■大団円へ
部隊規模が小さいと訓練展示の規模も限界になるのかもしれませんが。

機動打撃発動、16式機動戦闘車が前進を開始します。もともと機動戦闘車は防御戦闘などで威力を発揮する装備、といわれていましたが第8師団YOUTUBEなんかをみますと、機動打撃発動、でこれがでてくるほどですから。

16式機動戦闘車は第8師団と第14旅団の即応機動連隊、あとは第4師団の第4偵察戦闘大隊の新編と同時に配備が始まり、今や、薄くひろくではありますが全国の駐屯地祭で普通に見られるような装備となってきましたけれども。

戦車の任務であった機動打撃発動、この機動打撃というのは、英訳がなかなかみつからない日本独特の運用ともいえるドクトリンですが、ようするに普通科主体の自衛隊にあって逆襲部隊の攻撃を主軸として構成されている運用です。

防衛戦闘では相手の損耗の蓄積を待って攻撃衝力の限界に達したところで逆襲部隊の投入が行われ、これが一気に戦果拡張へ転じるのが、機動打撃発動です、がこの場合、相手に切り込む形となるために、戦車が必要と考えられていました。

逆襲部隊、戦車同士の撃ち合いに発展しますと、防御力が必要となり、機動戦闘車の正面走行は74式戦車の傾斜装甲、砲塔正面で200mm近い装甲がありますが、16式機動戦闘車は74式戦車よりも正面投影面積が大きいが圧倒的に軽い。

増加装甲3型という車体正面に装着するブロックのような装甲と、そして増加装甲1型という爆発反応装甲は存在していますが、1型はともかく3型は異常に大きく、あれでは機動力、とくに不整地踏破能力が相当制限されるのは自明といえて。

前進する機動戦闘車、今回の訓練展示では仮設敵は戦車を装備していないという前提でした、もっとも第1機械化大隊のような仮設敵部隊以外には対抗部隊で戦車を持っていることは無い、という状況がいまの本州の陸上訓練環境だけれども。

迫ってくる機動戦闘車、訓練展示をどの角度から撮影するのかを問われた結果のような構図です。最初の観閲行進を撮影したい場所で撮っていれば、迫ってくる様子を見られるのですが、その場合は見えるのは真正面だけとなってしまうのです。

追い越してゆく機動戦闘車、観閲行進を真正面から曲がる角度で撮影できる、これは行進の構図にたくさんの車両を修めることが出来るのですが、観閲行進ごとこの位置で最前列付近で撮影するという選択肢も、訓練展示撮影には選択肢ではある。

G-3Xの連射速度では難しいのですが、というか一枚一枚シャッターを押していますからね、しかし一眼レフですと、この角度で主砲の空包射撃なんかをやってくれますと、どーんと迫力ある構図となりますので、多少無理しても私は動くのですね。

87式偵察警戒車、24式装輪装甲戦闘車偵察型が後継となるようですが、センサーマストを装備していて可能な限り威力偵察を避けるという運用が為されるもよう、ただ、車体は大型化して火力も相当充実するものとなります。

24式装輪装甲戦闘車の第3偵察戦闘大隊への配備は、まだまだ先となりますか、まず富士学校に装備として配備されたものが一般公開されるのがもう少し先のようですから、未来の話ですが、そのころの周辺情勢、どうなっているのか、関心事ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
部隊規模が小さいと訓練展示の規模も限界になるのかもしれませんが。

機動打撃発動、16式機動戦闘車が前進を開始します。もともと機動戦闘車は防御戦闘などで威力を発揮する装備、といわれていましたが第8師団YOUTUBEなんかをみますと、機動打撃発動、でこれがでてくるほどですから。

16式機動戦闘車は第8師団と第14旅団の即応機動連隊、あとは第4師団の第4偵察戦闘大隊の新編と同時に配備が始まり、今や、薄くひろくではありますが全国の駐屯地祭で普通に見られるような装備となってきましたけれども。

戦車の任務であった機動打撃発動、この機動打撃というのは、英訳がなかなかみつからない日本独特の運用ともいえるドクトリンですが、ようするに普通科主体の自衛隊にあって逆襲部隊の攻撃を主軸として構成されている運用です。

防衛戦闘では相手の損耗の蓄積を待って攻撃衝力の限界に達したところで逆襲部隊の投入が行われ、これが一気に戦果拡張へ転じるのが、機動打撃発動です、がこの場合、相手に切り込む形となるために、戦車が必要と考えられていました。

逆襲部隊、戦車同士の撃ち合いに発展しますと、防御力が必要となり、機動戦闘車の正面走行は74式戦車の傾斜装甲、砲塔正面で200mm近い装甲がありますが、16式機動戦闘車は74式戦車よりも正面投影面積が大きいが圧倒的に軽い。

増加装甲3型という車体正面に装着するブロックのような装甲と、そして増加装甲1型という爆発反応装甲は存在していますが、1型はともかく3型は異常に大きく、あれでは機動力、とくに不整地踏破能力が相当制限されるのは自明といえて。

前進する機動戦闘車、今回の訓練展示では仮設敵は戦車を装備していないという前提でした、もっとも第1機械化大隊のような仮設敵部隊以外には対抗部隊で戦車を持っていることは無い、という状況がいまの本州の陸上訓練環境だけれども。

迫ってくる機動戦闘車、訓練展示をどの角度から撮影するのかを問われた結果のような構図です。最初の観閲行進を撮影したい場所で撮っていれば、迫ってくる様子を見られるのですが、その場合は見えるのは真正面だけとなってしまうのです。

追い越してゆく機動戦闘車、観閲行進を真正面から曲がる角度で撮影できる、これは行進の構図にたくさんの車両を修めることが出来るのですが、観閲行進ごとこの位置で最前列付近で撮影するという選択肢も、訓練展示撮影には選択肢ではある。

G-3Xの連射速度では難しいのですが、というか一枚一枚シャッターを押していますからね、しかし一眼レフですと、この角度で主砲の空包射撃なんかをやってくれますと、どーんと迫力ある構図となりますので、多少無理しても私は動くのですね。

87式偵察警戒車、24式装輪装甲戦闘車偵察型が後継となるようですが、センサーマストを装備していて可能な限り威力偵察を避けるという運用が為されるもよう、ただ、車体は大型化して火力も相当充実するものとなります。

24式装輪装甲戦闘車の第3偵察戦闘大隊への配備は、まだまだ先となりますか、まず富士学校に装備として配備されたものが一般公開されるのがもう少し先のようですから、未来の話ですが、そのころの周辺情勢、どうなっているのか、関心事ですね。
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