田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

“絆”東北応援 一息いれよう交流会 

2012年09月30日 | 日記

9月30日(日)  晴れ   爽やかな風   遅めの午後に雨 夜は激しく降る

台風の進路と速度に惑わされながらも、予定とおりボランティア集団の研修会として『一息入れよう交流会』が行われた。12時30分開宴としているがスタッフは早々に集まり、岩手県大槌町から直送された海産物を前に打合せをはじめる。出席者は想定した50名を遙かに超えると言う情報。

12時になると続々と集まりだし、口々に大槌町からの海産物に期待を寄せている声が耳に入る。開会式をソコソコに会費と引き替えに渡された皿とカップとおにぎり、そして箸。既に準備万端だという焼手、烏賊、ホタテ、サンマは焼き網の仕掛けと技で色よくほどよく焼けていく。 

大食いのボランティアでもお握りを左手、右手に箸でイカにパクつき、更に飲み物はビールの大盤振る舞いで腹も八部となったところ、日頃の活動をご披露。更にはグループ全員が歌を振る舞うなど、交流会の意味深い催しとなりました。中でも、昨年は大槌町まで復旧ボランティアに行ったT団体長の話は、復興が遅々として進まないことへの憤り、そして、機会を見て再び訪れたいとも話したことに熱い思いを感じた。宴たけなわになるころに、風も強くなり雲の流れも速くなっりはじめました。

盛り上がったところで中〆、三々五々急ぐ人は家路に向かいました。台風の影響が酷くないことを念じなら、スタッフは会場の点検をしてお開きとなりました。大槌町のひびき鮮魚店の大サービスで 一息入れられたことに感謝。

俺としては昨日は朝からパソコンに齧り付き、地区の中間整理に明け暮れた。会議の費用弁償などメンバーに落ち度があってはいけないと神経を使いすぎたこともあり、昨夜はブログも書くことなく休んでしまった。今日のイベントも口だけ動かして、スタッフが全てを取り仕切ってくれたとこに感謝。

立科町への台風の影響は午後10時ごろがピークだったでしょうか、それでも雨量も風も被害が出ることはなかったようです。

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中3日の段ボール堆肥つくり 遠慮の塊も一役担ってくれる

2012年09月28日 | 日記

9月28日(金)  晴れ   雲は多く 昼前には霧雨がふる  夜は冷え込む

ドカベンと丸形弁当ではないが、昨日も朝の時間は早くから家を出たし、その前は台所の生ゴミはさほど溜まっていなかった。今日で3日ぶりとなるが、キッチンの生ゴミは通常の倍はある。四角いタッパーが満杯で更に、丸い容器も山盛りになっていた。、この姿を目にすると俺的にはプレッシャーを感じないわけにはいかない。

朝飯の片付けを終えてから二つの容器を持って外に出た。段ボールに被せた布を外すと基材は前に入れた生ゴミは分解され、乾燥した基材をスコップで天地返しをすると白い菌が沢山繁殖しているのが見えた。

 

更に天地返しをすると底の方まで完全に乾いているので、如雨露に水を入れてまんべんなく降り注いだ。この季節は投入する生ゴミが多多くなるのは、リンゴや葡萄など生産者から頂き物などは兎も角、会合で出されたものが僅か残ると誰も手を出さない、こう言う時間が経ったものや残飯は段ボールの堆肥には有り難いものとなる。湿り気を与えられた基材に米糠を混ぜ合わせ全体を攪拌してから中央を深く掘り下げ生ゴミを投入する。

この段ボールも昨年9月に新調して冬の防寒対策として段ボールの周りに新聞紙を入れ、更に大きなダンボールに入れたので-17℃になる真冬でも微生物は活発に活動してくれて生ゴミを分解することができた。来月になれば内側の段ボールを新調してやりたい。

夜には町の環境フェアの会場打合せ会が開かれた。実行委員としては10月14日が気になるところだが、画策を成功させるためにはそれなりの動きが制限されることは致し方無いことだろう。

 

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稔りの秋に感謝を込めて 二礼二拍手 秋季例大祭

2012年09月27日 | 日記

9月26日(木)  晴れ   爽やかな気候  午後には寒いくらいになった

なんともローカリーな弁当をお見せするようだが、ローカロリーでないことは承知のうえでの話。中のものは山・里・川・海と高いところから流れる水に例えられ、昼飯の仕出し弁当にしてはバランスが悪いが多様な食材が組み込まれているそうだ。今日の昼飯は地域の鎮守の杜の秋祭りに伴う直会ということで、五穀豊穣に感謝をして参会者で昼飯を共にした。

早朝から神社境内、社殿内部の清掃に励みその後は、集会所で神官を迎えて紙垂(しで)を作り榊に設えた。榊は神社総代が自ら山のご神木から切り取り、神官の前に差し出す。紙垂の作り方は紙に折り目を付けてカッターで切るのだが、これがうまくいかない。左右逆に反転させれば向きが変わってしまし天地も整わない。時間を掛けながら神官の手元を覗き込みながら作ると云うか、試すと云う方が正しいようだ。紙垂や祭りに使う諸道具を携えて神社へ徒歩で向かう。一の鳥居、二の鳥居と順番に紙垂をしめ縄に挟み込みながら参道を進み境内に入った。あとは神官の所作にならい社殿の中へ入った。

