街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

遠賀川流域古墳公開(竹原古墳)

2010-04-21 09:08:02 | 福岡 古墳


 愈々本物を拝むことが出来る。やはり絵ではもの足りぬ。
 さあ、と思って覗き込むと白いタオルが目に入ってきた。「あっ、タオルが邪魔ですね」とボランティア。心の中で「おいおい」と言っている自分がいる。湿度が高いので曇りを拭くために置いてあるのであろうが、なにもこんな所に置かなくてもと思ってしまった。
 向うにガラス戸が見えるが内面の結露を祓うための手動のワイパーが取り付けられている。昔の路面電車を思い出してしまった。

 本物をご覧頂こう。ガラス越しなので表面上部に映り込みがあり、内側には水滴が付いている。それ以外は綺麗に写っている。向って右側玄門袖石には朱雀、左側玄門袖石には玄武が描かれてあるのだが・・・うーむ、判らない。
 本題の奥壁腰石だ。尻尾の長い馬のように見えるそれが龍である。青龍とも言われる。
 その他のものは絵師が現に目にしたものだろうし、或いは何処かの古墳で目にしたものかもしれん。全体に纏まり良く描かれている。この絵師はここ一箇所しか描いていないのかもしれんが腕がもったいないような気がする。他二三箇所の古墳にでも描けばよかったのにと思うのは私だけかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋月街道を歩く

2010-04-21 08:59:33 | 秋月街道

 近道をしようと畑の中の道を行くと道は途絶え線路に突き当たってしまった。道は目の前だが線路を越えてガードレールをよじ登らねばならん。

 妻はその様なことは出来ないので兎に角足がかりになる場所を探しながら線路内を歩いてしまった。これでは鉄道を歩くになってしまう。暫くして足がかりになる場所を見つけたのはよかったが足が少々届かぬ。ちったージャンプしろよ。てなことで道に戻ることが出来た。まねはしないように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古墳探訪  大任

2010-04-21 07:44:38 | 福岡 古墳

 ここ大任では英彦山川が町を貫いて流れてゆく。この川が幾度となく流れを変えた。その度に土石流が田畑を埋めつくし痩せた土地に変えてきたのである。古代から人口は増えなかったであろう。その様な理由から平地に墓などを造ることが出来ずに崖などに横穴墓を造らざるを得なかったのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇佐風土記の丘 古墳探訪

2010-04-21 07:29:49 | 大分 古墳


赤塚古墳の後円部に回りこんでいる。1700年余もの間風雨に晒され表土が流されているのもと思われる。後円部が歪な形になってしまっている。

更に後円部に回り込むと削り取られた痕であろうか。それとも盗掘跡であろうか。
ここから三角縁神獣鏡が出土し、大和政権との関連が類推されるし、3世紀にはここまでその力が及んでいることの驚きでもある。と、前回は記した。
ところが、三角縁神獣鏡と言えば、そう、あの邪馬台国が思い浮かんでくるだろう。
なにが正鵠を得ているかは判らぬが、宇佐を邪馬台国に比定する方も居られるから興味も増すのではないか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする