9月30日(木) 雨 雨 雨 雨
今日で9月は最期
明日は衣替え ・ ・ ・
今では聞き慣れない言葉になりつつあるのは俺だけか?
夏だって寒けりゃ セーターを着る。
今時の温暖化、真冬でも半袖歩いている人も見かける。
俺のタンスも5月を過ぎるとほとんどが半袖のものに入れ替えられた。
しかし、トチガラカ?トシガラ?かは定かでないないが ・ ・ ・
一夏過ぎてもポロシャツやTシャツは袖を通していない。
信州でも今年は異常に暑い夏と云われていたが
それでも半袖にはほとんど袖を通していない。
都会では夏場でもブレザーやジャンパーなど上着がはなせなかった。
何処へ行っても冷房があり、それが効き過ぎていたのだ。
信州へ移り住んでなにが良いかと云うと“冷房がない”ということだった。
しかし、今年の夏は公民館でも、老人福祉センターでも冷房を効かせていた。
講座や会議でも冷房が効きすぎて頭がボンヤリするぐらいに冷えていた。
はじめの頃は無防備に半袖で出かけていったので身体に異常がおこるほどだった。
今日も寒いので長袖を着て、フリースを着ていた。
一昔まえなら衣替えがまだだからと
季節に身体を合わせるようにしていた。
周りを気にせずに夏でも毛皮を着て町を闊歩するヨーロッパ人
あのように日本の人も変化しているのだろう。
後期高齢者予備軍として ・ ・ ・
これって 変化?それとも 進化?
どのように表現してよいものなのだろうか(寒)
まだ夜が明けない内から起き出してゴソゴソする。
ごそごそするのはArgoやAslaではなく、俺なのだだが ・ ・ ・
彼らは夜中中運動会で廊下を駆け回るためか、朝には弱い。
俺は忘れ物を思い出してリュックサックのポケットや鞄の中を見回すがない。
机の中までを探しだすと 誰かの歌の歌詞ではないが、リズムと旋律を付けて唄いだす。
声がうるさいのか音程の狂うところが気に入らないのか、Argoはすこぶる期限がわるい。
新しいベッドには見向きもせずに床に敷いたボロタオルが彼のお気に入りのようだ。
そんなときのSalaは“さわらぬ神にたたりなしと”知らぬ存ぜぬを決め込む。
だからと云って爆睡しているわけでもなく、しっかりと耳をピクピクさせて
Argoだけが美味し物にありつくことなどは許せないのだ。
彼の爆睡ぶりは誰もがだまされ、まるで電池を外されて折りたたまれたコオモリのように見える。
ワンコーラスの歌を歌え終えても捜し物は見つからない。
もっとも思い出したのが夢の中のことなのだから始末が悪いのだ。
東の空が白み始めてからあっという間に朝焼けに変わった。
今日も雨が降るのかと思うほどに黒い雲に覆われていた上空も朝陽と共に動き出した。
コマ落としでみれば雲たちがダンスを踊っているかのように光に合わせて変化を見せる。
一瞬だが、浅間山が雪を被ったのかと思うほどに雲が張り付いている。
富士山は初冠雪を迎えたと云うことだが、秋の美しさは紅葉だけでなく朝陽に踊る雲も仲間にいれてやりたい。
太陽が昇るにつれて景色が変化するが、鎮守の杜を通して一点の光が差し込んだ。
祭りを終えたばかり神々しさもひとしお、天狗の御威光とでも云うのだろう。
こう言う時間帯になるとArgoは母親も起き出して、彼女の動きをじっと観察する。
自分の朝飯を準備するのは音で察するらしいが、それまではこの得意のポーズを維持する。
このときのSalaはと云うと我慢ができない。
カメラで追い回そうが、号令を掛けようがカウンター越しに自分の朝飯をのぞき込むのに大きくジャンプを繰り返す。
Argoはどこで身につけたのかはしらないが、彼の食事の用意する音がするとこのポーズをとる。
俺でも彼の母親でも足下にきてオスワリをしてから首をかしげるのを繰り返す。
しっかりと子犬の生き方を心得ているのか誰が見てもカワイ~イと云う表現をするのだ。
