田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

大袈裟かも知れないが 神のみぞ知る

2010年05月31日 | 日記
5月31日(月) 晴れ  乾燥した空気 涼しい中にも初夏を感じる


いつものように起き抜けに裏山へ登る。
昨日の道普請で蔓や枯れ草に覆われていた道祖神がスッキリとした姿を現した。
安永七年十月吉日と彫られている。
1778年この年は前年の浅間山の大噴火につづき数回にわたって噴火し、被害も多かったようだ。
また、幕府は江戸府内の無宿取り締まりを強化し、佐渡鉱山へ人足として送り込んだという。
この地、大内道は松本から武石、佐久、蔵賀野を通じて江戸へ続く裏街道でもあり峠の安全を託して置かれたのだろう。
片方の威信は薄く彫った形が見えるが風化され文字として見ることはできない。


道祖神の裏側を廻り堰跡の道を進むと朝日に照らされたなが毛虫が這い回ったような茶色く変色した葉が目立つ。
この木に花は付かないのではと思っていたが・・・・・

                   《ツクバネウツギ》

毎日のように覗き込むようにしているアマドコロ・・・・
やっと蕾が膨らみ袋を開くのは数日のガマンだろう。
虫たちが芳香を待ちわびて袋を噛み開かないのだろうか?


一回りして庭に戻ると不思議な生き物を見た。
大きなカタツムリのツノ、蝶だろうか? それとも・・・・
ナツハゼの枯れた枝のしたからぐんぐん登ってくる。
蝶? それともトンボ?? 羽化直後なのだろうかシワシワの羽根が徐々に伸びていくのがわかる。


レンズを近づけてみると目はトンボに近いようだ・・・・・
体中にびっしりと毛が生えている。
目や口はトンボだ。そして足も見ればトンボに近い。


この庭は毎年モズの子育て広場になっていて、蝶やトンボは全て捕食の対象となる。
こ得体の判らない生物をじっくり観察するには先ずモズに食われないことを条件にすると護衛役が不必要になる。


一時間以上もジッと眺めていると突然、翅を篩わせながらフワッと浮いた。
浮き上がっては地面に落ちて・・・その行動を何回も繰り返している。
風に押し出されるようにして浮かび上がったがユラユラ揺れながら近くの枯れ葉の植えに降りた。
不思議な生き物だろう・・・
蝶かトンボ・・・・・・

          《この生物の名前 教えてください》
『 “キバネツノトンボ”と会津のマッチャンさんから教えていただきました 』

朝の数時間、庭の片隅での出来事不思議なものを見た感じた。
11時からの資料合わせの打ち合わせから午後の3時半までは、5月末日ということもあり片付け仕事がおおい。

3時半からは秋のイベントの打ち合わせながら行政との感覚の違いが言葉や形で現れる。


          《ジュウニヒトエも全ての花を下から開いた》
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今時の信州ブーム パワースポットの根源は人

2010年05月30日 | 日記
5月30日(日) 曇り  風が冷たい  昼には薄日が射す  曇り

毎年5月の第4日曜日は長野県下一斉に環境美化の日になっている。
全県民小父さんも叔母さんもお姉さんも兄ちゃんも・・・全ての県民が美しくしようと云う日になっている。

近頃注目されているパワースポットなる長野県の有名処・・・
そもそもの発祥に源はマンパワーなるものだろう。
人の力が及ばぬ処・・宇宙からのご来光なるレンブラント光線を度々目にする地域のパワーは素晴らしいものがある。
今朝もその傾向がつよい雨を予想した気象庁を尻目に、ここ“大の字”集落には怪しげな光線が降り注いだ。


6時からの作業は公園の外構工事・花植え・草刈り・植木の植栽・・・・
雨で順延になった作業も今日の環境美化の日にまとめられた。
重機を巧みに使い石版を石柱にはめ込む・・・・


作業をダブらせながら草を刈る者、木を植える役・・・・
少ない人数ながら合理的な作業が短時間で景色を換える。


4年前に植えた色鮮やかなツツジもすっかり集落の顔となり素晴らしい色を見せてくれた。
草刈り隊は急斜面のひな壇状のところをバリバリ進めていくが、今年は寒さの影響か草の丈が短い。


一時間少しの作業で公園の整理ができると、今度はベンチの造作を直す。
自家用重機を操り石工の上をいく巧みさで組み上げるベンチも昼の宴会には使おうという三段だ。


7時過ぎには一先ず解散となり朝飯タイム・・・
次の集落を囲む堰道の草刈りに備える。
8時から刈り始めズンズン進む速度も今年は寒さの影響か例年のように草が機械に絡みつくことは少ない。
1時間半の作業で一回りをして徐々に最終段階に近づいた。


男性陣のはエンジン音を集落中に響かせるが。そんなときの女性陣・・・・
若妻会なる総称で呼ばれる恐ろしき団体はと言うと、ゴミステーションの大掃除。
瓶や缶を入れる籠からコンクリートのタタキまで束子で擦り、水を掛ける・・・・
男性陣の重機を多用することから彼女たちの素手での文字道理の手作業での清掃活動には頭が下がる。。


全ての作業を終えて11時からの焼き肉パティー
遠く田圃の先では隣の集落のグループがゴミ拾い散歩と言うスタイルでふら~りと現れて折り返していった。


日々の営みの一つ、日常の糧として地域を守り・護る・鎮ろうと言う済む人のパワーがすごい。
正しく、パワースポットの根源が人にあることが見える。
集落の中心的な存在である40才、50才代・・・魅力のある人が多い。
直感的に第二の故郷としたこの地にそれほどのパワーが秘められていることが年を追う毎に見えてくる。
移り住んで10年を迎えようとしているが、また新しいパワーが感じられた。


お疲れさまでした。。

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美味い草が野菜になったのは何時ごろだろう?

