田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

人並みに 年の瀬を迎える

2023年12月30日 | 日記

12月30日(土) 快晴  無風  暖かな一日

年末晦日ともなると気忙しい

暖かさが続く反面春まで薪が足りるか

俺の救急車の乗車暦はこの冬の時期となる

アレコレ観念ができず 歳甲斐も無い小心者の極み

気弱なことを承知しながら 星に願いなど叶わぬ戯言か

 

そう言う反面 神様もキリストも全てに対し 三猿の如く独心を貫く

憧れた仙人も遠くのものと確信しながら ただ憧れに頼る

浅間の肩越しに昇る月も 天空で見せる白い月も好し

乾燥し澄み切った空気を徳とするこの地域

四半世紀を過ごし新しい年を迎えよう

  

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田舎に棲まうと云うこと Ⅱマキづくり

2023年12月20日 | 日記

12月20日(水) 晴れ 冷たい風 午後 雲が多くなる

10日ほど前のこと マキいらェェーか  の声

椎茸の原木を採るから 太いところは持ってて

チェンソーを軽トラに積み 集落の山林へ勇んで行く

太く長い楢の樹が3本倒され 急傾斜の山肌に横たわる

早速 細い方から玉切りをして 太い方は直径45㎝はあるか

だまし だまし 切り分けて 運び出す算段をして一日を終えた

 

田舎くらしと云うとマキストーブが付きもののようになっているが 難しい

近頃はマキを集めるのに難儀すると聞く 確かに マキの需要が多い

しかし 完成品を購入しては高額になるし 楽しさは半減する

己の体力と気力に合わせ マキ集めも思案の為所だろう

今回は軽トラに積み込む作業のキツさを感じた

楽しめる範囲で作業を行うことが大切

一玉がどのくらいの重さかは知るところでないが

抱えて膝で持ちあげ 腹に着けてマキ割機に乗せる

いつものリンゴの樹とちがいネジレが無く スパッと割れる

軽トラで4往復の材を手指を広げたサイズに切り分け3日を要した

 

いつまで できるかは 定かでないが ケガだけはしたくない

伐倒事故が多い 樹を倒すことには充分な注意が必要

俺の体力で許される範囲で マキづくりをするが

自らマキを作ることができなくなったら ヤメル

薪割は 俺の健康の バロメータ

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田舎に住まうということ

2023年12月14日 | 日記

12月14日(木) 晴れ 無風 穏やかな一日

月例の有害鳥獣侵入防止柵の点検保守

第3木曜日8時と決めた 山裾集落のいちい会

軽トラに資材を積み 2名は運転席と助手席2名は荷台

運転手は最高齢の82歳助手席は81歳 他2名は70歳の爺達

いちい会なる老人クラブ男連 鹿柵の保守を唯一の共同作業と慣行

そんな作業も 楽しみは其々がもち 趣味も様々 俺には密かな趣味

農業者ゆえに 獣害と野草・雑草には敏感で適視する輩たち

野草ならではの美しさも逞しさもあり 大切にしたいの心

ヤマゴボウも美しいとみるか否かは個人の思考

熟した実は山鳩が好むから置いていこうと

 

1時間の手慣れた作業 昼飯は隣町へ繰り出すと云う

仕立てた車に乗せられ 先達の馴染みの店へ

昼メシは前菜主菜なくも 呑み会の始まり

コレ故 田舎のノミニケーションとか

無理強いは無くも長時間は苦行

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久々のマキ材のづくり 終わってみれば

2023年12月12日 | 日記

12月12日(火) 雨 晴れ 温かい 

以前から話があった 楢の木の伐採

椎茸の原木づくりで太いところはマキ材に

意見謝からの急の呼び出しで 倒したから玉切りと

春に使ったままのチェンソーに燃料を詰めて向かいの山へ

想像以上に太い樹が3本倒され カメラも構えず 玉切りを開始

 

