『ふるさと回帰予備校』と云う聞きなれない言葉だが、今期から我町商工会の肝いりで団塊の世代、いや30才代までをターゲットにしてこの町へ誘い込む活動が始まった。 不肖小生も都会から移り住んだ者として参加を促され企画会議、体験カリキュラム作成にと足を踏み入れた。
田舎暮らしと言えどもパターンは様々文字通りの十人十色の生き方・住(棲)み方がある。
下記の記事は俺の田舎に移り住み且つ5年を経過した経験から、書き留めてみた。
田舎暮らしの先達のご意見をバシバシ コメントをいただき、より良い町になればと思う。
向後 ヨロシクと申し上げたい。
田舎暮らし願望 <夢の実現を誓って>
はじめに
私が生まれ育った東京武蔵野市、昭和22~3年、もの心が付いた6歳くらいだったと思うが、田舎と云うよりも戦後の荒廃をまざまざと見せていた。家の近くにゼロ戦のエンジンを作っていた中島飛行機の工場が米軍の爆撃で廃墟とされ、そこが遊び場の一つでもあった。工場の物資や生産物を運ぶ鉄道の錆びた線路に朽ちたままの蒸気機関車が残っていて格好の遊び場でもあった。田舎にノスタルジーを覚えたのは蒸気機関車につながる原風景が心に染み付いていたのではなかろうか。
田舎暮らしに適応することは農業の知識でもなく、人付き合いの極意を習得していることでもない。ただ一つ、自然界の全てに好奇心を持つことが必要と思う。しかし、闇雲に全てに好奇心を持つことが良い結果を招くわけでもなく、それを必要とするか・しないかを見極める術を習得しておかないと採りとめもない不可思議な世界へ没入することになってしまう。
田舎暮らしには幾つかのパターンがある。一つは集落の中に住み、全てを受け入れて住民としての義務を果たすことから初め、変えられるところは代えて、変えられないところは受け入れる姿勢が必要だ。しかし、その中で自己主張や意見は明確に理路整然として行くことで習慣を変えていくことは可能と思う。また、二つ目は、田舎の風景や自然のみを相手にして、人との交わりを嫌う人には別荘地か町や村が造成して作り上げた住宅団地を選ぶとよい。此処では都会の郊外に住まうのと同じことで伝統的な文化は存在しない、ややおもすると隣の住民が何をしているか判らないまま過ごしてしまうことがある。残るパターンは農業や養鶏など業を目的とした田舎住まいで、これらには行政やJAなどの支援団体があるが、事前に資金の準備と専門的な研修を受ける必要があるだろう。
私自身の田舎へ移り住んだ目的は、空の区切りがビルの四角い角や直線で区切られるのではなく、自然の山や木の形で空が作られる景色を求め、また、土を素手でいじることができる安心な土地を求めることも同じレベルだった。現実には小さな集落に入り理解できない習慣や因習もあるが、自らそこへ立ち入り何故を続けていくことが大切だと思う。
初めの一歩
予備知識 ・・・・・・・・・ 本の読み漁り
45才から ・・・・・・・・ 現実的な将来計画 60才で仕事をやめるには
55歳チャンス到来 ・・・・ 職場とプライベートの区切り
土地の模索 ・・・・・・・・ 東信州を範囲とした 南向きなだらかな斜面を探す
思わぬ出会い ・・・・・・・ 田舎暮らしのエリア発見・即購入決定
現実的な田舎暮らしに向けて <青年の心を持って>
土地購入手続き ・・・・・・ 信頼から始まる
土地の造成工事 ・・・・・・ メールとインターネットが役立つ
集落を知る ・・・・・・・・ 土地の生活を垣間見る
上下水道の組合加入の不思議 ・田舎のインフラのしくみ
家を建てる <施主と棟梁はヤジロベー>
家の建築 ・・・・・・・・・ エネルギーを使い果たす
設計と造作 ・・・・・・・・ 「判った」 と 「する」 の違い
見積もりと契約 ・・・・・・ 話し合いと心を通わせる
トラブルの対処 ・・・・・・ 価値観の違いを理解する
田舎に住まう <田舎の常識・話せば判る>
転居の挨拶 ・・・・・・・・ 集落の組織を知る
集落の儀式 ・・・・・・・・ 知らない人のお弔いに出かける
賦役 ・・・・・・・・・・・ 突然の集金にとまどう
道普請と出不足金 ・・・・・ お金の行方???