2010年05月29日 | 日記
5月29日(土) 曇り  冷たい風  雨は降らず  夕方には寒さを感じる

天気予報を信じて朝イチに目覚める。
一瞬だが水の流れる音・・・ 障子を開けても降ってはない・・・・
するとやはり冷蔵庫の音、寝室に冷蔵庫? 未だに違和感を隠せないがドリンカーには利便性大だとか!!
朝飯を素早く摂り外へ・・・畑仕事を午前中に済ませるのが課題だ。

毎年連休過ぎにジャガイモを蒔くのだが、今年は遅霜で種芋が売り切れという。
早くから蒔いた人が二度目のものを買いに来たという・・・
そんな話を耳にしたTさんが“家にあるの使いなよ”っていってくれた。
北海道今金町産の種芋だそうだ。
天の恵み・・・・我が家の畑は強粘土質で美味いジャガイモができる。
毎年、キタアカリ系ばかり作っていたので連作予防によいかもしれない。
3畝を軽く耕し・・・・表札はリンゴの枝を削って作った。



カッコーも啼きだしたので・・・豆を蒔こうと3種類を用意した。
黄な粉にするとものすごく美味い“タンクロウ”それに早生枝豆、次には白とクロの“パンダ豆”
パンダ豆は昨年作り食べてしまうと蒔くものが少なくなるので、半分を種用に残し
半分を去年の秋、環境フェアの景品にだした。
あとはカボチャの新種、これはホクホクだよ!!って農家の店で隣のお客さんに勧められて買ったものだ。


昼飯前で畑の作業は済ませた。
予定では雨が降ることになっていたがパスしたようだ・・・

我が家の畑は草と野菜は一緒に育つ・・・・
昨年から本格的に始めたのだが、トマトなどは つるや(店)農場 のように見た目の立派さはないが、味では最高だろう。
元肥には「米ぬかと腐葉土を段ボール箱に入れ、その中に生ゴミを入れて微生物に分解してもらう。
広くもない畑、生産性を高める必要もないし循環型で野菜も草も同じレベルで良いと思っている。
ジャガイモに着くテントウムシも他にも食い物がある廻りの草で美味いものがあるようで其方に行ってもらう。
コンパニオン・プランツは自然の草で賄ってもらい、彼らが芽をだしてからジャガイモが芽を出せばよい。
できた野菜もも半分人が食べ、残りは虫や鳥も食べる分とするのがよい・・・・・

昼飯は久し振りに外飯となった。
風は埋めたいが雨が降らなかったので庭を見回しながらの飯タイムは最高だろう。


俺の餌場の脇にヒメウツギが満開になっている。
この花を好む蝶でウスバシロチョウが盛んに来ている。
ジックリと蜜を吸うのか翅を休めるのか・・・・
おにぎりをほおばりながらカメラのレンズで近づけると茶色い毛虫がいた。
近づいて見ると下の方から葉を喰って育ち、大きくなって花を喰っている!!
この毛虫? 何になるのだろうか?
蝶は花の蜜を吸うのだから幼虫が花を食うって云うことはないだろう。
見てる間に花の廻りを一回りした・・・・蛹になるのはいつ頃だろう???


食事を終えてから一休み庭を一巡してみた。
花を開くのはいつ?と毎日覗いていたがやっと半分だけ椀型で中を見せている。
太陽でもでればしっかりと掌を広げたように咲き誇ることだろう。

          《ヤブイチゲ ホタルカズラと選手交代となる》


               《増えすぎた“ジャコウソウ”》



         《北側の景色に温かさをを見せる“タニウツギ”》

白樺の近くで毎年花を見せてくれる丁字草・・・・
グレー色の蕾が徐々に青味を増した。
昨日は太陽が眩しく出たので花を開くと思ったが・・・・
今朝は開いてなかったが・・・・昼だ 今、開いたばかりなのだろう。
たくさんある蕾から先陣を切って花を見せてくれた。

    《北米原産と日本固有のものが有るそうだがどちらなのだろうか》

たっぷりの休憩の後は草刈り・・・・
裏山に続く土手にはキツネの巣穴とされている横穴が4箇所・・・・
登り切った上にも数個の穴が開けられている。
近いうちに本格的な対処をいないと大事になりそうだ。

 《縦に2箇所右に離れて2箇所あり、雨が降るたびに赤土が掻き出される》
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宣戦布告 降り注ぐ黄色い粉 第二次花粉戦争

2010年05月29日 | 日記
5月28日 (金) 晴れ 快晴ながらスッキリとしない空気

昨夜のボランティア団体の会議はそれぞれの団体から代表者が集まり熱く語られた。
しかし、来週の草加へ向けての新たな取り組みには温度差と価値観の違いもあり統一した見解とはならなかったのか?
事前の準備が人任せがいけなかったのか・・・・レジュメの不備で30分も開始が遅れた。

昨夜は遅くまで記録を殴り書きにしたものを整理したが・・・・・
快晴の朝を迎えながらも全容を見せている浅間山 僅かにたなびく雲に記憶が隠されているようだ。


昼前に庭に出ると目の前白と黄色の蝶が飛び交っていた。
PCに取り込んだ写真をみると文様が同じように見える。
翅の先まで比べて見ることは無かったが・・・・同じ仲間なのだろう。


裏山の登り口に沿って歩くと白蝶より少し大型のステンドグラスのように型枠がハッキリした蝶がいる。
ハルシオンに止まるものやタンポポなど数頭の仲間が集まっている。
胸の辺りに黄色が目立つウスバシロチョウだろう?
独特の飛び方がアゲハチョウの仲間だと云うのが理解できる。


山の獣道を頼りに木漏れ日が多い中を歩くと白い花が目立つ。
既に満開になり散っているもの、まだ蕾を持っているもの・・・
葉脈や葉の形を見るとガマウミの仲間だろうか?
葉が細いのは“ミヤマガマズミ”?