動物、特に犬を飼っている人からは2頭以上飼うのに片方だけを可愛がってはいけない。
どんなことがあっても平等に扱わないと“飼い犬に噛まれる”ことになるよ!!って云われそうだ。
写真をブログにUPするのも平等と云う、正しい犬の飼い方からすれば当然なのだろう。
しかし・ ・ ・ お恥ずかしい話なのだがSalaにレンズを向けるとだいたいが尻尾だけだったり
鼻先が写る。
競馬の馬のような身体つきだが、かれは歴とした犬、しかし、カメラを向ければ常にスタコラなのだ。
それはそれは軽快にギャロップのステップでファインダーから出て行く。
平等と世界平和のためからSalaの写真をUPした。
決して、皆さんにお見せすることが目的ではないことをお断りしたいのだ。
Salaよ 貴方はカワイイよ 決して ついでに頭をなでるわけもないことを知ってほしい。
なぁッ Sala
昨日から降り続いた雨もやっと昼過ぎに止んだ。
家の中は寒さが一層を感じられるなか、昨日届けられた広報誌の校正に向かった。
それを済ませてから、昼飯前には関係している団体のブログに記事を送った。
一つは『東信州田舎暮らしネットワーク』で、来月にイベントがあるが、
町の大きな行事“中山道ウォーキング”とバッティングしてしまった。
時間を多少ずらしたのだが ・ ・ ・
どちらも魅力のあることには変わりないのが辛い。
http://blog.livedoor.jp/inakagurashinet/
もう一つは『立科町町民活動センター』の広報としてブログを発信している。
ここでは先日の日曜日に商工会女性部が「ゴミ拾いボランティア」をしたこと。
また、土曜日に『防災訓練』をしたことも載せ忘れていた。
http://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi
ひととおりの作業を終えると昼の時間はとっくにすぎて2時近くになってしまった。
いつの間にか雨は止み東の空は雲が切れ青空がのいている。
簡単に昼飯を済ませて外へ出てみると、蝶の姿はほとんど見えない。
白樺レストランへ行ってみるがクワガタもヒカゲチョウも見えない。
ところが ・ ・ ・ 目を大内道に向けるとタヌキでもない尻尾の姿からはカモノハシ?
動物園のようにゆっくりと警戒心は全くないようだ。
タヌキにしてはスマートだし、アライグマにしては尻尾が違う。
バランスの良い体型からは健康な動物らしい。
おっとりした動きとは相反して足の爪を見ると獣そのものだろう。
ツキノワグマよりトゲトゲしく、鋭い爪の先はヒグマにも匹敵する。
鼻筋の白い文様からハクビシンだろう。
山からの絞り水が流れるハケには最近沢ガニが姿を見せている。
彼?彼女?はその沢ガニを求めて白昼出てきたのだろうか?
寒さが増していて冬を乗り越えるための食料が必要のようだ。
俺の目の前に来てもミミズでも探しているのか気にしないようだ。
人間の存在を認めながらノンビリと午後の散歩を楽しんでいる。
俺が裏山を散歩をしているときには彼らは、『ナンテ ケイカイシンノ ナイ ヤツ ダロウ』って見ているのかもしれない。
ハクビシンやタヌキに大切な農産物を荒らされている。
ここの集落でも町のどこでもそのことを耳にする。
俺がこのように間近でカメラに納めていることも苦々しく思われる人が多いことと思う。
山裾の獣たちに成り代わって“申し訳ない”と述べたい。
昨夜の雨が降り続いている。
朝方になって小降りとなるが依然とふっている。
重たい雲が垂れ込め冬の雪雲を想わせる。
昼前に止んだので外へ出てみると梅雨時には白い花を見せていたアジサイが紅葉している。
葉が赤くなっているわけではなく、秋色アジサイ花とでも呼ぶのだろうか?