社殿の奥の祭壇に灯明が灯ると辺りの空気が急に静まりかえった。神官の祝詞の声に耳を傾けると五穀豊穣、交通安全と言う言葉が耳に止まる。後の方には家内安全と思えるような語尾だけが聞こえたが、秋季例祭は全てに感謝を捧げるお祭りだと聞いた。

春の祭りには水の神様九頭竜権現十二社祭も兼ねていたので参列者は今日の三倍はいたように思う。秋の大祭は4名の総代と2名の参与と少し寂しいような気がするが、全員が玉串を捧げ二礼に二拍手一礼を済ませると、神官が龍笛を吹き鳴らす。この音は不思議なもので越天楽の旋律に合わせて音が高まると同時に社殿内部に掛けられている縁起が書かれた板がカタカタと鳴り出す。板が鳴りやむと次は、社殿奥の灯明が渦を巻くように炎が乱れた。そして、笛の音が低くうねる音に合わせて祭壇手前のしめ縄が外に向かう風に舞うと、あとは何もなかったように静まりかえった。春祭りに初めての体験したときは、俺の心の乱れが風に変わったと解釈していたが、今回も同じようなことが起こった。笛の響が境内の木々に吸い込まれると神官が参列者の方に向きを変え、滞りなく宇山諏訪神社秋期例祭が執り行われましたと話し、続けて、秋の祭りに係わる話をした。千早ぶる 神代もきかず ・ ・ ・ 水括るとは と在原業平の歌にたとえて話をし、御神酒を酌み交わして神事を閉じた。

日曜日の激しい雨の中、集会所で開かれた秋祭りの宴と今日の神事がが終わって見ると心の爽やかさに反比例するよに、肩こりが酷くなったように思える。

俺の信心はマダマダのようだ

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安息日としたが 次のことを考えると不安が先に発つ

2012年09月26日 | 日記

9月26日(水)  晴れ   日乃出の後に雲が広がる  午後には晴天

日乃出時刻に合わせて神社の灯明のコンセントを抜いた。昨日、コンセントを入れたときは防水型では無いように思えたので、コンセン交換が必要だと午前中訪ねてきた会計のYさんに話をした。ところが、夕方コンセントを入れに行くと防水型になっている。誰かが代えたわけでも無いので不思議だ。俺の勘違いとしか思いようがないが ・ ・ ・ ここは稲荷神社ではないので、俺の背中にキツネがいるわけはない。近頃はこのようなことが多く、人と話をしていても俺の頭の中では話題とは別のことが描かれている。また、信号が青に変わってもヨコの信号を見て赤だから ・ ・ ・ と後ろの車のクラクションに ? と思ってしまうことがあった。

脳みその回転が悪くなったのか、今朝の神社でも日乃出に合わせて草刈りをする人はいないと思うが、耳鳴りのようにエンジン音が響く。腹にも響くほどなので神社をでて少し歩くと、太陽の眩しさで見えないが人影があった。今日の晴天に合わせて稲刈をするのだろうか?背を丸めて畔に沿って草刈り機を振っているのが僅かに見えた。俺の耳もそれほどバカにはなっていないようだ。

朝飯を摂ってMは女神湖でイベントがあるとかで出かけた。俺は草刈りを予定していたが、なんとなく安息日と決めた。確かに、重労働をしているわけではないが、今週は毎晩のように会議が続く、日曜日も一日祭りに参加していたし、体を休めた方が良いという神様の有りがたい声に背中を押して貰った。そう決まると気が楽になるが、昨日ホームセンターから受け取った草刈り機が軽トラに乗せたままになっているので修理カ所を確認した。回転刃のボルトは角がすり減っていたが交換してくれてある。エンジン周りは修理に出す前に俺が洗浄とキャブレターの分解掃除をした。貼り付けてある交換したパーツを見るとキャブのパッキンを交換したようだ。エアクリーナーのスポンジも代えてある。肝心の遠心クラッチの点検は燃料を入れて草を刈ってみないと判らないので今日は止めにしたが、メーカーは良心的に全体を見てくれているようだ。

午後はノンビリと久しぶりにNHKBSの洋画を見てしまった。ジャン・ポール・ベルモント  「ダンケルク」昔見たような気がするが、この時代のフランス映画は好きだ。洋画は音楽から好きになったものが多いが、「シュルブールの雨傘」「男と女」など数え上げると切りがない。 レーザーディスクで沢山の映画を持っているが、今ではDVDに変わっている。音の世界でも33回転のLPからCDに変わり、今ではデジタルとなった。CDも数百枚が引き出しと段ボールに入れられているが、今ではあまり聞くこともない。