辺りには同じような花が咲いているが葉の形が異なる。
ガマズミ、スイカズラ・・・
この手の植物は薬用になるということを講座で聞いたことがある。


山の中を歩きながら眼鏡が曇るのが気になって外してみると・・・
黄色い!! 微粒分の黄色い粉・・・・
松の花粉だ!!
昨日は全く無かった。
今日になって太陽に暖められ花粉が飛び出したんだろう。
慌てて山を降りると、太陽光発電パネルの表面は黄色くなっている。
花粉症!! ダイジョウブ???


今年は寒い春の影響で杉花粉からは免れた!!
松の花粉で花粉症!!
あまり聞かないが・・・・第二次 花粉戦争の先生布告のようだ。
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予想外の好天気 アサギマダラに出会う

2010年05月27日 | 日記
5月27日(木)  曇り   やがて晴れ 青空が広がる  涼しい風

予想外に爽やかな朝を迎え直ぐに外へでた。
雲が厚く広がりながらも浅間の麓は碧く紫かかって見える。
激しい雨が降り続いた昨日の姿を色濃く残しているのが庭でも認められる。
紫の明るいピンクに使い花に掌おすぼめて伸ばしたような葉にいっぱいの雨粒をためていた。


昼前の時間に再び外へ出てみると、朝の様相とは替わり亜麻の花も椀のような形からしっかりと花びらを広げている。
僅かな風に揺れる風情・・・・
亜麻色の髪の乙女も髪の色を亜麻仁油で表現されたようだ。
俺は彼女の瞳がこのブルーだと云うことを信じたい。


西洋の乙女チックが亜麻で表現されると大和撫子でも同じブルーではなく紫と表現したい。
縦型に咲きそろう十二単も上部に4つの蕾を残すだけになった。
少し離れたところの株からは未だ花も蕾も姿を見せていない。



四ツ目のブルーとなるとこの庭の定番、住民のような顔をしているヤマトシジミとなる。
両手を広げ・・・・何時ものポーズ、翅を閉じるとごま塩のような文様の中に己の万歳を写したったようなものもある。


一昨日刈り払い機で倒した草が雨でどのようになったかを見に行く。
激しい雨だったこともありほとんどは側溝に流れ込んだようだ。
僅かにコンクリート舗装に横になったタンポポにバンザイシジミが止まった。
庭の常連であるシジミチョウの仲間はウラナミシジミ、ジャノメシジミ、ヤマトシジミ・・・
どれもがバンザイポーズが得意なのだが中でも、このベニシジミは諸手を挙げることが好きなようだ。


今年2回目のベニシジミ相変わらずの愛くるしい目が好い。
爽やかな風と心地よい冷たさを感じる空気に誘われ裏山へ向かった。
一気に緑が濃くなって先日オコジョさんから教えていただいた“ヒレアザミ”も沢山の花を見せている。
目の前を何かが通り過ぎるように感じ振り向くと“アザミにアサギマダラ”が止まった。
一瞬目を疑った・・・・虎の尾が咲く頃のものと思っていたし・・・・
昨年は飛ぶ姿こそ見たもののカメラに納めることはできなかった。
しかし、翅を開いてくれない・・・レンズを近づけると垂直に高く舞った。
どこかへ飛び去るかと目で追ったがバク転をするように直ぐ近くのアザミに再び戻った。。
美しい・・・アサギ色 この蝶の名前からボランティア広報誌の紙の色は何にしますか?
と聞かれた時にとっさに口から出たのが『アサギ色』だった。
漢字で書くと浅黄色? 似ても似つかない色なのだが大和言葉で表される蝶の色は奥ゆかしさがあるのだ。


嬉しさのあまり直ぐにPCにカメラを繋いで画面を見る。
これほどまでに簡単に出会うことができるとは思わなかった・・・・
彼らは蜜を吸うのだろうか?
我が家の庭には粒は小さいのだが飛びっ切り甘いブルーベリーがある。
今は小さなベル状の白い花を咲かせているが、アサギマダラが甘い蜜が欲しいというのなら・・・
この小さなブルーベリーをジャムにでもして甘さを倍加させて置いておきたい。


ジャムと云えば毎年作ろうと思っているのがルバーブだ。
里芋のような大きな株から数本の軸がでている。
毎年花が終わると花柄を取り除いてしまうので、子孫が残せない。
今年こそは・・・種を採ることと、鍋を大切に使いたいものだ。

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頭痛 心痛 筋肉痛 Argo にも 影響を及ぼす

2010年05月26日 | 日記
5月26日(水) 曇り   気温が低い  雨  午後には激しく降る  

いつものように5時前には目が覚めるが身体が重い・・・・
昨夜も身体がだるく風邪気味?っと思ったのが的中したようだ。


     《ArgoがダウンしていればSalaは安心して午睡をむさぼる》

昨日の草刈り作業で思いっきり汗をかき直ぐに風呂へ直行すればヨカッタのだが・・・
作業着のまま夕焼け雲と月の出会いを待ったのがいけなかったようだ。
目覚めも悪いし頭蓋骨の内側に空間ができて何かが走り回っているような音が聞こえる。
社協へのメールと仲間へ書類を渡すことになっているが、先ずはメールに添付して送った。
今日は家を出ない方が良いだろう。
風邪気味のところ口蹄疫の牛や豚ではないが無用な外出はしないのが鉄則のようだ。

ボンヤリしながらの朝飯には生野菜をタップリにチェリーテラスのバルサモ・ビアンコをどっぷり掛けた。
カリカリ焼きベーコンとい行きたいところだが腹廻りも気になることで、薄ウスの脂身の少ないボローミアでガマン・・・
しかし、これにパルメザンの微粒粉とナッツの類を砕いたものを混ぜるのが好物なのだ。
風邪を引いたときには、昔っからニコラスの自家製ソーセージが最高の薬と信じていた。
それは今でも信じているが信州での急な風邪引きでは対処のしようがない。
昔を思い出しながらも全粒粉の焼きたてパンを食しながら密かに風邪には勝と信じている。
朝から食の工夫を描きながらボチボチ済ませるとArgoの様子がおかしい。

