田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

明日は雨になる それではイザ ということ

2011年09月30日 | 日記

9月30日(金) 晴れ   曇が多い  昼からは風  夜には雨

天気予報では午後から雨そして、明日も雨が続きそうだということで、日曜日のイベントに使うものは雨が降る前に運び込んでしまおうということになった。 

 

こう言うときに役場が動いてくれることはありがたいことで、机イス、そしてトイレの案内板までありとあらゆるモノが揃っている。車も何に使う車かは定かでないが、いろいろな形のものを雑多に運ぶのには便利な作りになっている。 

 

役場職員数人と実行委員の有志で2時間もかからずに作業を終えることができた。 

運び込みの作業に目途がついたところで、こんどはメイン会場に掲げる“エコの木”を運び込んだ。この案は当初紙に木の絵を描いてそれに、来場者の“エコへの思い”を書いてもらう志向だった。そのときに仲間のIさんが家の白樺を切りたいと申し出があり、それでは、これも雨に濡れる前に運び込もうとなった。 

横になっている木を立てて見ると以外のも天井まで届いてしまった。今日のところは少しだけ斜めだが、明日の最終セッティングで整えることにした。 

明日はステージをつくったり、ブースの仕分けを表示したりとまだまだ準備がつづく。何時もは参加する側の環境フェアだが、イザ主催するとなればいろいろなことが絡んでくる。

会場への案内板も当日の朝には立てなくてはならない。

昼には家に戻ったが、有線放送で日曜日の環境フェアに先駆けて午前8時からゴミ拾いをすると云っていた。

そとは風が強いが青空も見えていた。環境フェアに出展する「ゴミ減しま専科」のブースで配布する資料、100枚の印刷には手間が掛かってしまい。いつの間にか夕方になったいた。

 

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薄紅色の夜明け ハチの仲間もいろいろある

2011年09月29日 | 日記

9月29日(木) 晴れ  何処かで秋の香 

太陽が顔をだす直前には薄紅色に空を染めてくれる。しかし、これも気温が下がるにつれて朝霧が発生することで帳消しとなってしまう。今朝は久しぶりにこの薄紅色の美しさを堪能できた。

午前中は太陽光パネルで発電した電気をバッテリーに蓄えて置くために朝飯前から外にでた。日曜日の天気が余り良くなさそうなことを天気予報で表しているので、イベントに使う電気を確保して奥には都合の良い快晴となった。

イベントと云うのは町のさまざまな活動をしている団体やグループが22のブースを展開する“たてしな環境フェア2011”と云うものだ。俺は環境関連団体と云うか、同好の士が集まったものだが、「エコクラブ」と「ゴミ減らしま専科」として参加する。エコクラブは太陽光発電と太陽熱利用のソーラークッカーで調理実演をすることにしている。兎に角大勢の人に来て貰って、そこで対話ができればよいと思っている。詳しくは一昨日の信濃毎日新聞に掲載された記事を読んでいあだきたい。

クリックで拡大してお読みください。

庭を一廻りといういつもの気晴らしだが、濃紺菊が耐えてしまったかと諦めていたが、西の端に一株だけ花を開きだした。この濃い紫色が如何にも秋の気配を感じさせてくれる貴重な花だ。

ハマナスも季節外れのようだが、いまは花を開いてもカナブンやコガネムシが来ないので安心して美しさを太陽に向けていられそうだ。

ヂュランタも今が盛りとなっているが、ハチや蝶が次々に来る。このはちはハナバチの仲間だと思うが、ホバリングながら長い口?口吻を突きだして花の蜜を吸うのだろうか?

 

ハチの仲間でも生活が全く異なるのが、下の写真のスズハチだ。庭石の脇に土を塗り固めて巣作りをしていると云うよりも補修をしている。それともまだ巣を大きくするつもりだろうか?スズバチは複数の巣をつくり卵を産み終わると中に餌となるイモムシなどを詰め込んでフタをすると云う。写真の彼の口元に濡れている泥があるが、直ぐ近くのプランターの土を運び込んでいた。