ノンビリした一日もあっという間に時間が経ち、夜の7時からの“たてしなエコ・クラブ”スタッフ・ミーティングに出かけた。完成した会報9号を会員に送るために三折りして封筒につめた。また、10月14日の「立科町環境フェア」に参加するためのスタッフ募集を書き添えた。作業が終わったあとは、環境フェアに参加する出し物について話し合ったが、竹釜のご飯炊き、竹馬つくり、竹の遊び道具 ・ ・ ・ 等 自然素材を活かす、竹づくしで参加することになっているが、看板メニューのソーラークッカーとポップコーン作りもやることにした。 さて、スタッフは足りるのだろうか ・ ・ ・ 

“たてしなエコ・クラブ” 見てね・・・ http://garbageate.exblog.jp/ 

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イベントの企画が楽しい みんな 集まれ 9月30日

2012年09月25日 | 日記

9月25日(火) 晴れ   太陽の暖かさ嬉しい   爽やかな風

午前中、メールや電話で日曜日の“一息いれよう交流会”の打合せをした。当日の段取りは兵隊が多いが、前日の準備をどのようにすかなど、電話での話を取り次ぎメールで別のヤツに送った。難しいことは云わないことを条件に打合せが進むので一方通行になることは承知のうえ、周りで聞いているモノは不安のようだ。

こう云うイベントは一見ルーズな運営のように見せかけて、裏では緻密な計画を練っておく必要がある。あまりキッチリした仕掛けを準備段階から表に出してしまうと、参加者のなかから自主的に手伝う人が出ない。そんな言い訳で打合せの電話を切ったが、午後に社協に行き、更に緻密な当日の段取りを打ち合わせた。毎年恒例の地元産の牛・豚・羊を使ったBBQから今年は志向を懲らし、復興支援で連携を密にした、岩手県大槌町の社会福祉協議会に紹介してもらい、海産物を直送して貰うことにしている。参加者も予想以上の大勢となり焼き方が悲鳴を上げるのではと今から心配をしている。大槌町のSさんに電話をすると海育ちの勢いの良い声が耳に飛び込んだ。全て順調、今週は漁も上向きになり良いそうだ。

http://www.town.otsuchi.iwate.jp/docs/2012092500014/

社協の帰りにホームセンターに寄り、頼んでおいた草刈り機の修理を取った。今時、修理をする人は少ないそうだが、メーカーに問い合わせると、修理は次の製品にフィードバックするので有りがたいと云う。俺の刈り払い機は竹やニセアカシアの太いのをバリバリ切り倒したために、遠心クラッチが摩耗してパワーが回転刃に伝わらなくなった。修理代も7,000円ということだから、新品の3分の1より安いので直した方が得策だろう。

商品棚を見ていて石膏ボードに対応するアンカーなるモノを見つけた。我が家の洗面所の棚がネジを打った場所が悪く、新築当時からグズグズしていた。東急ハンズなどでは直ぐに手に入るボード用の留め具が、ここではなかなか見つからず思案していた。早速、家で付け替え工事をしたが、初め頃のボンドでの修理がボードの表面の塗料を浮かしてしまったために綺麗に仕上がらない。しかし、丈夫にできたことて゛ヨシとしよう。

夜には再び社協の広報誌編集会議があるが、少し早めにでて集落の中央にある宇山諏訪神社の灯明に電灯をつけた。これは夕方電気のスイッチを入れて、朝に切るという仕組み、来年は自動点滅機で作動するように話しているが、今年は27日までのこと、俺が一番近いということで請け負った。

 不信心な者として3日通いは御利益がありそうだ

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これと云った 役目を果たした分けではないが 祭りの翌日

2012年09月24日 | 日記

9月24日(月)  晴れ   爽やかを通り過ぎて寒い  秋空に白い月

昨日の祭りは雨と言うこともあり室内で行われたので疲れた。祭りで草臥れたなどと云っては罰が当たりそうだが、会場の主たる催事は酒席ということ、酒を呑むと多くの人は声が大きくなるし、言動への勢いも素面の時より何段階かUPする。グループに分かれて大勢の人の声が混ざりあうと、特別大きく響くように仕掛けたダンプのクラクションより酷く俺の耳には響いた。

今朝は雨も止み静かな夜明けを迎えたが、俺の身体は風邪を引いたでもなく、熱が有るわけでもないが、倦怠感と脱力で動きが悪い。いつもより遅めに起きだしたのだが、それも、役場からの電話で仕方なく起きたような気がする。今になって文字にしてみると、電話で起きたのが、朝なのか?朝飯のあとに二度寝した中でのことなのか定かで無い。東の窓を見ると浅間山はまだ夏姿で蒼暗く見えるが、田圃の稲はすっかり黄金色に変わっている。昨日の雨で田圃の床が緩み、重たいコンバインが入れなくなったと聞く。

午後3時ころに、南の上空には白い月が薄いベールに覆われながら姿を見せた。月は地球から遠くウサギが住むと云うのを信じて育った俺だが、こうして見ると宇宙のなかで地球には一番近いと云うのが解る。満月よりも、半分だけ姿を隠しているのが艶気を感じさせる。

浅間山も 活火山らしく水蒸気を吹き上げているが、雲がバックでは勢いが感じられない。里は涼しさを通り越した寒さで若しや、頂上付近は冠雪しているのでは?とレンズで近づけて見るがまだまだのようだ。