ムラサキシキブも熱い9月には紫に変化する気配は無かったが ・ ・ ・
このところの寒さで一機に紫色が濃くなってきた。
それを静かに見守るのはさしずめ光源氏とで云おう。
薪置き場の柱に取り付けた最低と最高が記録できる寒暖計
一日の最低温度と最高温度が記録されるようにできている。
しかし、今年の冬からリセットをしていない。
今日の昼前の温度は12℃くらいだったが、最高は夏場の31.5℃、最低は冬の-11℃くらいだろうか。
ズクなしの俺にとっては都合の良い寒暖計になっている。
まき
咲き始めの曼珠沙華は先日のブログに掲載したが、その後は寒い日が続いている。
蕾を中途半端にしたまま開くのを躊躇しているようだ。
この寒さで元気なのはコシオガマ!!
蕾をなかなか開かなかったが寒さが好きなのか週末から次々に開き始めた。
可憐な花だが関西以西では姿を見ることが少なくなっている花だという。
寒さに強いのがもう一つ、キンモクセイが咲き始めていた。
遠くから臭いだけを風に乗せて ・ ・ ・
まさかもう咲き出しているとは想わなかった。
畑の隅のラズベリーやブラックベリー、イチジク、ヤマブドウと全てが獣や鳥に食われた。
裏山に続く済みにあるインク草は俺が植えたわけでもないの毎年ここで芽を出す。
美味そうに濃い色に熟しているがタヌキやハクビシン、ヒヨドリも口にしない。
毒でもあるのか?それとも、誰が食べたかを書き記されるとでも思っているのだろうか。
野生の知恵とでも云うのだろう ・ ・ ・ 食べ頃です とでも書いておこうか?
庭では一番の秋の装いがニシキギと決まっている。
文字どおりに錦木と云うことだが、秋には剪定をしなくてはならない。
どんよりした寒い一日
フリースを着てダウンのベストを覆っている。
暑い夏になれた身体が寒さに慣れるころはウメの花が咲き出す頃だろう。
伝統ある地域の祭り ・ ・ ・1800年代から宇山地区の鎮守の杜として住民に守られている。
今年は俺の住む集落が祭りの準備をすることになった。
地区は五つの集落でなりたち、それぞれが順番で役をやることになている。
田舎での順番はヤジュン(家順)とかホッペタマワシ(年齢順とか人の順)で、移り住んだ頃は意味が分からなかった。
祭りの作業は参道の入り口に幟旗を立て、参道脇に杭を打って灯籠をつける。
この灯籠に書いてある字も数年前は太い筆でしっかりと文字が書かれていたが、時代の趨勢だろうか?
杭を持つ人、玄翁を打つ人、電線を張る人、電球を付ける人 ・ ・ ・
それぞれが順番に進んで作業を終えるのだが、何故か灯籠が余ってしまった。
全ての灯籠が整えられ通電テストが行われる。
しかし、ところどころ電球が点かないのでる。
ソケットの付け根などを見ると裸線になっているのが見つかる。
ここ宇山諏訪神社は建立されたのが1795年とされ、由緒ある神社とされている。
ご神木は幹周りも大人数人で手を広げないと届かない杉の大木や、春には栃がたくさんの花を魅せてくれる。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/gaiyo/bunkazai/236/000222.html
作業も最後の段階では賽銭箱のセットと紋のついた幕を張るのだが ・ ・ ・
この段階になると拘りの輩が多くなり、船頭の掛け声に右に左に上だ下だと騒がしくなる。
この騒がしさが夜の祭りの賑やかさまで続くのだ。
俺は早々に神社を後にして、次のイベント会場“国道142号線ゴミ拾い"会場へ向かった。
今日の主役は商工会女性部の方々が当番を受けてくれた。
皆さん勢揃いして段取りの説明が終わりイザ出陣というところに到着した。
じっとしていれば寒いくらいの陽気だが澄み切った空気にコスモスが咲き、浅間の噴煙も本格的な秋を魅せている。
稲刈りもはじめってハサカケをしてある田や一家総出で一年の大イベントに取り組んでいる家族も見える。
毎月一回ゴミ拾いをしている国道142号線、今年は来週に長野FMが予備かけているゴミ拾いがあるという。
ラジオやTVで立科町のクリーンキャンペーンとして放送しているが?