彼の様子を見るとリビングのガラスと近くにコーロギ?バッタ?それとも・・・カマドウマかの後ろ足が落ちている。
虫を追いかけて口に入れたらしい・・・・・
このところ食欲旺盛な彼は食器に飛び込んで一気食いをするのだが全く手を着けない。
小さくなった自分のベッドに丸く踞り・・・僅かに背中が動くので呼吸をしているのが認められた。

そう言う俺もコッテリした朝飯を平らげた後はダウン・・・・
目が覚めたときには夕方・・・・と思ったら激しく雨の降る午後2時近くだった。
頭の痛みは治まっていた。
肩の張り、腰の痛みもない・・・上腕部の筋肉痛も治まっている。

風邪では無かったのだろうか・・・・・
若しや、風邪では無いとすれば、朝飯のカロリーの高い食材の行方が気になる。
これからは夏場の薄着の既設・・・ 後期高齢者予備軍であっても腹回りは気になるところ・・・・・
夕方までは明日の準備に取りかかった。
Argoも夜の飯には回復し、相変わらずの食欲を見せていた。
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太陽 と 月 瞬きのような 一日の短さ

2010年05月26日 | 日記
5月25日(火)  朝は涼しかったが 日中は蒸し暑く 夜には雨


昨夜の重苦しい雰囲気が朝迄続き太陽がでる瞬もモンモンと・・・
5時には雲に隠れていた朝陽もやがて顔を出したのが、太陽が昇り出すと浅間の麓は急に騒ぎ出した。
上昇気流が辺りの水蒸気を巻き上げ吹き下ろす風に巻き上げられる


朝の光に存在感をいっそう引き立てられたアヤメ姿勢の良さが好きだ。


まだ羽化したばかりなのか・・・
ヤケに縁取りを白く目立たせた“バックシャン”(死語)が可愛い
  

アザミが月末の道普請で刈り払われることを知っているかのように咲き出している。
この手のアザミは“ノハラアザミ”とでも云うのでしょうか?
繁殖力が旺盛で刈り取られても次から次へ花を咲かせる。

 《この時期に咲くアザミ “ヒレアザミ”と教えていただきました》
朝のひととき庭を一回りすることで目が覚める。
午前中は某協議会の決算報告に事業計画と形式ながら読み上げる数値を追うのに疲れる。
俺に関係する箇所で見解の違いなど出はしないかと・・・

会議終了後は獣医師のM氏が口蹄疫の防除について話をしてくれた。
北海道が牛の数では一番多いと思っていたが・・・・
九州はその数と品質ではダントツだそうだ。
因みに、長野県は少ないと云うし黒毛和牛は宮崎から来ているものだという。

昼過ぎには交流促進センターへ行き、秋のイベントの予約をいれた。
『東信州田舎暮らしネットワーク』の恒例の行事、この町でやることが意義が見えてくる。

2時からは久しぶりの草刈り・・・・
家の周りを一気に刈り払おうと意気込みは素晴らしかった。
4時間の作業で北側を除く三方が始末がついた。
白い月がの38°の角度から見下ろしていた。
        

やがて月も雲に消され7時過ぎには雨粒が落ちてきた。
短い一日が終わる・・・・
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朝と夜 対照的な 会合のあり方

2010年05月24日 | 日記
5月24日(月) 雨   雨   午後には 風も強くなる  夜に月を見る

午前10時に家をでて望月町布施に向かう。
何時もの国道を走りトンネルを抜けて信号を左折・・・
ここまでの行程は佐久市街や佐久病院・・・何処へ行くにも通る道、しかし、この信号を左折するのは珍しい。

あまり来ない道だが前回は秋に来た。
秋とは廻りの景色も一変し、今朝は新緑が前日の雨続き緑がいっそう濃く見える。
見慣れた景色ならさほど感じないのだろうがつづら折りにつながる峠道はカーブを曲がる毎に景色が物珍しい。
市街地より半月遅い藤の花が見事に咲き誇っている。
植林された針葉樹に巻き付いて見方を変えれば管理が悪い山と見る向きもあるかもしれない。


『東信州田舎暮らしネットワーク』のスッタッフミーティングがある。
5人のメンバーに同伴者に事務局総勢10名でのミーティング。
7月の湯ノ丸峠ハイキング、秋のイベント企画など建設的な意見がポンポンとでて心地よい集まりだ。
それぞれのメンバーが意思決定をするのが早いし、それに行動力が伴うのがこのメンバーの特色だろう。
関東、関西から信州を好んで移り住んだ人たち、自分の生き方と地域の生活にいかに融合するかを常に心しているように思う。

      《Mシェフ自ら石焼きのバーベキュー、持ち寄りの品で昼飯》


     《大病をしたと云うYさん 変わらず野笑顔に一同安堵する》

昼飯済ませたBQハウスからお茶タイムはMさんの山男ハウスに移動しての歓談。
無農薬の野菜作りからストーブの薪作り・・・・
軽トラの便利さなど、話題は尽きないが、ミーティングから3時間の濃い集まりに満足感が強い。
来た道を戻るのだが、これまた、藤の花の見事な姿に心洗われる。
        

激しく降り続雨の中家路についた。
夜はボランティア集団『町民活動センター』のスタッフ会議、たまには食事でもしながらと町内の食処に集まった。
社協の職員も揃い総勢9名の集まり、食の間に重要事項の確認と云うことがいけなかった。
朝の集まりは積極的だが、ボランティアの集まりながら楽しい話題がでない。
非定型の言葉が多くそれに加え自らに制限を加えるのがいけない。
最も俺の“極楽とんぼ”的な発想を基準にしては世間には通用しないものだろう。
前向きに物が決まらない重苦しいなかで、譲り合うこともなく30分が経過した。
時間を制限しての確認事項・・・・