俺が家の中にると争いばかり起こしているが、硝子窓を通して彼らの姿をみると信じられない仲良しぶりを見せていた。

環境フェアの準備も印刷物を整えたりいろいろやることが増える。理想的なものを提供しようと意気込むか来場者から仲間になって食える人ができると嬉しい。 

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万難を排しての月末水曜日 医者通いもそれなりに

2011年09月28日 | 日記

9月28日(水) 晴れ  涼しくなった気候 日ごとに増す秋の気配

月末の水曜日は医者に通う日と決めてある。注射は毎月末だが、内科の採血・血液検査とそれに基づく診察、そして、眼科の検査と診察に通っている。

予約は10時30分となっているので、10時過ぎには病院に着くように車を走らせる。水曜日は特に患者が集中するのか駐車場が満杯で不満を聞くことが多いが、俺は神様のお恵みかほとんど探さずに駐車することができている。

内科は予約時間は精神修養の時間駒も含まれていると理解しているが、予約時間を90分から120分超過する。

今日も120分待ちに近くなった頃、偶然にも夢酔氏と出会うことができた。町の人と会っても会釈程度であまり話し込むことはなかったが、夢酔氏とは町内のいろいろなグループで活動している仲間でもあり、ブログ仲間でもある。彼も元気に年間100回を越すGolfaholicと云うほどの人だったが、今年になって大きな手術を受け、今は通院加療中である。親しく話ができたので俺の名が呼ばれるまで待たずにすんだ。

内科の診察室のドアには沢山の張り紙があり、待たされてカッカとしている人が読むとしばし考えさせられるモノがあった。

遠い佐久病院に来なくても、待たずに見て貰える地元の医者に通院してみませんか?と云うやんわりと、来なくっていよ!!って聞こえるようなポスターが貼ってあた。俺も8月の診察は他の予定を3時に入れてしまい、診察時間が2時を越すような状況で診察をキャンセルしたことがあった。あのときも看護婦さんはいろいろ苦労して、次の予約のために家にまで電話をくれたりしたことを思いだし、深く反省させられた。

内科が終わり次には午後2時30分から眼科の視野検査を受けた。以前受けと時と違う新しい機械が入っていた。下の写真のようなもので、丸く凹んだところに顔を着けて中に光が点灯するので、それを見たときに手元のスイッチを押す仕掛けになっている。検査中は部屋の照明は全て消され真っ暗の中での検査となる。

眼科の検査は俺の見たことを言葉やボタンを押すことで伝えるのだが、見ると云うことが感覚的なことで、誰でも目の検査で「下」とか「右」と云う表現をしたことがあると思う。それはハッキリと見えればキッパリと答えられるが右・左が「ニ」に見える場合は“に”とは云わずにミギ「かな」などと曖昧な表現を付け加える。これと同じように視野検査は光の点が現れないないのに見えることがある。また、数秒間「間」が開くことに不安感が起こると、益々ボタンを押すようになる。

検査が終わると暫く待たされて、診察室へ呼ばれる。医者には先ほどの検査結果が伝えられているのは当然のことだが、それが俺には苦痛だ。検査技師は「評価」などの項目には『曖昧模糊、優柔不断、いい加減な性格 ・ ・ ・ 』などと書かれているかもしれない。

しかし、先生の言葉は眼圧8と11です。11がいけませんネ。一桁にしましょう ・ ・ ・ と云い、

今日のところは薬が一種類増えた

5時近くに終了、一日中病院にいたことになる

次回の検査までには、誠実と感じられる言葉を見つけよう 

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来月 再来月のイベント打合せ

2011年09月27日 | 日記

9月27日(火) 晴れ  快晴 久しぶりに温かな一日 

今朝は9時に隣町で再来月の打合せがあると云うことで出かける。来月のイベントは午後に打ち合わせることになっているが、少々忙しくなりそうだ。

望月では11月12日東信州田舎暮らしネットワークの収穫祭をやろうということになった。地産地消と云うか、田舎に暮らして何をするかと云うと野菜作りと皆が答える。始めは苗を買って、肥料を買って ・ ・ ・ やがて、それに疑問を持つがその先は人それぞれの考えて方向が変わってくる。

打合せを11時までに済ませ、社協へ寄って次の日曜日10月2日のゴミ拾いの打合せをした。当日は環境フェアが開かれるので、それに合わせてゴミ拾いをこの日に変えた。集まったゴミをどのように分別して処理するかまでを展示しようということだが、人手が足りるのか心配の種が残る。帰り道にに環境フェアのステージ材料としてビールケースをお借りする具体的な打合せをして家に戻った。