実際に町の中には情報が流れていない。
ネットで調べると『コスモ石油と全国のFM38局がパートナーシップを組んで、環境保護・保全を呼びかける活動を行っています』とある。
http://www.tfm.co.jp/earth/blog/index.php?catid=102
また、町のHPでも広報されていて『立科町の県道40号(白樺高原周辺)と、国道142号(笠取峠~農ん喜村)で下記のとおり開催されます』となっていた。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/topic/001364.html
毎月のゴミ拾いもなかなか人が集まらないが、ラジオやテレビ、行政のHPで呼びかけると大勢の人が来てくれるのだろう?
しかし、一週間後のゴミ拾いとは近すぎてもったいないが ・ ・ ・
イベントはヤル側に意義があるのか、呼びかけは余り積極的ではないようだ。
午前中は再び集落へ戻り、それなりの役をこなし、午後に町のブランド作りの講演会なるものに参加してみた。
産学教導?か定かではないが、偉い先生方がこの町をどうしたらブランドなるものができるかを語ってくれた。
しかし、本筋に入ると町民を逆撫でするような文言が飛び出す始末。。
ブランドを作る意味はどこに在るのかと云う質問には明快な答えが無かったことに堪えた。
田舎暮らしでこの町を選んだ人に聴いてみると『何もない町だから好きだ』と答えが返ってくる。
標高差のある白樺高原地区と里と同じにする必要はないだろう。
違うことでそれぞれの住み分けと互いに求めることが交流の源だと思うが ・ ・ ・
ブランドは住んでる者には非日常でのこと、日常は内なる便利さ快適さから来る嬉しさで充分だと思う。
夕方には雨が降り出し折角の祭りも淋しいことになってしまった。
朝飯を抜きで町の老人福祉センター前に馳せ参じた。
9月も終盤となり遅ればせながら、災害ボランティア訓練が開かれる。
食欲の秋と云うことではないが、後生大事にしまい込んでいた備蓄食料が大量に期限切れとなった。
カンパンにパンカン、水で戻るあんころ餅まであった。
こちらではアルファカ米という段ボール詰めのビニール袋にお湯をいれて20分でできあがる。
あとは列になってラップを広げる人、それを受ける人が向かい合い、受けたラップに茶碗一杯の米を乗せてもらう。
それをオニギリのように丸めて盆に並べる ・ ・ ・
人数が多いだけに大量の食料が用意されるのだが、中でも兆超高級品(高額)なのはパンの缶詰!!
カンパンは中に入っている氷砂糖が注目されるが、パンカンはケーキのようだと大喜び。
しかし、数が少ないのは災害時に皆で分けて食べるおいしさを体験してももうろうと、ムリヤリの理由付け。。
災害ボランティア訓練がはじめっから試食会状態で始まった訳ではない。
防災の本部仕様のヘルメットから災害ボランティアの受付までしっかり準備が整っている。
7時30分集合時間5分前には全員が集まり、訓示の次に班分け、ニーズ班、炊き出し班、
土木建設班と分かれて災害時のシュミレーション
真剣勝負そのもので指示書が飛び交った。
その中でも本格的に動いたのが炊き出し班だった。
10分以内に100数十個のオニギリが完成。
あとは炊き出しの大釜の扱いを学習しながら、反省会へと相成った。
大勢の参加者も稲刈りの始まる時間には三々五々引き上げたが ・ ・ ・
残る人ほど作業を振り返り、良い意見が繰り出された。
朝からの慌ただしく動き回ったことで疲れたのか、この一週間の中で激しい気温差に身体がついて行けない。
昼から夕方までに持ち帰ったオニギリのお陰で一日災害に遭ったようだ。