後に運ばれた料理も飲み物も苦みを感じつつストレスを貯め込んだ。

       《暗く重い頭と心 口は更に重たくなった ボランティア》
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雨なので・・・・ 晴れの舞台へ

2010年05月23日 | 日記
5月23日(日) 曇り   小雨   午後には 激しく降る

Argoが騒ぎ出したのが午前3時・・・・
寝室の引き戸が開けられないと癇癪を起こした。
彼の激しい行動と板の間トランポリン状態の動きが少しオカシイ?気がついたことがある。
昨夜、俺の足下でガリガリと板を囓っていた。
よく見ると正月だったか日本酒のコースター代わりに杉板を斬って使ったものを囓っていた。
あの板にはだいぶ酒が仕込んでるのではないだろうか?
元気の源、○は百薬の長だと友人H氏が云っていたのを思い出した。


4時を過ぎると外が見えるほど明るくなってきた。
今日は町民活動センター主催となって国道のゴミ拾いボランティアがある。
雨なら中止・・・・このボランティアのためにもう一つの大きな行事をお断りしてあるのだが・・・・


8時の天候で9時からの“ゴミ拾い”の行方が決まる。
そんなとき遠くで重機の音が聞こえた・・・
もしや、午前中に公園の整備をすることになっていたが・・・早・・??
そんなことを思っていると携帯がなり、Kさんが雨が降る前に始末を付けたという。
集落の若頭・・・やることが速い・・・・
直ぐに公園に行くと既に作業は終えて重機も移動して、公園の表示板が石の柱で高くされていた。
石を組み、後は中に生コンを流せば良いのだが、今日は激しく降るからやめにしたという。


集落の伝統的とも云える早い作業・・・・
道普請も6時集合でもその時間に待ち合わせ場所には誰もいない。
既に作業を開始している。
来週の日曜日にはその『道普請』がある。
そこで気になるのだが俺の散歩道でもある裏山の轍に小さな幼い木?草??がある
緑の葉の縁にえんじ色の縁取りがある可愛い草だ。
これが道普請で轍をならされると削られ埋められてしまう。
早めに云って掘り起こして脇へ移そう・・・・・
こんなとき根っからの山裾人なら雨にもマケナイのだろう。
        

既に外では本格的に雨が降り出している。
8時、有線放送で事務局のN嬢の声で『今日のゴミ拾いは雨のため中止です』と2回繰り返した。
その放送が終わった直後、間髪を入れずに電話がなった。
明るい声で・・・“雨でよかったデス 今日きていただけますネ”
電話は長野県議会議長のF婦人からだった。
音楽会や落語会を企画する仲間で、今日の晴れの舞台は前から出席することにしていた。
しかし、“ゴミ拾い”もお役目なので・・・・
雨でヨカッタ 雨だから 晴れの舞台へ と云う訳で 町の勤労者体育館へ出かけた。


町を挙げての盛大なお祝い式典に続きお祝いの席・・・・
来賓には時の人沖縄問題の中心的存在でなければならに防衛大臣を初め重鎮が揃った。
町排出の県議会議長は初者だと云うことで防衛大臣が退席したあとはズンズンと賑やかなに盛り上がった。
要職に就いたからには末広がりであり尻上がりでなければならない。
そんなことを思うと先見の明がある俺、昨日裏山で珍しい虫をカメラに納めた。
図鑑を紐解いて調べること数冊・・・・
その名もずばり“シリアゲ虫 こと ブライアシリアゲ”と何か怪しい名が付いていた。
若しや『無頼漢尻挙』ではないと思うのだが・・・・


そんな不遜なことをとおしかりを受けてしまうが・・・・
T県会議長は青少年育成、地域活性を身を以て実践してきた人望厚いことこの上ないお人柄は充分承知しております。

国政ではないが、昨今巷でおおっぴらに囁かれている《一蓮托生》などと云う言葉は政治生命すら脅かす。
そんな折り、山裾の裏山では不吉なるものを目にしている。
昨年は赤松の先端高く上り詰め紫雲の滝の様相を見せていた藤花。
しかし、昨日はなんとなくすっきりとした山際の景色・・・・
前の晩に突風が唸りを上げていたのは夜半過ぎ・・・・
その影響か赤松も藤花親子の企む素性には逆らえなかったのだろう。
正しく、一蓮托生 という言葉が適合するように赤松は倒れ巻き付いた末、藤も地に落ちていた。
《親はヒネクレ 子はハナタラシ》とは良く言ったもの・・地に落ちても花は開いている。
        

宴会も太鼓連の打ち鳴らしから怒濤のように地響きを挙げる祝合戦、ときの声と思わせる連打につづく連打。
予定時間を大幅に過ぎた頃万歳の迎え挙げで閉めに入った。
体育館の外は大雨となり集落に着いた頃には特に酷く降っていた。
雨降って地固まるのごとく昨日今日と田植え作業で一段落をしている。
鎮守の杜も静かに雨に煙っていた。
 
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季節の移ろい 花から実へと

2010年05月22日 | 日記
5月22日(土) 薄曇り  久しぶりに涼しい一日

太陽もでない涼しい朝・・・目覚めて直ぐに裏山へ登った。
このところ、日曜日ともなると草刈り機のエンジン音が鳴り響き路傍の藪が切り開かれてしまう。
去年の秋から自然のままに放置された山の道も農作業や山仕事で入る軽トラが通れない程に脇から枝が伸びているのだ。
その枝には名の知れぬ木々ながら美しく可愛い花を咲かせ既に実に変化している物もある。

4月半ばから気にしていたカエデの仲間だろうか・・・花から実に変わっている。
花は上に伸びた軸の両側に咲いたが、今はその花の代わりに実が列をなして付いている。
僅かに紅をさしたような初夏の装いとでも言うのだろう。
図鑑を見ると葉の形から“ヒトツバカエデ”のようだ。