昼飯を簡単済ませ、気分転換に庭を一廻りすると飛び方がおかしなトンボがいた。キリモミしながら草むらに頭から突っ込んだので、トンボの世界でも狂牛病のようなウイルスが流行っているのかと頭を過ぎったほどだ。落ちたところを覗き込むと赤トンボがセセリチョウ?蝶か蛾のようなものをしっかりと掴み咥えているようだ。赤トンボ立場が変わればカキノタネにされてしまう運命をたどるモノもいるのだろう。自然界の弱肉強食こんな小さな世界にもあるようだ。 

家の裏側を通と、窓に置いた作りかけのエコハウスでモッタイナイ婆さんが首を振っている。白い家をなんとか色を塗りたいのだが ・ ・ ・  

午後は「たてしな歴史研究会」の来月15日の町外研修会の打合せのため藤の字集落まで出向いた。今月中に葉書をだして来月5日までに参加者の返事を貰う ・ ・ ・ 15名以上の参加があれば費用も格安となるところだが、稲刈りの真っ最中果たしてどうなることか?

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当たり前の景色 浅間が気になる曇天 

2011年09月26日 | 日記

9月26日(月) 涼しさを通り越した朝 一日中曇り 寒っ

東に浅間を望む景色も生活の一部になった。東京にいたときは西に富士山が見える安堵感と同じような感覚がある。

今朝は厚い雲に空全体が被われて浅間山は姿を見せることはない。見えないとなると見たいと云う身勝手な想いがわき上がる。

ここに載せた一連の写真は3日前、24にの浅間の姿だが、昨日は薄い靄のなかに姿を見せていた。姿を見たと云うよりもほとんど記憶にないくらい、ナイもの欲しさの身勝手なことだろう。

秋が深まるにつれて朝の霧は濃くなり僅かに頂上を見せる程度になる。運が良ければ快晴となり気温が低くなることで、浅間山の水蒸気(噴煙)が白く見える。活火山ならではの噴煙も気まぐれなもので観光客にとっては不公平極まりないイベントに見えることだろう。

浅間山も麓の軽井沢から見ると噴煙なのか曇なのか判断ができない。見上げるほどの近すぎということで、数年前の噴火のときの黒い噴煙ならば石の焼けたような焦げ臭い匂いと黒い粒が落ちてくるので解る。

山の姿も噴煙の棚引きも美しさから判断すると遠くから見るのがよい。特に秋から春にかけては北からの風にのって噴煙が長く中棚に流れる様は、ここ立科町からの眺めが一番とみている。しかも、それが黄昏時だとしばし、時を忘れ天空に星が光るまで見とれてしまう。そんな景色を見てもらうには、やはり立科町白樺高原に宿泊することで天空のドラマを手に入れることができる。

今日の午後は少しだけ曇が薄くなり浅間もそれに合わせて薄く墨色になって姿を現した。しばし休憩ということで、ぼんやりとイスに腰掛け眺める景色に見とれた。

何をするでもなく一日を過ごしてしまったが、夜には役場の会議室で開かれた環境フェアの出展団体代表が集まった。一通りのイベントの説明があったが、なんとなく聞き流すことで負荷を避けようとする自分が見えた。俺がそんなことを思っているなどとは知らずに実行委員長が相づちを打たざるを獲ないような呼びかけをしてくる。

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アオスジハナバチ 小さい秋 みつけた 

2011年09月25日 | 日記

9月25日(日)  晴れ   風は冷たい  午後には曇が張り出す

風はたいして吹かなかった台風 コスモスにとっては雨だけでも花の重さの数倍になったのかほとんど倒れている。それでも用意した蕾は全て花を開き、秋の虫たちに栄養分を与えていた。