 蒼く見える山の斜面も 後一月もすれば錦に変わるだろう

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宇山の秋祭り アメニモマケズ 賑やかな一日

2012年09月23日 | 日記

9月23日(日)   雨  午前中は 激しく降る  夕方には 止み薄日が射した

雨が降り出して一日半は経っているのか、今朝も激しくふる。暗いうちから携帯電話なり、今日の祭りはどうする?っと云う。どうすると云ってもいつもの神社の境内はテントを張っても地面には雨水が流れるからダメなのは皆承知してる。中止にするか、それとも集会所の室内でやるかが役員の携帯電話で廻ったようだ。

祭りと云っても今日は神事ではなく前夜祭的なもの、元は宵祭りとして夜が盛んだった。雨ということもあり、神社でなければと云うことは誰もが黙して口にすることはない。早朝か幟を立てる当番や集会所の設営、更には接待の料理や子どもたち相手のゲームなどをする役が忙しく準備にかかった。午後一時から開始となり、区長の挨拶にはじまり、来賓として町長他お歴々の挨拶があった。その前には、開会宣言と共に、消防団のラッパ隊がファンファーレを吹奏して開幕とまった。

外に雨よけに張ったテントの下では若者たちが焼きそば、トン汁、焼き肉と忙しく働いている。雨も宴たけなわになるのに反比例のように小康状態になった。

子どもたちは射的やゲームなどで目当ての景品を手にするのに夢中なるが、これほどの子どもがこの地区にいるのかと思うほど賑やかだ。終盤にはBINGOゲームで大人も子どもも大騒ぎで山のような景品がつぎつぎに平地と化す。因みに、俺は上等な紙挟みをゲットすることができた。

一時から五時まで四時間の宇山諏訪神社の秋祭りがお開きとなったが、最後の〆は万歳でメデタシとなった。

 

 Mも朝から台所方の手伝い 一日中雨が降ったことで寒く

外の温度は12℃くらい 家にもどると

Salaは自分のイスの上から降りてAlgoのベッドに潜り込んでいた。

Algoははじきだされても Salaと一緒が好いようだ

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追われることで先に進む これも性分だろう

2012年09月21日 | 日記

9月21日(金)  雨  ゆっくりと静かな雨  午後には 薄日 夜は寒ッ

昨夜は地区のお歴々が集まり国道254線バイパス建設促進期成同盟会の役員会が開かれた。町からも担当課から職員が来て定刻に始めたのはよいが、議事進行がスムーズにいかない。会議次第にあることは簡単なことだが、何がジャマをしているのかが俺には解せない。この手の会議は俺のような来た者には理解し得ない何かが裏にあるようだ。国道バイパスの問題だけではなく、農地水保全会も同じように俺的にはギクシャクが重なる。

どっと疲れを溜め込んだまま家に戻ったが、更にその後は帳票のデーターベース化に取り組んだ。これも俺が簡素化を目論んでいる事務作業。フィールドワークは自然相手だから、順序どうりには進まないことは判っている。今朝になっても何かに取り憑かれたようにPCを抱え込んでいるが、簡素化すればするほど、その意味が見えなくなるようだ。

雨もあがり昼の有線放送が始まり、素朴なアナウンサーの声が外に出ることを促すように聞こえる。 今の季節は花も少ないがコウゾリナだけは黄色の花をつぎつぎに開き、土手や水路の脇で賑やかさを見せている。昨日UPしたコシオガマをもう一度見たいと南の植えこみの中を覗き込むと、雨にあたらなかったのか色濃い花があった。花びらになにか黒い物を見つけレンズを近づけると蜘蛛だ。小さな花に更に小さな蜘蛛、その隣の花では訪ねてきたヒラタアブだろうか、弱肉強食の犠牲になったものがいる。これから秋が深まるにつれ蜘蛛が活発になる。小さな花にも、危険な蜘蛛が潜んでいるのを虫たちは知っているのだろうか?

4時を過ぎた頃、社協からの電話があった。今月末に開催する「一息いれよう交流会」立科町としても関係を深くして震災復興の応援を継続している岩手県大槌町。復興の証となることを願い、新鮮な海の幸を使ってBBQを企画した。今までは食材は町の特産物、牛豚でやっていたが、応援になればと、大槌町の社協を通じて紹介してもらった。この日は町中稲刈りだと云って参加者が危ぶまれたが、今日の午後3時の締めきりでは定員が確保され、しかも、プラス10名近くになると云っていた。ありがたいことで、来週月曜日に最終的に集計をして細かな段取りをお願いすることになっている。

お近くの方は飛び込みでも、顔を出してみてほしい

ことしも賑やかな イベントとなりそうだ

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季節の移ろい 虫も蝶も蜘蛛も 秋の姿に

2012年09月20日 | 日記

9月20日(木)  雲は多いが晴れ   暑くもなく寒くもない 中途半端な秋

エコクラブの会報は校了としたあとで 見直すとまだ間違いがある。パソコンの画面で見ているだけだと見落とすことが多いので、プリントしてみると文体に違和感を感じるが、記事を書いた人の癖や個性以外に、明らかに疑問が湧くようなことは直した方がよいだろう。印刷をお願いしている担当者に聞くとまだ間に合うという。昼前にやっと4ページ分の校正が終わり送り出した。