     《和名ではヒトツバカエデ マルバカエデとどちらでも良いようだ》

次には葉の形からニシキギと似ていると勝手に思い込んでいた。
小さな丸い玉が線香花火のように付いていたが実なのだろうと思っていたが、花を開いてくれた。
花を見ると図鑑とにらめっこ、花びらの数、色、葉の形・・・・・
ニシキギギ属の“ツリバナ”と言うそうだ。
秋には葉の色を黄色くして実も趣のあるものらしい。
これから経過観察に楽しい日々をもたらしてくれる。


鬱蒼とした森の中から抜け出して南東側は一段低くなって更にそこからは畑が耕されている。
何を作っても鹿に喰われるから草が生えないようにトラクターで起こすだけだと言っていた。
俺の目線から10mトルは下がるだろうか・・・・
そこにには何本かの桐の木が植えられている。
その一つに見事な花が咲いている。桐は雌雄の樹があるのだろうか?
普段は見上げるようになる花も目線を下げて見るとまた、違った花のように見える。

 《キリはコノハグサ科だと云う・・・ あたりに甘い香りを漂わせていた》

ウグイスカズラが咲いていた処に行くと既に実ができていた。
この実はほのかに甘く食べられるそうだ。
このまま虫に食われずに一粒でも口にすることができると嬉しい。
俺の想像している完熟の実はキーウィーのようになるのだろうか???


神社のある下の方から耕耘機とは違うが農業機械の音がしてきた。
少しだけ下り田が見えるとこまで降りると軽トラが一台止まり田植の準備をしている。
田植機に苗箱を一人で運び、運転席に座ると走り出した・・・・
一人で田植えをする・・・この頃は家族総出で田植えをする姿は少なくなったそうだ。
時計を見ると8時を廻っている。
家をでて二時間も山を徘徊したことになる。


午後は作業を始めようとしたところへ高藤へ移り住んだSさんご夫妻が訪ねてくれた。
ニホンミツバチの蜂蜜だと言う貴重なものを手土産に・・・・
体調もだいぶ良くなったとか・・・短い時間ながら暖かい会話ができたのがよかった。

午後の作業としては4月に降った湿り気のある重たい雪のために、東側にあったヌルデの樹が数本倒れたままになっていた。
藤の蔓が絡み、葛のツルも更に覆い被さったために隣の畑に今にも落ちそうになっていた。
緑の葉がでてからでないと滑ると言われたので待っていたがやっと手を着けた。


チェンソーに草刈り払い機、ヘッジトリマー、通称バリカンと云う全てエンジンの力を借りながら畑に落とさないように斬っては引き上げる。
絡んだ藤のツルは剪定ばさみで切りながらたぐり寄せた。
数本しかないと思っていたが藤のツルに隠されていた既に枯れている木も含めると10本近くなった。
根本からヨコに張り出して芽を出している。
チェンソーで斬り引き上げて藤ツルや枯れた葛の蔓を絡めては引き上げる・・・
これの繰り返し、休みなしで4時間の格闘でなんとか形になった。


今まで見えなかった農機具置き場もだいぶ見えるようになった。
これで後は冬前に手入れをすれば地盤もしっかりしてくるだろう。
獣道ができていた処も修復をした。


夏になればドヨウ芽がでて、来年は若い木が生え揃うことだろう。
ヌルデは漆の仲間、花も美しいしチョウや虫の大切な餌場になる。
何と云っても秋には見事な紅葉を見せてくれる樹なのだ。
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バトルを見学しつつ 追われながらも一日が終わる

2010年05月21日 | 日記
5月21日(金) 晴れ  太陽は顔を出さないが熱い 乾燥した一日

朝の太陽の眩しさで目を覚ました。
昨夜は眠れないままに残り仕事をこなしたのが朝寝坊につながっている。
起き出して時計を見るとまだ6時を過ぎたところ、冬なら真っ暗闇という処だろう。
俺が起きるのを見越してArgoとSalaも伸びをする。
Salaは其れなりに足の長さもあるのだが、Argoの伸びは外見では判断はつかない。


俺たちが朝飯を摂る前に彼らは顔を付き合わせて食器に頭を突っ込む。
食べ方の癖なのか?それとも競争の世界をしらないArgoなのか彼はドッグフードを一粒づつ食べる。
その点Salaは競争相手の多い同じ犬種が20頭以上も飼われていたところで生まれたためか早い。
速いと言うよりも第二の口が胃袋の中にあるかのように丸呑みをしているようだ。


食事が済むと少しだけ落ち着いて家の中を点検しながら一回りしてくる。
そのときの巡回方法に指導が入るのか判らないがバトルが始まるのだ。
SalaがArgoに近づき頭を押さえる・・・・
マルで躾けでもしているかのような仕草なのだが、Argoには其れは通じずにSalaのあごをガブリとやる。
6ヶ月を迎えようとしてArgoの歯も鋭く力も出てきている。
囓られたSalaは思わず悲鳴をあげた!!


このバトルが始まると家中に響き渡る彼らの駆け抜ける蹄の音はすさまじい物となる。
駆け回り敵の陣地でもあるベッドを取り上げて陣取りArgo得意のベッド咬みが始まるのだ。
中のスポンジがグズグズになるほどにかみ砕くのだが、Salaも子どもの時に同じようなことをした。
世間では温和しげで優雅な姿を散歩で見せびらかしているSalaもものすごい形相となる。
6才の中高年と6ヶ月の保育園児が戦っている。
結局は悪いのはSalaと甲高いソプラノの罵声を浴びせられるのが常なので彼も心得て姿を見ると退散する。

そんなバトルの様子を動画で試みた。
こればかりは一枚の写真で見るよりも動画の素晴らしが発揮できる。
しかし、小さなデジカメで操作も判らずのこと、これがUPされたら彼らに噛みつかれるのは俺になるのだろう。
酷い写し方をカンベンして頂きながらご覧頂きたい。。
http://www.youtube.com/watch?v=oYP9bTyzhN8