開いた花を我が物顔で飛び回るのはセセリチョウ、長い口吻を上手に曲げて蜜を吸い上げる姿がキュートだ。

セセリチョウに次いで目立つのがテントウムシ 彼らは花の芯よりも花片の縁を好むようだ。

星の形も数も中途半端なテントウムシ、覗き込むとなにかモグモグと口を動かしていた。

蝶の羽化のように花片の開き始めは折りたたまれているのか?セセリチョウは花が完全に開くのを待てないようだ。

コシオガマ この時期には庭に沢山の花を見せてくれる。ピンクの可憐な花に虫の姿を見ないのは、粘着性の軸を敬遠しているのだろうか。

花心を見るとシベの姿は春のスミレに似ている。三つに分かれた袋が弾けると花粉が飛び出す仕掛けがあるようだ。

シベの形もさまざま、見るタイミングで変化がある。

裏山との境ではタラの木が二度目の花を開いた。始めの花は既に黒い実となっているが、何の理由では新たな花を咲かせたのだろう。

タラの木の根元、ヤクシソウの黄色の花、ヒラタアブが花を選んでいる。彼の得意技ホバリングを楽しむかのように、花に近づいては離れる仕草を繰り返す。

こちらの花ではアオスジハナバチが胸から腹へと黄色い花粉を溜め込んでいた。ハチと云うと黒に黄色の帯を持っているが、コイツは青い帯を三本も巻いている。

の数倍はあると見える胴体、青色が美しさを際立たせていた。

PCの作業に追われながら 目と気を休めるために庭へ

羽音に身を引きながら レンズを向ける

アオスジハナバチの美しさ 彼らの巣を訪ねてみたい

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2011年9月23日という一日 平々凡々と過ごす山裾

2011年09月24日 | 日記

9月23日(金)  晴れ   曇は多い 空気の冷たさを感じる

昼前から集落の高齢者が集まり昼食会を兼ねた集まりがあった。趣旨はお互いに元気で、昔の腕白坊主ぶりを思い返していつまでも元気でいこうということのようだ。

尤も俺がその場に居合わせるということは、75才を越した面々にはほど遠い“洟垂れ小僧”的存在。何故かと云うと高齢者の会(決して老人会とは云いたくない・・・そうだ)の、文書作り、町や社協へ年間活動を報告するなどをやらせてもらっていることにある。

集落を担ってきた人たちの集まりに席を同じくいていると、60年前の集落の様子や町、いや 当時は“村”のことが解ってくる。俺が不思議に思っていたことを聞いてみたが、それは、昔からあると思われる道にある石塔のことだ。寛永7年 ・ ・ ・ 返ってきた言葉が「俺わ、そのとき生きてねぇ~」と、実体験のことは草の根の張り具合まで鮮明に覚えているようだが、見当がちがったようだ。

11時から午後2時までたっぷりと昔話を絵を見るように時を過ごしたが、寝不足の俺は急に睡魔に襲われた。

昨夜はなかなか寝付くことができず、ぼんやりとベッドの上にいたとき、急に辺りが薄明るくなった。窓越しに見ると曇が被っていた東の空には月が上がっている。上空は湿り気が多いのか上弦の月も満月のようにぼんやりと写った。

夕方の会議に向けて、資料を読み直したりしていると直ぐに時間が経ってしまう。午後6時となると既に暗い、「釣瓶落としと秋の空」とはよく言ったものだ。

会議は7時、休日ながら役場の担当者はしっかりと準備を整えてくれている。しかし、欠席者が目立つのは致し方ないか。

環境フェアも10月2日、三日後の26日は出展者への説明会がある。実行委員長の采配でブースが決められていくが、実際にどのような展示がなされるか目で見ないと解らないことが多い。ブースは22と大きな規模になったが、他にもステージでの活動発表や環境絵本の読み聞かせなどがある。多彩な催しとなることを願いつつ会議も予定の9時を大幅に過ぎた。

 

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台風が涼しさを持ち込む 寒く感じる一日

2011年09月22日 | 日記

9月22日(木) 晴れ   午前中に激しく雨 午後は雨がつづく

台風一過、夕べは赤みがかった半月が煌々と辺りを照らしていた。朝になれば青空が広がり清々しい台風一過と信じていたが ・ ・ ・

瞬間的な日乃出の光線だけで直ぐに上州の山々を隠す雲に光を閉ざされた。上空にも黒い曇が西から張り出し、太陽の照る青空は望めそうもない。

湿り気のある庭を歩いてみるとエゴの樹にはだいぶ数が少なくなった実が僅かの風に揺れていた、地面を見ても白い実が落ちているわけでもなく、台風も木を揺らすほどの風は吹かなかった。鳥が啄むにはまだ熟していない実、観察眼を磨く必要があるようだ。

 

花壇の外れでは鈴蘭の葉はさび色に変わり、一つだけオレンジ色の実が着いてた。完熟して種となれるのだろうか ・ ・ ・

蕗の葉も弱々しく、そこにいるヤマトシジミも一頭だけ、辺りに蝶の姿は見えない。激しい雨が降り続いたなか、彼女たちはどこで過ごしていたのだろう。

湿って嵩が低くなった枯れ草の山を長靴でギュッと踏んでみるとしみ出て来た水分と同時にコオロギが飛び出してきた。彼の身体は濡れていないずぶずぶに水分を吸い込んでいる枯れ草の中では雨にぬれない部屋があるのだろう。