昼飯までには間があるので、庭に出てみるとアカトンボが草の花柄に止まっていた。トンボもいろいろだが、胸の紋様で種類が分かると云うがアカトンボには変わりがないようだ。図鑑を開くとナツアカネとあるが、同じ、ナツアカネでもこれほど全身を赤で染め上げてないものもいる。正面から覗き込むと顔まで赤く染まっていた。

畑は草を生やしてあるが、ここでは背の高い草は生えてこなくなった。ゲンノショウコウの株が増えて、今では秋の花が一斉に咲き誇っている。ここで不思議なのはヤマトシジミが多い。また、彼らはゲンノショウコウを食草としているのだろうか?ゲンノショウコウの前で少しだけ待てば直ぐにこのシジミチョウが来る。

コスモスは既に盛りを過ぎている虫も少なくなった。それでも蜜蜂は腹に沢山の花粉を溜め込んでいるが、これで飛び立てるのだろうか? 近くでは蜘蛛が何かを捕まえて巣網の中央で抱え込んでいる。これからの季節は人間も不注意に歩き回ると、蜘蛛の巣に絡まれる。

今日初めて確認したが、庭に植えた柿の木に初めて実が着いた。確か、俺が仕事を辞めて信州へ100%住まうことになった記念に植えた柿の木だ。春に小さな花が咲いていたを見たが、マサカ実が成るまでにいくとは想わなかった。今年、実が成らなかったら伐ろうと思っていたのを彼らは知ったのだろうか?

調べて見ると3本の柿の木で実が着いたのは2本

晩秋に赤く色付いた柿の実を見ることができるよう祈りたい。

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病は気から 元気のうちに病院通い と いつもの蕎麦屋

2012年09月19日 | 日記

9月19日(水)  雨   昼前に陽がでる  午後 雨  

天気予報では昨夜から大雨で午前中まで続くと云われていた。月末の水曜日は病院の日と俺的な記念日としているが、今日は一週間前、これは医者の都合で来週は診察がないと云われ、俺的記念日も移動となり特段の拘りはない。雨も少しだけ小やみになり、家をでて隣町のトンネルをくぐる頃には陽射しが雲の割れ目から出始めた。太陽がでると今度は蒸し暑くなる。

病院の駐車場は相変わらずの混雑、車が入るスペースが見つからない。俺は軽トラなので入れるほどのスペースはあるが、ドアが開かないことがハッキリしている。向きを変えて出口の方に走り出したところへ、病院から戻ってくる人に声を掛けると眼の前の車を指し、家族を送ってきたので出ると云う。日頃の声かけ運動の成果があるのか嬉しい。

予約時間に少し間があるので、採血、注射をする処置室に向かう。ここでも再雇用制度の高齢者看護婦さんが担当してくれるのだが怖い。採血の針を刺すまでは良いが、刺しながら俺に話し掛けたり、採血管を差し替える度に、注射器を支えている手が上下に動く。その動きは微妙だが血管に刺さっている針は、その動きに合わせてスムーズに湾曲するようなシステムにはなっていないのだ。その度にビビッと震動のような痛みを感じる。再雇用システムとは俺も同じような世代と思うと、あまり云いたくはないし直接云うと長くなるのが困る。

次は眼科だがここでも長い待ち時間に合わせて本を持ち込んでいるので、さほど待つことが気にならない。これは、俺がイクジナシ的に腕時計を持たない人なので「今 何 時?」などと気にならなくなっている。何れは「正しい通院患者標本」として棚にツルされるかも知れない。同じ待ち時間でも、内科はこの病院一二を誇るのが俺の担当医となっている。これも何かの縁なのだろうが、窓口に声高に“何時間待たせりゃ気が済むんだ”とか息巻いている御仁もいるが、こう言うときに限って、とびっきりのカワイイ看護婦さんが済まなさそうな顔をしながら小声で言い訳を言う。こうなると他の待っている患者は、腹の中では“云え イエ~ もっとイエー”など思っても応援するのは看護婦さんの方になる。今日も老夫婦が来ていて旦那が“オリャ もうえエぇ~ 帰る”とか云っていたが、大分長く繰り返し、奥方に諭されていた。

俺の予約は午前の最後と決めているので、先生の昼飯前になる。予約時間から計算すれば二時間となるが、俺の予定したいた本読みページが余ってしまった。3分ほどの対話のあと次の2ヶ月分の予約と薬の残り数から日数を差し引いた分を出して貰うことで俺の診察は終わった。これだけのことを病院でこなして来るにはそうとうに元気でないと出来ない。午後二時を過ぎると、帰りに野暮用を済ませるので、飯処に困るとしながら、先ずはいつもの蕎麦屋へ向かった。準備中と別に看板が出ていたので車で入って見ると、タイミング良く店主が顔をだしてくれた。閉店間際に来る客はメンドクサイと知りながら助かった思いがでる。