夜の会議に出かける前には浅間も淡い夕景に沈んでいった。
朝から暗く寒い 雲が垂れ込めて ・ ・ ・
昼飯の前に雨でも降ってきてはコスモスも終わりになってしまうと外へ出た。
外と云っても家から数歩の処、車で上がってくる道に遅めにコスモスが咲き出していた。
既に降り出している雨粒を花びらにためて ・ ・ ・
勢いよく宅配の車などが登ってくると道に突きだして咲いている花が蹴散らされる。
雨を受けると余計に道の方に張り出してくるので、車の方が気をつけてもらいたい。
雨で垂れる花はコスモだけではない。
シュウメイギクもムラサキシキブも中でも、クジャクソウは滝のようにとは大げさだが
これも美しい姿を作り出してくれる。
しかし、このクジャクソウは青空が似合う花だ。
同じクジャクソウでもピンク系の花は曇り空には全く反応しない。
ましてや、ここでは背景に白樺が構えている。
白樺も重たい曇のしたでは爽やかさは見る影もない。
水曜日は九月の最高気温と云われるくらいに暑かったが、今日は全く逆だ。
TVでは北海道で初冠雪があったと報じていた。
それに匹敵するくらいに寒い今日、昨日まで蕾だったコスモスが開いた。
白とピンクと赤の3色しかないが、このピンクの花の美しさは咲き始めのときだ。
花びらが広がりきらないとき、晴れてれば直ぐにミツバチが来るのだが ・ ・ ・
再び雨が降り始めたときに、イチジクのことを思い出した。
獣たちのデザートにされたと観念いていたが、立派なものが3つも収穫できた。
今年初めてのイチジク夏の暑さで果物は甘みが強いと云われているが?
外は雨、Salaはどっかりとイスの上で眠り込んでいる。
こういうときは仕掛け人Argoのチャンス!!
天才的な戦略をもって座布団の端を咥えて引っ張るの!!
あとはTom & Jery のオッカケッコが始まる。
ひとしきり騒いだあとのArgoはお気に入りの場所オルガンの足下で眠る。
こうなるとオルガンをブカブカ鳴らすわけにはいかなくなる。
予定では薪割りをすることになていた。
外仕事も夏に植木の剪定をと思っていたが ・ ・ ・
あの熱さでは身体に悪いと即決でやめにしていたのが残っている。
農業機械屋さんに植木を刈るバリカンを頼んであるのだが?
「連休が終わったらお届けします」と云うのは来週のことらしい。
降り続く雨では外に写真を取りに行くのも億劫となり昨日の写真をUPする。
ボツボツ咲き出したステビアの花を写したが余りにも殺風景となり
砂糖の300倍の甘さがあるという、秋になって葉の厚みも増してきたので枯れる前にストックをしてみよう。
甘いステビアの隣ではヤマトシジミが産卵でもしているのだろうか?
この葉はラズベリーかブラックベリーだと思うが?
今日の雨を察知してか、ミントの花にたくさんの蟻が来ていた。
蟻もこのところの寒さに急に冬の食料を蓄えるのに焦りが出ているようだ。
雨音を聴きながらの朝飯、昼飯と過ごすと、なんとなくレトロの感覚になる。
朝飯はハイカラなフランスパン、昼も現代的な俺的手作り料理?
昭和の人間が古代からの雨音を聴けば、物置状態になっていたオルガンの音が聞きたくなった。
昭和12年にヤマハで作られた云う代物が、全ての音は出るし不都合な処はない。
足踏式なので高齢者予備軍の俺には軽微な全身運動には最適だろう。
“あかとんぼ“とか賛美歌など主要三和音なるもので軽く鳴らしてみる。
やはり心地よい響きだが、意外にも大きな音がでる。
音を探しながら奏でるには手足の運動以外に頭の運動にもなる。
いつの日か窓を大きく開け放ってリクエストでも受けてみたいものだ。
9月22日(水) 晴 超蒸し暑い 日中 夕方には 雨 晴れ