朝飯を終えてから環境フェアの打合せに社協や仲間のスタッフを訪ねた。一通り段取りを済ませて家に入ると同時にものすごい勢いで雨が降り出した。スタッフのIさんは松の木剪定をしていたが ・ ・ ・

午後はたてしなエコ・クラブのIさんがソーラーグッズの雨対策アイテムの試作を持って訪ねてくれた。イベントで太陽がでないときのソーラークッカーや太陽光を使った玩具などは全く立場がない。これを解消してくれるお助けグッズができるとクラブの評価も高くなる。

5時を過ぎると浅間山に続く山々の肌を照らし出した。秋の風情を表しているのは、手前の千曲川沿いに立ち昇る川霧だろう。

時間を追うごとに西陽が低い位置から照らすの解る。台風のもたらした澄んだ空気のおかで山の襞がしっかりと見える。

川から昇った霧は上空に吸い上げられ横に広がった。東の窓に陣取り静かに観察する。

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雨 台風と云うほどではないが 学校は休校になった

2011年09月21日 | 日記

9月21日(水) 雨   午前中は 予報ほどではないが、午後からは風も

夕べから降り続いている雨、TVの予報ほどではないが、俺にとっては気になる箇処がある。

被害と云うわけでは無いが夏前は雨が降ると黒竹が濡れてたわみ、白い塗り壁をこする。見ているだけなら風情があって心地よいのだが、後になって観ると黒く竹が掠ったあとが残るのだ。黒竹だから ・ ・ ・ などと話をはぐらかしていたが、俺とだけの会話で無い家人には他からは別の角度で情報が入っていたのだ。

意を決して素人ながら八十山 和代さんの竹にはほど遠いが、さっぱりさせてみた。降りっぱなしの雨にもしだれること無くしっかりと立っていることに声にならない満足感を得ている。

昼過ぎにると雨脚も強くなり雨粒が見えるほどになってきた。裏山に続く土手の一番低いところから水が流れ込んでいたのを、夏に補修した。これはニホンアナグマが巣穴から掘り出した土が原因だったようで、山の斜面はなだらかに東に下がっているので、彼らが掘り出した土を取り除いたあとはこちらに崩れることはないようだ。もっとも自然界を生き抜いている彼らが住居を作る場所がそう簡単に崩れたり雨で流されては獣としての立場がないだろう。

もう一箇所はまったく人工的なもので、縦樋の途中に出っ張りがある箇所だ。少しの雨だとここから水が吹き出すことはないが、今日のような長雨や激しい夕立では困ったことが起きる。尤も瓦屋根の先端に付いている樋から縦に流れるジョイントも要注意で、8月の末に全部を取り外し中に溜まったものを取り除いた。また、途中のパイプをビスで留めてあったところも位置をずらして勾配を着けたのが良かった。今日の樋に耳を着けると心地よい水の流れる音が聞こえた。

3時のニュースデは浜松に上陸したと報じている。東信州でも立科町は台風の影響が少ない地域として貴重な場所だろう。集落の田圃を見ると既に刈り取った田のイネは牛の飼料としてサイレージとされた。食用の米はそろおろ刈り取りの時期になるだろうが、この雨で水を含みすぎると手間が掛かると云う。

キッチンでは町内でとれた餅米?かは定かでないが、ユーモアタップリのMさんの笑顔が載った袋が置いてある。隣にはくろ豆?既に煮たものが置いてあるが何が出来るのだろう?

減農薬 有機栽培 天日干し お代はあとで 味をみてから 

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おかしいと思った やはり 日本アナグマ 里山の主なのだろう

2011年09月20日 | 日記

9月20日(火) 雨   一日中降り続く 夜は更に激しく降る

2010年9月28日のブログにハクビシンと載せた写真に疑問を持っていが・・・
日本アナグマと云い日本固有の動物だと判った。


つい最近のことだが、俺が出かけるときに急いでいたので軽トラでいつもの水路の急カーブを勢いよく廻った。下り坂なのでエンジンの音よりもタイヤのきしむ音がした。右側を見るとタヌキらしきものが道路の隅に横たわっていたが、時間がないので帰って来たときに片付けてやろうとそのままにした。