貸し切り状態で昼飯となると困るが、閉店していてはメニューのものを頼むわけにはいかない。お任せでと云うと、いつもより盛りがよい前菜と共に女将さん特製の佃煮を載せた、かやくご飯が山盛りででてきた。この店の良いのは素朴さの裏に、しっかりと技を磨いた調理技術がある。蕎麦屋だから出汁を取るのは当たり前だが、出汁をとって残る材料を使った飛びっ切り美味いものが多い。前菜と云って出てくる季節に合わせたものは、レシピを聞くとヒミツも何もなく、その季節感と素材を知り尽くされた技からでる食感を大切にしているのが感じられる。テーブルに置かれた練り込みの小さな一輪挿しにも、そこらを歩けば直ぐ目に入るノコンギク、これだけのテーブルの演出だが、前菜の器にあるカボチャに練り込まれた薩摩芋、胡桃、干しぶどうとイカの付け合わせ。洒落ではないが、イカにも旨味があるのがこの店の女将の隠れた腕だろう。

食事をしながら目に入った、脇の棚に無造作に置かれている絵が書かれた木っ端があった。手を伸ばすと特別な木片ではないが、表に山野草の絵が描かれ、脇には花の名が書いてある。裏返すと細い筆で俳句や短歌が書かれていた。文字の流れから座って書いたものではなく、散歩に行くときに木片を手に歩きながら想うことを書き連ねたように読めた。

佐久市、中込の めん茶房つた屋

小諸から移り 益々繁盛というようだ

食事に行くのなら、軽い昼飯としても 

時間だけはたっぷりと 余裕で向かってほしい

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9月も中半を過ぎて台風の余波か 蒸し暑い一日

2012年09月18日 | 日記

9月18日(火) 晴れ 強い風 湿り気のある蒸し暑い風が吹く  雨

夕べと云うか深夜になってリビングの灯りを付けると障子の外のガラスを叩く音がする。パタパタと連続してやがて静かになると、次はコンコンと指をぶつけるように叩く。この音で直ぐに判ったのがヤママユの訪問だろう。朝になって外に出ると3匹が網戸の下やコンクリートに疲れた身体をべったりと預けていた。俺が近づくと身体を震わすと云うか、震動させてしたの根を広げ、目玉を見せて威嚇した。この蛾の名前は判らないが、微妙に翅模様が違う。其れよりも蛾の尤も特徴とするのは触角だろう。ブラシのような髭?触角?が特徴有るので見応えのある蛾だろう。

蛾を見て直ぐに朝飯となるが、この間には数時間あいている。夜にある会議の資料を作りをしながらもうすぐ前期末が迫っている。俺だけが焦っているようだが、この焦りを皆で共有するには資料で赤って貰うしかないが、ボスが至ってノンビリなのがいけない。ノンビリと云うよりも無関心と思えるような受けこたえをされると、俺も無関心を装いたくなる。

会議次第を印刷し始めるとAlgoがメシと呼びに来た。犬が呼びに来ると云うことはなく、確かに彼は俺のそばに来るが、犬バカの俺の解釈故のことだ。食卓に着くと今年初めて無花果がテーブルに乗った。昨年はハクビシンにしっかりと喰われ、次には鹿に枝を食われ更に先を折られた。今年はなる初めが遅く、夏の果実無花果が熟してきたのは9月に入ってからだ。もっと皮の縁まで赤く熟すのだが、其処まで置くとハクビシンが先に喰うことになる。一年に一個か二個人様の口に入れば良いので、あとは獣たちにおすそ分けしても良いと思っている。でも、熟す前の実に歯形を残すのだけは止めて貰いたい。

 

夜は農地水保全会の会議、執行部7名の会議だが、俺が事務局としながらも仕方なく受けたもので、会長・副会長でしっかり進めて貰いたい。朝に作った会議次第に合わせて、午後は資料を印刷した。資料作りもプリンターがトロく、時間がかかる。ネットから引き出して帳票を合わせての印刷していると5時になってしまった。会長に事前に資料を送れば好かったが・ ・ ・ ・ 

会議は事務局の俺が議事進行と書記と写真撮影をするのではやってられない。

会議の進行は会長と規約に書かれているが ・ ・ ・ さて

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台風の余波か 強い東からの風が木々草花をゆらす

2012年09月17日 | 日記

9月17日(月) 敬老の日  雲が多いが陽が昇るにつれ青空が広がる  残暑

昨日の熱射病事件は朝になっても未だ続いていた。其れにも増して、ベッドから降りたトタンに脹ら脛から大腿部、足の裏側の筋肉が悲鳴を上げた。そして、立ち上がると腰と背中の中間の筋肉に痛みが走る。こう言うことを口にすればMから返って来る言葉は耳にタコができるほど知っている。

車で出入りする度に注視していた錦木の植え込みを除きにいった。秋の花としてコシオガマとノコンギク、今年はどちらが先に花が咲くのか確認したかった。白樺レストランの脇にあるノコンギクは一枝二輪だけ濃い紫の花を見つけたが、あとはまだ硬い蕾だ。朝陽から午前中一杯陽が当たる錦木の根元、ここでもコシオガマの方が先に花を開いている。数カ所で咲き出していることから確実に、ノコンギクは後から花を開くようだ。

