４月１７日（土）天気晴朗、快晴である。例の彼と行くことになっている。我輩は平成１５年４月１９、２０日に訪れて以来７年振りである。とは言うものの公開されている古墳には何度となく訪れてはいるのだが、イベントとしての再訪では７年振りなのだ。
例の彼としては珍しく約束の時間に遅れることなく待ち合わせの場所に来た。
我輩としてもこれも珍しく、今日だけかもしれないが雨男ではなかったのである。これには我ながら感心したのである。
今回は九箇所（以前は八箇所）も公開されるので何処から巡るかが問題となるが、南から北へ、或いは北から南へと、この二者択一となるのだが、北から南へと巡って行くことに決めた。まずはここ 竹原古墳 からスタートする。
この鳥居の前には古代の官道（大宰府へ）が東西へと横切ってゆく。延永ヤヨミ園遺跡の近く、また、豊前国府近くが繋がっているのである。点と点が繋がり面が見えるようになる。
河内王稜の遠景。ここから香春駅に向う。
赤塚古墳の説明を見てお判りのように原形とは大差がある。周溝を確認することも出来ない。、３世紀末にはこの地方がすでに大和政権との結びつきがあったということが書かれてあるが、三角縁神獣鏡にはいろいろな説があって（ご存知もおられよう）まだ断定することは出来ないであろうが、興味のある話であろう。
ただ、福岡県石塚山古墳と言う名が見えるように、北部九州東部のラインが形成されていると言うことである。
彩を鮮やかにするために植栽に手を加えてくれているのは嬉しい。