ところが、その後集落の人に聞いてもだれも片付けていないと云うのだ。俺が家に戻ったときは明るかったので、他の獣が食ってしまったことはない。タヌキ寝入りと云うが、実際にタヌキは死んだ真似はしない。しかし、日本アナグマは死んだ真似をするという。昔話にある「獲物として捕まえたタヌキを置いて置いたらいなくなった」と云う話、あれは日本アナグマだと云う。

尻尾を見るとハクビシンは猫のように細くて長い、しかし、この日本アナグマはカモノハシ?のように平らで短いのだ。

アナグマと云う熊のイメージは前足の爪を見ると確かに熊だ。鼻は赤く目はグレーに見える。

この前足の爪で山の樹の根や笹の根をいとも簡単に切り刻んで巣穴を掘る。雨が降った翌日は彼が掻き出す土の量は相当なもので、俺がスコップで戻そうとするが体力が続かないほどだ。

なんとなくおっとりして動作もゆっくりと動く、危険を察知したときは素早く逃げるのとは反対に“擬死”をとると云うから悠長な話だ。

かちかち山のタヌキと同じ古来から日本の里山に住み、巣穴を掘って冬眠をすると云う。我が家の裏山ではこの夏、笹を切り開き雑木を間伐した。そのときに幾つもの巣穴が現れたのには驚いた。

動物園にいるようなモノが、同じ地域で普通に生活をしていることを考えると嬉しくなる。近頃は獣害が農作物に及ぼす影響が多すぎると云われるが、彼らが棲むぐらい余裕がほしいものだ。 

山口県ではレッドデーターブックに載る貴重種だそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%9E

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涼しさに 草も虫たちも一休みというところ

2011年09月19日 | 日記

9月19日(月) 晴れ  午後からは曇が張り出し 涼しさが戻った一日

午前中の電話で待ち合わせをして、昨日のBBQ 竈を片付けに出かけた。既にM氏が炭などはまとめて軽トラに乗せてあったので、運び込むだけ済んだ。

昼前に戻り、庭を一廻りすると今の夏にはほとんど出番がなかったミントは花を開き始め自己主張をしているようにみえる。秋から冬にかけてはソーラークッカーで沸かした湯でハーブティーを身体が欲する季節だがその頃には生葉は姿を消している。

辺りはまだ緑が多いなかで、ハタザオキキョウの花柄に止まるトンボ、なぜか色を濃くして秋色を独り占めしているように見える。固有の名は判らないが秋蜻蛉とでもしておこう。 

季節とともに花も入れ代わるが、これから10月の半ばまで姿を見せて暮れるシオガマが盛りになっている。この花は縦に下からツボミを開くわけでも無く、その順番に決まりはないようだ。花の軸を障るとベタベタ粘着性の液をだしてるが、そこに虫が捉まっているようなことはない。 

畑ではアスパラのツボミが沢山あり、もうすぐ花を開くようだ。それを察してか、花に集まる虫を一網打尽にしようと蜘蛛が待ち構えている。彼らも秋風を感じれば明日の命を考えるのだろうか? 

アスパラガスの向かいの畝では、辛さが足りないとホッタラシにされた激辛ナンバンがまだ、これから実を着けようと花を咲かせている。料理人の舌の加減で要無しと酷評されているが、囓ってみると充分に辛さはある。緑の中でしっかりと存在感を表す赤色、舌先で仕切られる侘びしさが頬をなでた。 

園芸種のホトトギスは花を開き実を落としても、更に枝を伸ばし蕾をつける。花期が長く秋を迎えるような姿がうれしい。 

久しぶりに白樺レストランへ出向くと蝶の姿は全くなく、一人黙々と幹を昇っているのがいた。前足を剥けかけた樹皮に足を取られながらも上をめざす ・ ・ ・  

ここに移り住んだときに苗を植えたので10年を過ぎたことになるが、毎年虫たちに樹液を提供し、幹は穴だらけになっている。ここ数年はキツツキの仲間コゲラやアオゲラが虫たちが開けた穴を更に広げた。この木は最後の栄養分を猿の腰掛けと同じようなキノコに提供しだした。このような幹の途中に張り出していると、ゴマフカミキリにとっても登る途中で一休みに格好の場所のようだ。 