夕方5時半には満月昇ると思っていたが、予想どうりの雲り
本当は午後から雨だったのだ。
それでも6時を廻る頃にはいったん雨を降らせた雲を押しのけて満月が顔を出した。
毎月の恒例、朝から病院に出かけた。
順調に進み40分で駐車場に僅かに空いた空間、俺の軽トラを待っていてくれたようだった。
しかし、それからは久しぶりの苦行となった。
眼科の待合で30分視力検査で4分、次の診察待ちが珍しく一時間を超した。
診察は眼圧の検査で緑内障と白内障の手術を受けた右目は8,左目は14と最良の数値となった。
次には短い試験管に4本の採血、と肩の筋肉注射 ・ ・ ・
毎回看護婦さんが痛いですね ゴメンナサイネ と何故か拘る。
俺にとっては全く痛みは感じないのだが、看護婦さんの顔を見ていると痛そうにしている。
油性のホルモン系の注射液は力がいるらしい。
これも待ち時間を入れて10分程度で終わる。
次には内科の待合で予約時間を優に2時間20分超した。
しかし、眼科の待ち時間などを差し引くと待合室のヒューマンウォッチャーは70分程度だっただろう。
診察はホンの3分程度で終わる。
これも夏の数回のバーベキューと焼き肉大会のためコレステロール値が大幅に上がったことで1分程度話が延びた。
6時間近い病院の滞在時間を過ごして外に出ると入るときには気がつかなかった植え込みに秋を見つけた。
我が家にもどってからは雨が降りそうな気配なので曼珠沙華をカメラに納めた。
彼岸に合わせてしっかり花を開いているが美しい。
この花は余り近くで見られることは少ないだろうが、針金のような湾曲したシベが芸術的だ。
花と云うよりも“華”の方がふさわしい。
月が高く上がり群馬県のほうでは雷がなっているようだ。
月に照らされた白い雲の中では盛んに稲光が繰り返されている。
その度に雲の中に閃光が走るが雷鳴は聞こえない。
満月の美しさが東の集落の街路灯より明るいのがすごい。
初物のイチジクは全てタヌキかハクビシンに食われてしまった。
二度目の実が熟し始めているが、このイチジクもあと2日くらいは木に着けたまま置きたい。
しかし、この満月ではタヌキの宴会の格好の食料になってしまうのだろうか?
夜になって雨が降り出した。
一時は音を立てて激しく降ったのだが ・ ・ ・ 今は止んでいるのだろうか?
連休の休み明け この間にボランティア集団・町民活動センターの機関誌発行に動きがあった。
今回は何故こんなに早く進んだのだろうか?
記事を書く人写真を編集する者、校正をする人と休日中ながら分業を巧く振り分けられた。
今朝になって夏ボラの写真を差し替えて欲しいという。
ゴミ拾いと古切手の整理そして、車いす体験を一つの枠に入らないかと云う。
俺も迷っていたこと ・ ・ ・試しに作っておいたものがあるので直ぐに送信。。
あとは印刷をするだけだという。
ところが、事務局へ行くと用紙が準備できてないと云う。
先週16日に広報誌の進捗状況を話したばかりなのに ・ ・ ・
人ごとのように事務局が聞いていたのだろう。
趣味でやってることと仕事でやることは違うのかもしれない。
ボランティアは好きでやってることだから?とでも思われてるのかもしれない。
朝から刺々しい気分になるのはやめにした。
残っている60数枚だけでも今日中に印刷をして、他に急ぐものあるので郵送する手配をした。
印刷屋に出すわけでもなく簡単な印刷機で刷るだけの情報誌だが反応はいろいろある。
写真をもっと多くして欲しい、記事のパターンが毎回同じだと云う。
編集を輪番制にして年間3グループで回すことができると変化があって良いかもしれない。
兎に角、こんなに早く発行にこぎ着けたことが予定に無かったと云う??