コシオガマはゴマノハグサ科とされていて、ヨコから花を見ると、ゴマの花を小さくしたように見える。正面からシベを見ると虫が中へ入り込むとすんなり外へ出さないというように釣り針のモドリがついたようなシベの姿がすごい。今日は風が強いから虫の姿は少ないが次には、虫が中で暴れる姿を見てみたい。

 

秋に花を開く花としては園芸種だが、デュランタがある。この花は蝶が好きだ。キアゲハ、カラスアゲハ、今日はミドリヒョウモンが来ている。強い風に振り回されながらもしっかりと捉まり蜜を吸い続ける。ヒョウモンチョウは表の翅を見ると種類が判りにくいが、裏の紋様を見るとミドリヒョウモンの特徴の3本の縞模様が見えた。俺が手をだしても逃げることはせず爪の先に移動してきた。彼の手指の力強さを指先で感じたが、風の強さをモノともせず密を吸い続けることに納得する。

春から夏にかけて姿が少なかったベニシジミ、キュートな顔つきと機敏ながら人を恐れることはない蝶だ。秋になって翅色が少し濃くなり、姿が多くなった。爪草も一頃より衰えたが、蝶を休ませる葉は充分にある。しっかりと葉に足は着け、前の二本の足を触角と同じように細かく動かしている。これから晩秋まで低いところに止まり上空を通過する仲間を追いかける姿が見ることができるだろう。戦う蝶としてこのキュートな姿からは想像ができない。

秋そのままの花としてシュウメイ菊がある。庭にも白とピンクがあるが、ピンクの方が優勢のようだ。白い花の株は増えていないが、ピンクの株は僅か一本だけ花茎を伸ばしているのもある。種がこぼれ芽が出るのは色つきものだ。しかし、中途半端な薄桃色や白地にピンクの斑入りなどの花は姿を見せないことから、優勢的な種の保全には白は弱いようだ。また、この花に来る虫はカナブンやカメムシだけ蝶は花に止まることは少ない。しかし、たまにヒカゲチョウが姿を隠すように葉に止まっているのを見かけることがある。

 

まだまだ秋の入口 10月末までは充分に錦の山々を楽しめそうだ。

 

 

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遅ればせながら ジャガイモ掘り 熱中症か

2012年09月17日 | 日記

9月16日(日)  晴れ  猛暑  風は涼しいが   午後は 。。。

昨夜から雨が降らないことを祈りながら、ジャガイモ堀の計画を立てた。ケイカクと云ってもそれほど大層なことでなく、鍬でキズを着けた芋を直ぐに洗い、アルミホイルに包んで焚き火にくべることだ。これで美味い昼飯となれば最高と目論んだ。

朝飯を片付け生ゴミを堆肥作りの段ボールに入れてから、畑にでた。今年は3種類の芋を撒き、既にトウヤは収穫をした。これは澱粉質が高いものと思っていたが男爵よりも少ないのではないだろうか?来年はマリモ(エニワ)という種類を作って見たい。これは澱粉質が高く、工業用澱粉採取用として育てられているそうだが、食用としての商品名が「マリモ」とされている。来年を語るほど畑作業をシッカリしているわけではなく、単に食い意地が張っているだけなのだ。

三本鍬とプラスチックの収穫コンテナを持って畑に向かった。風は涼しいが猛暑、まずは一畝を掘って、焚き火を始めた。三畝がキタアカリ、次の三畝が男爵となっている。初めの畝ではネズミに喰われているものなく一安心、形も大きすぎず適当な大きさが良い。小さく親指の先くらいのものは、これは丸ごとスープに入れたり、生のまま油で素揚げにする。そして甘辛のタレにニンニクの擦ったもを上に振りかけると最高のつまみになる。俺は酒を口にすることはないが、このテの肴は大好物だ。

 

畑全体が草で覆われていたが、半月ほど前にビーバーで地面すれすれ刈払った。草の種類は蓼が多く繁茂して中にはアカマンマの花を開いている。この根を引き抜くと下に芋が姿を表す。浅い所でできた芋は野ねずみの格好の食材として狙われる。下の写真のようにジャガイモ原型がわからないくらい囓られた芋もある。ネズミの種類はハタネズミ、小さく見た目も可愛い。冬になるとボイラー室の隅に入り込み段ボールの隙間を住処にしていたこともあった。ネズミが食うと云っても僅かな数、毎年春には沢山の芽をだしたジャガイモの処分に困るくらいなので、僅かなおすそ分けは許すことにしている。

三列の畝を堀上げると既に昼飯時は過ぎていた。昼休憩ということでMが飯を持ってきてくれたが、食欲がない。添えてあるフルーツに手を出したがダメだ。そのうちに眼の前がぼーっとしてきた。7年前に救急車に乗ったときと同じ状況を思いだした。生あくびがでる。下屋のコンクリートの上に直に寝転ぶと冷たさで心地がよい ・ ・ ・ 