玉切りは8日 運び出しは9日 軽トラに積み込み 我が家の土場へ

日曜日は安息日として作業を休止 足腰の均しに徹する

薪割の準備作業 太い玉の重さは如何ほどか

マキバでの休息 動物が居なくても至福

いつまでも続けたい 田舎の暮らし

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土手の苅込 懐かしく30数年昔を

2023年12月07日 | 日記

12月7日(木) 晴れ 南西の風 昼前後激しくアメ

午前中の作業は裏山との境の草刈り

草というよりも山からのニセアカシアの発穂

快調に南から攻め 1/4ほど来たところで激しく雨

風に捲かれるように吹き荒れ 電動バリカン故に待避

ならばと 雨宿りに物置に入れたままのプラケースと缶箱を開梱

 

プラケースを開けると3日分の新聞が重ねられ 下には俺の懐かしいお宝

キャンプ用品と云うと格好が良いが 野宿必携のお道具一揃い

缶の箱には これまた懐かしい海の道具ライフジャケット

クルーザーに憧れディンギーにスキューバの道具

あんな時代もあったねと 今日の風に吹かれましょう

 

出てきた新聞を見ると 1990年5月2日となってる 遙か30余年かぁ~

少なくも今の俺の才から見ても生き様にそれほどブレはないか

新聞も 『地球環境他17テーマ』 が見出し 今のSDGs!

この30年の己の生き様 信州に移り住んで24年

これから迎える老後 飯盒炊爨で深く考えよう

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風がない一日 ならば 風知草の刈取

2023年12月04日 | 日記

12月4日(月) 快晴 無風 温かい

師走には珍しく無風の予報

無風ならば 風知草の刈取作業

稲科ながら 刈取も生産性は全くない

ただ 放置すると来春には悲惨な姿になる

景観植物とされる所以 手間を知らずに植えた所以

 

 

この作業 細く滑る茎をノコギリ鎌で刈取 集収袋に収める

単純ながら嬉しいのは蝶や昆虫たちとの出会いがある

キタテハが目の前に止まるが翅を広げるまで待つ

更には一瞬ギョとする蛇の抜け殻など 嬉しい

小さな生き物も避寒地を追われ 申し訳ない

2回の休憩を入れ 5時間の作業

手間が掛かる作業ながら生産性はO

収穫は来春の芽吹き時 新芽が揃う美しさ

いつまで出来る作業かは知るところではないが

人様に頼める作業でもなく 請け負う人もなく どうする

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本格的な冬への備え

2023年12月03日 | 日記

12月3日(日) 快晴  午後に 強風 やや寒さあり

山裾集落の恒例行事 12月第1日曜日

集会所 ごみステーション 公園の樹木剪定

参加の呼びかけは 多くの皆さんと云うことで大勢

手分けをして集会所ガラス ごみステーションの床 公園

予定の午前中を大幅に短縮 2時間の作業で10時に解散となる

  

昼飯の跡 我が家もそろそろ冬の準備 今年は温かさに押された

ストーブの薪もここへ移り住んで植えた木を切り戻した材を使う

大凡四半世紀ということで脚立で届く高さに切り詰めた

暖房も地産地消と云う自らの手で伐り分けたマキ

貴重な畑の肥やしとなるコンポストも防寒する 

夏には茎を長く伸ばした先に花を開くタンポポ

寒さに負けじと 地温を吸収すべく開く花

厳しい冷えに綿毛を無事飛ばせるか

石積で伊吹麝香草の紅葉真っ盛り

強い霜が降りるまでの命 愉しもう

 

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師走 仙人を想い 里山徘徊

2023年12月01日 | 日記

12月1日(金) 快晴 冷え込み一番 時折冷たい風

はるかぶりになるが うらやまを徘徊

いつもと異なり 寺上を目指し 急登に焦る

登り切れば 上州の山並みが美しく 日向で一休み

雉の羽ばたきに驚かされながら 里と山の境道を歩き

六天様地蔵尊を拝し 急坂には降りず 里への道へ返える 

 

俗界を離れて山中に棲み いつの日か仙人を思う身 至れず

枯葉を踏む音に小鳥が警戒してか 飛び立つ元を見る

姿を見ることは出来なかったが赤い実には赤い鳥か

紫の大きめの実を着ける蔓くさ なしらずの実

一廻り90分程の徘徊 里への門を開く

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