日中には何回かのバトルを繰り返しても夜になれば静かになる。
Argoも登れるようになったお気に入りの椅子に少しだけポーズを付けて座る。
見方に因れば晩飯を終えたMの姿を想像してしまうのだが、この家に来て3ヶ月近くで既に人の癖を見抜くとはスゴイ!!
この時間帯のSalaは既に俺にパソコン部屋に行きお気に入りの椅子にどっぷり埋まっているのが常だ。


月曜日の会議の資料を午前中に社協へ送った。
ファイル交換が何時も巧く通じない言葉変更線でも設けているかのように感じていたが・・・
今日はスムーズに行ったようだ。
朝から電話連絡やらメールなど金曜日は気が休まらない。
有線放送では日曜日のゴミ拾いボランティアの主催が俺の関係する団体だと放送していた。
予定は未定ながら・・・人知れず って言うのも困ったものだ。
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懐かしさを思い出させる 蒸し暑さ 訃報を聞く

2010年05月20日 | 日記
5月20日(木) 夜半激しい雨  朝には小雨  薄日が射す 蒸し暑い 

夜半の激しい雨も朝には小雨になっていた。
僅かに雨粒が落ちている程度で東の空には雲の切れ間が明るくなっている。

午前中に友人の訃報があった。
彼とは俺が大学を卒業して就職した時の兄弟会社の先輩だった。
その後は俺は転職したのが業種として関係することもあり親しく付き合いをしてきた。
20代後半から30代いっぱい、日本全国の岬を廻ろうと暇を見つけては海沿いを徘徊した楽しい思い出がある。
思い残すことは無かったのか・・・・
今年の正月に電話で話をしたのが最後になった。
いつも、数十年前の上高地のキャンプ場に南部鉄瓶の蓋を忘れて来たことで話がおわる。
あの場所を知っているのは彼だけだったのだが・・・・・

        《フデクサだろうか? 蛍葛に混じっていたので・・・》

枕木の螺旋階段の脇でオダマキが咲き出していた。
昨年は遅霜に合いさんざん痛めつけられた花だ。
ピンク系のヤマオダマキを芽を出さない・・・・
寒さでダメになったのだろう。
この季節はムラサキや蒼の花が多くなる。
本格的に俺の好きな季節になった。


今年は長くサクランボの白い花を何時までも着けていたサトウニシキ
花柄の上に緑の球を見せ始めた。
このうち何粒の赤い実が人様の口に入るのだろうか?


サトウニシキの足下では濃い緑の雑草が繁茂している。
近くの花桃の花びらが散って雑草に落ちたと思って近寄ると“カラスノエンドウ”だった。
この蔓がしつこく巻き付くのに昨年は往生した。
ニシキギの植え込みに繁茂し根を掘り起こして退治するの相当に時間を取られたのだ。


昨年、エビネは一つの花も見ることができなかった。
遅霜の被害にあったのだ・・・・・
黄色いエビネも顔を出さない。
昨年の被害は酷かったので根まで霜害に遭ったのだろう。

       

訃報を聞いてから何となく俺の過去が消えて行くような気がする。
彼の人生を含めて俺の好きなことをして生きていくのが良いのだろう。(合掌)
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第三水曜日 病院通いで一日が終わる

2010年05月19日 | 日記
5月19日(水) 曇り   小雨   佐久では其れなりの雨  小雨

病院に向かうときには雨が落ち始めた。
今月はトリプルメニューとなっていて、採血・注射、眼科、内科と混み具合にかまわず一日仕事としている。
道中は工事が多いところを選んで走ると言うか、俺の行動に工事が付きまとうように多かった。
最も今年は我が家と隣の曖昧になっていた進入路を公道(町道)をキッパリするために3週間ばかり工事に煩わされた。
今日は集落のメインストリートの交差点を掘り返しているので端っから道路工事に直面している。

病院には出発時間に余裕を持ったので定刻通りに採血をする外来処置室に入り、5本の採血が行われた。
混んでいる・・・、いつもは直ぐに処置に入るのだが外の待合椅子で待たされた。
ロビーには佐久病院が移転する先に建てる基幹病院の石膏模型が置かれ多くの人だかりができていた。
写真は人の顔も写ってしまうので遠慮して佐久病院のHPからお借りしたものをUPしよう。
     
《佐久市内工業団地内の佐久病院移転先 南から見て奥には浅間連山が見える》

眼科も患者が多く待ち時間が長かった。
人(俺)は勝手なもので眼科は比較的時間通りに進むと言う思い込みがある。
しかし、今日は90分くらい遅れた。
そうすると・・・オカシイと考えるのだ。
勝手なもので、俺が入院していたときには午前中の診察に割り込んだことがあった。
今日もそんな事情があるのだろう。

医者や看護婦さんの生活は様々だが、佐久病院の救急センターには『ドクターヘリ』がある。
俺もICUにお世話になったトキにはヘリこそ乗らなかったが救急センターのスタッフには大変お世話になったそうだ。
そうだという・・無責任な言い方だが、俺はICUの4日間全く覚えてないし、意識も無かったようだ。
そんなドクターヘリのスタッフが書いている(た)連続ドキュメント『信州ドクターへり』と言う読みものがある。
スタッフが入れ替わり生の言葉で書いている33回の物がたり、是非お読みいただきたい。
http://www.valley.ne.jp/~sakuchp/news/no100/drheli_box/drheli34/drheli34.htm
 
眼科を終えたのは次の予約時間11時30分を40分くらい過ぎている。
それでも、再び処置室に生き、注射をしてもらった。
これは肩にする筋肉注射で打つ人によって後の痛みが違う。
前回は夕方から腕が千切れるかと思うほど痛く、翌日一日中痛かった。
その時は俺が余計なことを言った・・・・
『ウデノマエガワニに打ッテクダサイ。肩にチカイトイタクナルカラ・・・』完全に余計だったのだ。
今日はあまりベテランではなさそうなのだけとゆっくりと時間を掛けて粘度の高い薬液を打ち込んだあとだいぶ長い間モンでくれた。
それが終わると1時を過ぎていた。