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http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/f8/953c8b0e1ee2aed31f4e7bdfe308b23b.jpg
町を挙げて長寿を祝う会が開かれている。
しかし、俺の住まう集落では足が不自由だとか腰が悪いと云う昔の若者が多い。
それなら、無理をして町の体育館まで行かないで集会所で祝うことになった。
祝うことになったと言うと俺が主催者側のようだが、実はお呼ばれをしてしまったのだ。
後期高齢者予備軍として、老人クラブの後がま養成事業の一環で白羽の矢がてられたのだろう。
11時に合わせて集会所へ行くと皆さん全員が揃っていた。
一揃いのご馳走が並べられビールまで配られていた。
乾杯の後はいつもになく話が弾み、30年40年前のことを昨日のことのように話しては笑い転げる。
声も大きく明るい声に驚くが、皆さん山仕事や畑仕事で鍛えた喉が物を言う。
俺もこの集落に移り住んで10年目となるが、こんなに昔のことが聞けたのは初めてのことだ。
大内道のいわれや昔の道筋は今より勾配が急だったので尾根筋を通って曲がりくねっていたという。
古文書もも残っている物があり、ご巡検道と記されているものがあるそうだ。
男性陣は3名だが俺が生まれた年、昭和17年には戦争に行ったのだという。
足だけが具合が悪いが、元気の良いSさんは週一回デイサービスに通っているが、そこではレクレーション部長を自らかってでたという。
施設では高齢者が自ら楽しむようにしなければいけないと熱く語ってくれた。
3時間にも及んだ及んだ大宴会、これからも定期的に集まろうということでお開きになった。
夏の暑さはすっかり失せて涼しい風が吹く。
道普請と云う恒例の集落の行事だが、7月の真夏とは違い気の重たさはない。
緑濃い山と見えるが地目は畑、嘗ては朝鮮人参を創っていたと云う。
道普請ともなると花が咲いていようがいまいが、道に生えている物は全て刈り払われる。
軽トラがやっと通れる道幅だが両脇から草が生えてくるので刈ることも仕方がないことだ。
しかし、みれば青や黄色、白と秋の花が咲き乱れている。
これも風情など云っているわけにはいかない。
責めてもカメラに納めるだけはしておきたい。
ツルの先に咲いた花の名は解らないが ・ ・ ・
可憐な花ながらしぶとそうなツルは嫌われ者の第一位だろう。
アザミも帰化植物が多いと云われるが、これはアメリカオニアザミだろう。
既に種を風に運んでもらったものいるが、これから花を咲かせようと云うのもある。
数時間、イヤ十数分の命だろうが、なぜ道の直ぐ脇に根を下ろしたのだろう。
このあたりは湿地帯ということもあり芹の仲間なのか、この手の花が多い。
集落より一段高くなったところは昔飲料水を曳いた所だという。
今でも4軒だけが池に水を曳いていると聞いたことがある。
山の中腹までくると竹が多くなる。
信州では孟宗竹のような太い物はできないが、篠竹?のようなものがびっしりと生える
鹿や狸の隠れ家になると片っ端からバサバサ刈り払うのだ。
ここも俺が移り住んだ頃はきれいな畑だった。
ジャガイモや大豆が植わっていたが、いまでは獣の餌になるだけだと放棄されている。
山の上まで行くと栗の木が多い。
昔は堰が通っていて水路の補修をするのに栗の木が必要だったそうだ。
それも今では埋設された管を水が流れているので栗の木は見向きもされない。
約2時間の草刈り作業となった。
下り斜面の左側の草を刈ることが多かったので普段より腰の痛みを感じる。
火曜日に発行する情報誌の最後の校正がメールで届いた。
間に合わせなければならないが ・ ・ ・
明日は敬老のイベントがある。
午前中から慌ただしく家の中を動き回るMにつられ右往左往している俺
俺自身はそんな必要はなく久しぶりに外に出ることもないのでゆっくりとできるのだが ・ ・ ・
午前中は生ゴミを段ボールの中で堆肥にする中にいれた。
しかし、被いに使っていた風呂敷に穴が空いていたのか虫の幼虫がわいている。
一般的に云うウジ虫が涌いたということだ。
このままではハエかアブが大量に発生するので食用油と生ゴミを大量に投入した。
これで発酵温度が75℃以上になり彼らはお陀仏と云うわけだ。
新しい古いフロシキ?を被せて一件落着となった。
ついでに庭を一巡するとコシオガマが一本だけ咲いていた。
いつ開くか気になっていたいたのだが ・ ・ ・
午前中に片付けなければならない作業を思い出した。
すっかり忘れていたことだが ・ ・ ・
ボランティア仲間の広報誌に原稿を書くことになっていた。
テーマは決められ文字数も定められているので送られてきた割り付けに当てはめればよい。
ところが、パソコンの動きがオカシイのだ!!