昼間は開けておいた窓 寒さを感じるので閉める 

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一息いれよう と云う 研修会

2011年09月18日 | 日記

9月18日(日)  爽やかな青空と風  空気の澄み切った

町民活動センターの事業の一つ、研修会が開かれた。

研修会と云ってもタイトルは『一息いれよう』と云うことで、年度が開けた4月から9月の 半年間が終わることに合わせての研修。この間は3月の震災に始まったボランティア元年に等しい、絆が問われ、たてしな町民活動センターも今年のテーマを『守ろう地域 深めよう絆』としてさまざまなことに取り組んできた。と言うことからボランティア研修会は半年間のそれぞれの団体が取り組んできたこと、実現出来なかったことなどを情報交換するには食べて飲んで、和気藹々と過ごすのがよいと柔軟な担当役員の発想から今日が実現した。

 このセンターには40団体ほどが登録されており、それぞれの団体に所属している人は多い。とくに“ふれあいネットワーク”という組織は支部が町内31の集落に設けようと活動をつづけ、今では18団体までが活動している。また、町民の自主的団体では創作紙芝居を制作から公演まで活動しているもの、環境部門のグループも多くある。それぞれが今何をしてこれからはどのような活動をするかを話をしてくれたのが楽しかった。

全てが順調に運んだことは当日の準備を朝から集まり買い物やバーベキューの竈つくりなど大きな作業をスタッフが担ってくれた。なかでも、研修担当のスタッフは7月から具体的に計画をたて印刷物を発送してくれたおかげ大勢の人の参加があったことがうれしい。 

町活センターは一般に云うボランティアセンターのようなも、事業も五部門ありこれから3月までさまざまな展開がなされることを楽しみにしている。 

詳しくは下記サイトをご覧くださいhttp://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi/e/a6aa6032d4221e39499d4ea104b54106

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手が足りない もったいない婆さんに登場を願う

2011年09月17日 | 日記

9月17日(土) 曇り  晴れ  時々 雨 

昨夜の会議で町で開く環境フェアの準備段階でバランスが取れていないことが見えた。だからと云って俺がど~するってことはできない。こう云ったイベントは“民主主義的に皆でやりましょう”では話がまとまらず、水面下でバランスをとりながら動く者がいないと常に振り出しにもどる。

俺としても“たてしなエコ・クラブ”のブースを開くのに来てくれた人が楽しめて何かを共感してくれなくては意味がない。人手が足りないから誰でもいれば良いと云うわけでも無く、それなりに趣旨を知ってもらうことが大切だ。看板娘も配置するのはムリ、ヤロウだけの店番では少々愛想がなさ過ぎるということで、お出ましを願ったのは、我がエコクラブのアイドル的存在の《もったいない婆さん》だ。高齢化の故か当日は身体を左右に振りながら皆さんに愛嬌を振りまいてくれること信じている。

目で見て楽しむことも取り入れようと、今日はクラブのスタッフ Iさんにお出かけいただき、アドバイスを乞うた。会場のレイアウトを再度見なおしながら、エコクラブの展示には太陽の力で音楽と映像を提供する。本命は毎度の人気メニュー、ソーラークッカーでの「焼きヤキバナナ」が登場する。これも当日のお天道様の腹具合なのだが、曇に隠れるようなことがあれば悲惨な状況になることは否めまい。

俺たちの作業は準備万端となるが、全体の構成と出展ブースの配置によって、盛り上がりに影響を及ぼすことになるのが心配だ。また、会場は屋内とは言えゲートボール場なので土埃対策は『如雨露』と云うエコ的な人海戦術を想定している。

午後には雨が降ってきたが、玄関脇にあるノボタン長いあいだツボミを見せたまま硬くなに開こうという素振りを見せなかった。毎日観察をして花が開く瞬間を見守ろうとしていたが ・ ・ ・ 

 

夕方には縮んだシベだけを見せていた哀れ一日花

 

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一日の切り替えは 朝の一瞬 Coffeeが欲しいところだ

2011年09月17日 | 日記

9月16日(金)  晴れ   涼しさが戻る  中秋の一日

毎日が微妙な変化を伴いながらもすぎていく。過ぎていくと云うよりも俺をカスメながら通りすぎると云うのが正しそうだ。

朝陽の昇る頃、山裾の集落には直接の光線が届く前に、浅間の山々を照らし出す瞬が俺的な切り替えができる。日中はだらしなく電線をたるませて見せる電信柱もこのときばかりは、万物を背負った十字架に見えるのが不思議だ。

太陽が照り出すと持ち出すのが、太陽光発電パネルと発電した電気を溜め込むバッテリー。微弱電ながら 塵も溜めれば山 ・ ・ ・ の例えではないが、この溜め込んだ電気で何ができるかを実験している。