道路補修を集落で ・・・・・ 資材は行政、人手は集落
宗教的行事 ・・・・・・・・ 秋祭り、御燈講、収穫祭 神事や仏事が集落の行事
人とのつながりが大切 ・・・ 1人では何もできない
趣味を生かす <エンジョイ田舎暮らし>
薪ストーブ考 ・・・・・・・ 薪材の収集と薪割
畑の作業 ・・・・・・・・・ 空いている土地はいくらでもあるが
行政組織の活用 ・・・・・・ 公民館や福祉センターにはボランティア、趣味の会が多い
住民活動に参加 ・・・・・・ より広い範囲の人脈が作れる
田舎暮らしと言えどもパターンは様々文字通りの十人十色の生き方・住(棲)み方がある。
下記の記事は俺の田舎に移り住み且つ5年を経過した経験から、書き留めてみた。
田舎暮らしの先達のご意見をバシバシ コメントをいただき、より良い町になればと思う。
向後 ヨロシクと申し上げたい。
田舎暮らし願望 <夢の実現を誓って>
はじめに
私が生まれ育った東京武蔵野市、昭和22~3年、もの心が付いた6歳くらいだったと思うが、田舎と云うよりも戦後の荒廃をまざまざと見せていた。家の近くにゼロ戦のエンジンを作っていた中島飛行機の工場が米軍の爆撃で廃墟とされ、そこが遊び場の一つでもあった。工場の物資や生産物を運ぶ鉄道の錆びた線路に朽ちたままの蒸気機関車が残っていて格好の遊び場でもあった。田舎にノスタルジーを覚えたのは蒸気機関車につながる原風景が心に染み付いていたのではなかろうか。
田舎暮らしに適応することは農業の知識でもなく、人付き合いの極意を習得していることでもない。ただ一つ、自然界の全てに好奇心を持つことが必要と思う。しかし、闇雲に全てに好奇心を持つことが良い結果を招くわけでもなく、それを必要とするか・しないかを見極める術を習得しておかないと採りとめもない不可思議な世界へ没入することになってしまう。
田舎暮らしには幾つかのパターンがある。一つは集落の中に住み、全てを受け入れて住民としての義務を果たすことから初め、変えられるところは代えて、変えられないところは受け入れる姿勢が必要だ。しかし、その中で自己主張や意見は明確に理路整然として行くことで習慣を変えていくことは可能と思う。また、二つ目は、田舎の風景や自然のみを相手にして、人との交わりを嫌う人には別荘地か町や村が造成して作り上げた住宅団地を選ぶとよい。此処では都会の郊外に住まうのと同じことで伝統的な文化は存在しない、ややおもすると隣の住民が何をしているか判らないまま過ごしてしまうことがある。残るパターンは農業や養鶏など業を目的とした田舎住まいで、これらには行政やJAなどの支援団体があるが、事前に資金の準備と専門的な研修を受ける必要があるだろう。
私自身の田舎へ移り住んだ目的は、空の区切りがビルの四角い角や直線で区切られるのではなく、自然の山や木の形で空が作られる景色を求め、また、土を素手でいじることができる安心な土地を求めることも同じレベルだった。現実には小さな集落に入り理解できない習慣や因習もあるが、自らそこへ立ち入り何故を続けていくことが大切だと思う。
初めの一歩
予備知識 ・・・・・・・・・ 本の読み漁り
45才から ・・・・・・・・ 現実的な将来計画 60才で仕事をやめるには
55歳チャンス到来 ・・・・ 職場とプライベートの区切り
土地の模索 ・・・・・・・・ 東信州を範囲とした 南向きなだらかな斜面を探す
思わぬ出会い ・・・・・・・ 田舎暮らしのエリア発見・即購入決定
現実的な田舎暮らしに向けて <青年の心を持って>
土地購入手続き ・・・・・・ 信頼から始まる
土地の造成工事 ・・・・・・ メールとインターネットが役立つ
集落を知る ・・・・・・・・ 土地の生活を垣間見る
上下水道の組合加入の不思議 ・田舎のインフラのしくみ
家を建てる <施主と棟梁はヤジロベー>
家の建築 ・・・・・・・・・ エネルギーを使い果たす
設計と造作 ・・・・・・・・ 「判った」 と 「する」 の違い
見積もりと契約 ・・・・・・ 話し合いと心を通わせる
トラブルの対処 ・・・・・・ 価値観の違いを理解する
田舎に住まう <田舎の常識・話せば判る>
転居の挨拶 ・・・・・・・・ 集落の組織を知る
集落の儀式 ・・・・・・・・ 知らない人のお弔いに出かける
賦役 ・・・・・・・・・・・ 突然の集金にとまどう
道普請と出不足金 ・・・・・ お金の行方???
道路補修を集落で ・・・・・ 資材は行政、人手は集落
宗教的行事 ・・・・・・・・ 秋祭り、御燈講、収穫祭 神事や仏事が集落の行事
人とのつながりが大切 ・・・ 1人では何もできない
趣味を生かす <エンジョイ田舎暮らし>
薪ストーブ考 ・・・・・・・ 薪材の収集と薪割
畑の作業 ・・・・・・・・・ 空いている土地はいくらでもあるが
行政組織の活用 ・・・・・・ 公民館や福祉センターにはボランティア、趣味の会が多い
住民活動に参加 ・・・・・・ より広い範囲の人脈が作れる