カーソルの動きがめまぐるしく動く、
スクロールが普段は上にありドコでも止まるのに下に下1がってしまう。
だまし、だましやってもラチが空かない。
いろいろやってみたところ、コードレスのマウスが原因のようだ。
USBの差し込む場所を替えて試すがどこに入れても症状がでる。
結局、作業はタッチパッドを使いマウスを外したままにした。
長くやってなかったためでもあるだろうが、こんどは俺の指が云うことを利かなくなった。
このままではいけないと、即ネットで今の物より上等の2700円のものを注文した。
明日の午後には届けてくれるとAmazonからメールが届いた。
《受信部分にほこりでもたまっているのでしょうか ・ ・ ・》
原稿は昼飯前には送ってしまったので一安心。
午後は火曜日の一番に社協へ届ける書類を作ればよいだけだが、マウスが明日届く。
明日になれば楽にできる作業をムリして今日やることはないだろう。
ノンビリと過ごせる理由が後いう間に成立した。
電話が掛かってきた用件を確認しようとパソコンを開いた。
閉じる前に明日にはお別れになるマウスの受信機をUSBに差し込んだ。
次に恐るおそるマウスの電源を入れてみる ・ ・ ・
なんとも正常に動くではないか!!
いろいろ試してみるがカーソルもスクロールも正常に動く。
確かに、一年間以上毎日右手で握っていたマウス ・ ・ ・
そう簡単にクタバッテもらっては困るのだ。
アスクル マウスは ミノオキドコロは アルノデショウカ(寂)
昨夜の会議も時間を超過しての迷走 ・ ・ ・
単純に決まっている事ながらオカシナ現象が起こる。
決まりはキマリとしてはっきりとすれば問題は起こらないはず。
仕事上のマニュアルは担当者が作れば良いのだが、当事者は余り感じてないようだ。
庭では夏に元気だった花たちが子孫を残すために花から実へ姿を変えようとしている。
雨の少ない真夏には枯れてしまうかと思ったバジルも、種を残してくれそうだ。
枝葉が元気な内に切り取って来年のバジルオイルを作ろう。
シソ科の植物は裏山にもたくさんあるが彼らの大元、日本のハーブ “アオジソ” の花がきれいだ。
二日間降り続いた激しい雨にも耐えて直立した軸にたくさんの花をつけた。
やがては実になるがその実が塩漬けなど加工されると日本の味になる。
庭の目立たないところで咲いているアカジソは以前は多かった。
アカジソの葉は発色が美しく漬け物から和菓子にまで使われる貴重な食材だろう。
もっとも、食用にするには陽に当たりすぎてもいけないそうで、商売人は日よけを使うそうだ。
同じ仲間かは定かでないが、ミントの花も似たようなものだ。
ミントの花はブーケのように葉のツケ根にこんもりと咲くのが美しい。
シベも長くその先端が丸くなっているのが可愛い。
つまんで口に含むとかすかに甘みを感じた。
午前中は昨日の雨がしずくになって花にとどまっていた。
なんとない気だるさは涼しさのせいだろうか。
今週になってからは急に寒さを感じる
9月になっても暑いと言っていたあの日は何だったのだろう
昨日の雨がまだ降り続いている
ピチピチ ランラン などと愉しそうな雨ではない
激しく叩きつけるような 雨
佐久に向かう途中 余りにも激しい雨に
身体を浮かしてミラーを通して軽トラの荷台をみた
シートのゴムが切れたのか 荷台が プールのようになっていた
今まで苦労して くろうして 苦労して
椎茸のホダ木を 水に浸けるのに苦労して
ビニールのプールに水を入れた。
その前にビニールプールにするのに
空気を入れる これが一苦労だった
プールは既に破れて使えない
瞬間的に思った
軽トラの荷台をプールにして
一昼夜 ホダ木を水に浸けよう
来年はシイタケ が クリタケ が
大豊作だ
大雨注意報が発令されていた今日思いついた
忘れないように 備忘録にしたためた
来年の5月が楽しみだ
苦労が 解消できた
オレノ クロウ トハ ナンナンダロー