輸送ヘリコプターによる放水展示が実施されました、邦人救出と並行してなのですが、バンビバケット、最大6tもの水を吊るすことができるのですけれども、よく見ると、からっぽ。実際に水を入れると後が大変なのか、ちょっと物足りない展示だ。
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SH-60K哨戒ヘリコプターとU-36訓練支援機の上空を往くCH-47輸送ヘリコプター、救難飛行展示の終了と共にいろいろと地上を走るC-130H輸送機に上空を飛行するCH-47輸送ヘリコプターと、この騒々しさこそが航空祭なのだなあ、と実感しました。
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