太陽光をセットしたあとはお任せだが、誰が見張っていてくれるかと云うと光に集まる虫たちがいる。その虫たちを求めてカエルが近くにいているのを知った。かれは既に緑から茶色に変化して冬眠の体勢を整えたようだ。下の方にはまだ緑を残した者もいる。

録音テープと云うと死語のような時代だが、しかもDATと云う方式は一時的に世に出たもので直ぐにUSBやハードディスクに代わってしまった。しかし、3ボルトの少ない負荷を掛けながらバッテリー持久力を確認するには都合がよい。久しぶりに聞く、シトコベツキーのバッハは秋の空に心地よく聞こえた。

 

午後は佐久市へ出向いたり、夜は環境フェアの会議が会場となる権現山室内運動場へ出かけた。

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オニヤンマ 懐かしい ゲルベとジタンと芋焼酎

2011年09月15日 | 日記

9月15日(木) 晴れ   少しだけ涼しさが戻る

 遅めの午後、草刈りの前に庭を一巡するといままで、ツボミが開く前から、カナブンや虫たちに痛めつけられていたピンクのバラがきれいな姿で咲いていた。春の花とはちがい、香を少しだけ抑えているのは虫たちに気付かれないように花を開く知恵なのだろう。

もう一つ知恵モノを発見したのは、白樺レストランの端っこでいつの間に花を開いた彼岸花。木漏れ日に怪しげに自己主張している。この花は毒草として名高いが、“幽霊花”“狐花”“死人花”など俗名が多い。俺がここの集落に移り住んだ翌年、集落の婆さまから「屋敷の中に植えるもんじゃねぇ」と云われたが、彼女も既にこの花と化している。

 

曼珠沙華を観察しながら遠くを見ると、オニヤンマのホバリングが眼に入った。近くで姿勢を低くして待つと、目の前の木に止まった。ブルーベリーの葉陰にレンズを隠しながら近づくと、どこかで見た顔だ。トルコ石のヘッドフォーンを頭に着けて ・ ・ ・ ケムクジャラ

下半身のスマートさとは比べものにならない顔つき、しかし、誰かを思い出せない。 

少し前から覗き込むと、やはり知った顔だ。

彼も俺を覚えてくれたのだろう。

ニッと笑い、唾液に濡れている歯を見せた。

彼には毒があるわけではないが、愛煙していたゲルベゾルテやブロンズのジタンそして、何故か芋焼酎の香りが俺の脳天を過ぎった。思い出しただけでもアノ香 イヤ 匂いは目眩がする、再度、ファインダーを覗き込むと見慣れた横顔は消えていた。煙草のヤニを消すためか常にガムを口にしていた彼、ヤケに歯が光っているのも同じだ。元気でこのブログを見てくれたら、一報欲しい懐かしさがある。

4時近くなっていたので慌てて、草刈り機を軽トラに積み込み道普請の先刈にでかけた。

午前中は滞っていたプリントするだけで昼の時間になってしまった。

金曜日に修理にだしたプリンターが戻って来た。8月の13日に購入したものだが、紙送りが悪いのか?それとも使った紙が合わないのかは定かでないが、修理報告書と共に戻って来た。

戻って来たのはありがたいが、いつもなら、ヤマトの宅配で手慣れているドライバー。ダンボールから本体だけを取り出して箱は持って帰る。しかし、近頃現れない“日本通運”で運ばれてきたので、そのまま受け取ったが、中から本体が出て来るまで沢山のパッキンがでてきた。エコを謳っているエプソンの商品なら、このプラ系には疑問を感じた。 

本体が出てきたところで修理報告書と云うものがあた。これには【現象の確認】プリンターエラー表示を確認しました。その為、印刷できませんでした。【原因】プリンターメカユニットの故障が原因でした。【修理内容】プリンターメカユニットの交換・印刷テスト・動作チェック【お願い】お客様のプリンターで印刷したサンプルを添付しましたのでご確認ください。とあり、最後に修理保証として、『修理完了後3ヶ月以内に同一箇所が故障の場合、弊社の責任として無料で修理いたします』とある。

この最後の文面を読み、少し疑問に感じた。今回の修理は購入後一ヶ月も経っていない。また、保証期間は一年となっている。基本的に“修理は客の扱いが悪いんだよね”的なのだろうか。

 

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