その後、家に入りヌルいシャワーを浴びてベッドにヨコになった。あのときも記憶がないが、ベッドで嘔吐や失禁をしたらしい。今回は救急車の世話になるわけにはいかない。残る三列のジャガイモは何れ、霜が降りる前に掘れば良い。 

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天高くは 打ち消され 秋の空

2012年09月15日 | 日記

9月15日(土)  晴れ    曇り    午後からは  まだら天気となる

早朝からトビが透き通った声でピーヒョロロと繰り返している。後ろのヒョロロをフラッターのようにヒョロロ~と巻き舌風に伸ばすのが癖のようだ。彼の旋回に合わせ、俺もキョウツケをしながら右回り左回りに廻る。しかし、この青空も東から吹き寄せる女心に押され、直ぐに灰色にかき消された。庭を一廻りして玄関脇に戻ると、柱にさっきまでトビを歌わしていた青空がある。俺にはあの青空とルリタテハのブルーの紋様が同じ色に見えた。夏の初めに姿を見た同じルリタテハだが、形が小さいのと胴体周りが毛に覆われているようだ。近くで見ると鳥の羽のようにも見えるチョウの不思議さだろうか。

敬老の日だからノンビリしているわけではないが、昼飯前にイチジクのある庭の外れを一巡りしてみた。ここには大きくなりすぎたグミの木や野生種のブルーベリーがある。ブルーベリーは此処に移り住んだときに‘信州だから’と別分からずに園芸店で購入したものだ。後に地元の果樹栽培者が接ぎ木すれば良いと云ってくれたが、ミレニアムと引っ越し記念としてそのまま置いた。

始めの頃は全く実が着かなかったが、最近は小さな実を沢山着ける。しかし、夏が過ぎた頃に熟し初め甘さよりも酸っぱさが強いので鳥も食わない。昨年頃から鹿が我が物顔で我が家を訪れるようになって、彼らはこのブルーベリーを枝ごと喰うのがいる。後ろには2種類、のグミの木があるが大きくなりすぎて困る。タテハチョウの仲間はグミの葉が好みなのか枯れ葉と見るときは殆どが蝶と見間違う。

グミから少し離れた所ではアスパラが実を秋色に染め上げて沢山付けている。赤い実は来年は辺りに沢山の新しい生命を作り出してくれるが、食用となるまで育つことはあまりない。

グミの木に 覆われて僅かな陽射ししか受けないで育った萩、種類は判らないが近くにあるのはピンクの花を着ける。また、離れたところの萩は白い花が咲いている。図鑑で調べると仙台萩には青色の花が咲くそうだが、この萩は青と赤が混ざった色をしている。花にもいろいろ事情があるのだろう。

 

未だまだ小さな株 やがてはグミをも覆い隠すほどになるだろう

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秋の装いをチョッピリ感じた 遠来の宝水

2012年09月15日 | 日記

9月14日(金)  晴れ   昼に突然の雨  不安定な天気 女心か

日中は残暑が厳しく太陽の光を遮るように行動をとっているが、朝夕は陽射しを求めるように変わった。これはには人も犬も同じで、愛犬SalaとAlgoは夏の間は朝の陽射しを避けていたが、今では自分たちで障子を押し開け、ガラス戸との間の陽だまりで二度寝を愉しむほどだ。

久しぶりに朝の斜めの光線を求めて外に出た。畑の周りは蓼科のアカマンマが繁茂しているが、その中に碧い光を見つけた。鈍く金属的的な光に吸い寄せられるように近づくと、ウラナミシジミ(会津のマッチャンに教えていただきました)後ろの尾羽が僅かな風に揺らいでいるように見えるが、この短い突起物を持ち主の意思により動かすことが出来るのだろうか?

刈り取られた枯れ草が長靴に絡ませながら白樺レストランに向かった。ここには派手な装いのものはいない。この夏は大型のクワガタもカブトムシも来なかった。俺が近づくと不器用な飛び方で余計に誇張させる黒い影が上下に飛び交う。止まったところを見るとヒカゲチョウだ。また、同じように直線的に飛んできてパタッと張り付くように止まるのはキマダラモドキ蝶だが、彼の表翅の紋様を見たことがない。常に翅を閉じたままジッと止まりカメラのレンズが直前まで迫った瞬間に飛び去る芸当を持つ。

夕方にMが福岡のKさんからヘチマ水が届いたと云う。パッケージを開いて見ると透明度の高い純水、ヘチマ美水 とシンプルなラベルながらセンスが良い。如何にも容姿端麗と云う表現だろうか。俺はいままで“へちま美水”と『人』が入っているように思っていた。毎年自家栽培するヘチマから採取するそうだが、風呂上がりなどにスッキリする。市販の化粧水と異なり薫りが残らないのが嬉しい。

夜にKさんに電話を入れたとMが云っていたが、ブログに端を発しているお付き合い、別の土地の文化や産物を交換できることが素晴らしい。何時の日か福岡から長野を訪れてくれることを願っているが、これにはSalaとAlgoも大歓迎となる。

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