直ぐに内科に行き血圧計に腕を差し込んでスイッチポンツとすると125に下が80だった。
息せき切って駆けつけ血圧を測ってもこの程度、一呼吸置いてから図れば95に60と何時もの数値になる。
11時30分の予約は終わってしまい、先生が昼飯に出てしまったおもい、諦めムードで窓口で聞くと二人目だと言う。
いつもは内科で1時間以上待つのだが・・・今日は5分も待つことが無かった。
『採血の計測数値も良く健康にまじめに取り組む生活の様子がよくわかる』と先生は言わないが・・・・
こんなもので2ヶ月後を観察しましょうで終わった。
会計を済ませて外へ出ると大粒の雨が降っている。
駐車場も朝よりも混雑はないがまだまだ沢山の車が止まっていた。
         

昼飯の時間にはちょっと遅すぎる・・・・
夕方にはどっと疲れがでてきた。。
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初夏 夏日のような日中 夜には少しだけ涼しくなる

2010年05月18日 | 日記
5月18日(火) 晴れ  雲が張り出す 浅間は薄ボンヤリと浮かぶ

午前中は頼まれていながら忘れていた作業でPCに向かった。
足下にはArgoが俺のカバンの上に陣取っている。
こうやって見ると大きくなった。


3月末に神奈川から信州へ来て寒さにも負けずにぐんぐん大きくなってきた。
来て早々俺のカバンの何処が気に入ったのか判らないが中に入ると暖かいのを覚えたようだ。
当時の写真を見るとカバンの半分くらい無いようにみえる。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/b0/8b783b05359d4ecb1eff934723b991da.jpg

暖かくなったので床暖房は入れていないのだがArgoは直にヨコになるが好きなようだ。
しかし、板に直接は嫌いタオルが一までも紙でも良いらしい。
俺の動きがPCに集中しているときはかれも脱力をして手足を伸ばしている。
こうやって見ると2ヶ月倍くらいの大きさになっているのだろう。


こういうときにSalaは何をしているかと言うとしっかりとお気に入りの椅子に乗っている。
しっぽを垂らしているとArgoにガブリとやられるのでここでは必ず神経を集中させて巻き込んでいる。
椅子からたてている白い紐はArgoSalaの尻尾を欲しがってしょうがないときに座布団を紐で押さえるのだ。
砦のとうな椅子の上でSalaはタヌキと化しているのだ。


彼らの寝姿ばかりをカメラに納めているようだが・・・・・
バトルが始まると家中が運動会場となる走り回り飛び回るそれは勢いがすごく、カメラなんぞを構えても追いつかないのだ。
何とかレンズを当てずっぽうに合わせてシャッターを押しても残るのは残像としか言いようがない代物になる。
当分の間、彼らの寝姿でカンベンしてもらうしかなさそうだ。。


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季節が急ぎ足で ・・・  腰の痛みに惑わされる

2010年05月17日 | 日記
5月17日(月) 晴れ  熱い  連休中の涼しさは何処へ 熱い

昨日、宅配便で届けられた母の日プレゼント・・・
還暦を過ぎた母親の姿を小学校か中学校の卒業アルバムか思い浮かべたのだろうか?
田舎暮らしではあまり目にしない煌びやかな花束が箱に収められて届いた。
母親は我が子の育つ過程を一つひとつ思い出すことが多いと言うが、そのときの身につけていた服装や姿までは思い出さないという。
その点、子どもは母親の輝いた姿しか瞼にとどめないそうだ・・・・
輝く母の姿をバラの花束に託して過去の情景を表したのだろう。
それにしても・・・人生いろいろ 花もいろいろ 美しさだけではなさそうだ。


自然農を実践と我が身の都合ばかりを前提にした畑ではアスパラガスの天敵が青春を謳歌している。
“ジュウシホシクビナガハムシ”派手なオレンジに黒点を背負い繁殖力旺盛な生き様で次々に新しい芽を食いつぶしている。
最も、アスパラガスの収穫は既に初物を口にしているので問題ないのだが、彼らの旬が過ぎるころに新しい芽がでて花を見せてくれる。


裏山との境にはギョッとさせられた“マムシソウ”がある。
毎年顔を見せるのだが、今年は根元から蛇の文様を表した姿が猛々しく直立しているのがいけない。
マムシソウの花は見てもそれほど驚くことはないが・・・・・
シマヘビ模様というかこれの姿を見るとどんなに小さなものでも驚かないわけにはいかない。
裏山は“赤まむし"がでるから気をつけろと昨日聞いたばかりなのだ。
        

家の北側、陽当たりの悪い場所にある“ナルコヨユリ”何時までも俵型の蕾をぶら下げていた。
花の名の通り僅かな風に笹のような軸が揺れ蕾がぶつかり合うようにぶら下がっていた。
毎年蕾を見せてくれるのがこれが、どのように花が開くのかしっかりと確認したことがなかった。


昨日今日の急な暖かさにやっとの事で釣り鐘のように蕾に底が開いた。
しかし、開けば更に僅かな肌では感じないほどの空気の動きで先端が揺れる。
地面に這いつくばってピントを合わせようとするが・・・・・
腰をかがめると傷みが走る・・・、傷みを感じることで何故か《ダイジョウブ》と思う自分が居るのを感じた。
       

初夏の澄み切った空気を感じつつ、異常気象で花を咲かせながら結実が危ぶまれた“フサスグリ”を見た。
小さな花は寒さで虫の訪れもなかったように思うが、見事に縦縞の入った実が付いている。
花柄を頭に乗せながら徐々に房を長くしていくだろう。
今年の異常な寒さに耐えながらも秋には深紅の実を収穫させてくれる。
去年はスグリのジャムを作ったのだが・・・・・今年はレベルアップを試みなければならない。
       
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