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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

誠意をもって対処すれば欠陥住宅ではないの? 10年来の課題 

2010年06月30日 | 日記
6月30日(水) 晴れ   蒸し暑い   夕方からは雷雨


午前中は病院、佐久市臼田の佐久総合病院へ行った。
いつものように千曲川河川敷の駐車場は満杯止まれない車が通路を廻っている状態。
俺は運良く入り口脇の軽トラが出るところだったので入れ替えでセーフ。
一日の検査診察が順調に進むという予兆のようなものだった。

眼科の検査と診察、次の予約と順調に進み、内科の筋肉中注射に時間が採られたくらいで予定どうりに終えた。
内科の診察のときには差ほどの疲労感は起こらないのだが眼科は疲れる。
視力検査などを終えた後に瞳孔を開く目薬を両目にほどかされるのがいけないようだ。
これが効いてくるまで30分くらいの待ち時間をおいて診察となる。
家に戻ったのはいつもより早い時間だったが何処にも寄り道が出来なかった。

ボンヤリしながらも今日が6月の晦日となるので、地下室の点検に降りた。
5月の工事で壁面から床全てに発泡ウレタンを吹き付けコンクリート壁の断熱効果を上げて結露を防ぐと云う。


西側の一番奥に置いてある温度計を見ると24℃と今日の外気からみれば順当だろう。
以前結露が酷かった頃は18℃前後だと記憶している。


しかし、空気がなんとなく湿り気を帯びているよう感じた。
床の点検口を開いて覗くと更に湿り気の臭いを感じた。
カメラを差し込んでシャッターを押す。
僅かに束の足部が湿り気を帯びているように見えた。


こんなとき思い出すのは昨年まで毎年6月頃から10月ころまで続く浸水事件だった。
地下室を放棄するか最後の手段を施そうと工務店の棟梁と話し合い、専門業者を招いた結果結露が原因だとされた。
結露でこれほどまでの水が床に溜まるのだろうか?甚だ疑問に感じていた。


発泡ウレタン吹きつけ工事をする前は床全面に水が張った状態になったが・・・


今日の時点では僅かに西の壁の付近に結露が感じられた。
それは束を介した上げ底状態の床板の壁沿いが水分を含んだようなっている。
あれほどまでに業者が太鼓判をおしてダイジョウブ ドンドンと胸を打ったように云っていたが・・・



床板を剥がして西の壁に手を当てると確かに結露が発生している。
地下水を組み合えている井戸水の温度は14℃前後、外気温度と比べると確かに結露が出来るだろう?



この夏に屋根裏に避難している荷物を戻そうと思っていたが・・・・
抜本的な改善策があるのだろうか?
新築以来10年間の工務店とのバトルも終わるものと思っていたが。。
この問題が解決すれば工務店の見学コースにいれても良いことになっているのだが・・・
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梅雨は雷がなると  やっていくるのか

2010年06月29日 | 日記
6月29日(火) 薄曇り 蒸し暑さ  午後には雷と雨

予想どうりに朝には雨が上がり薄日がでている。
今日の行動予定は午前中は畑の草刈りと堆肥を施すこと。
午後は大内道沿いの草刈り、庭の草刈り、リビング前の芝刈り、東の土手の草刈り、ドッグランの芝刈り、北側山との境の草刈り
午後は少々オーバーワークになることは承知でのこと、全てが予定は未定としている。

畑ではジャガイモの花が咲きだしている。
5月29日に種イモを撒いたのから順調すぎるくらいに、オソマキながら立派に育ったものだ。


我が家の畑は基本的には肥料をやらないのだが、畑からでたものは畑に返すという循環を建前としている。
コンポストに野菜くずや草刈りの青葉などを入れ米ぬかを入れて発酵させた。
それに、ストーブの灰を混ぜて再発酵させてたものを豆やジャガイモの根周りに施した。

畑の脇では花菖蒲と思われる和風でデザインをまとめた花が咲きだしている。


堆肥を簡単に施したあとは畝との間の草をエンジ式の草刈り機で刈る作業に入る。
燃料を入れているときにマキ材として積んであるリンゴの樹に蜂のような虫がいるのを見た。
翅が涼しげで黒い水玉がふたつ対照的に入っている。
胴は蜂の色とおなじ黒に黄色の縞がある。
図鑑で調べるとその名がおもしろい・・・・
“スネブロクシヒゲガガンボ”の♀でハエや蚊の仲間だだそうだ。
オスだとヒゲが櫛のようになっていると云うのだから、この夏には見ることができるかもしれない。


草刈り機を振りまわしているとエンジンの音に構わず飛びまわっているのがいる。
葺きの葉に止まってのを見るとセセイリチョウだ。
今年初めてだろうか?
後ろ姿だが直線的に猛スピードで駆け抜ける技がこのステルスのような翅の形にあるのだろう。


朝飯を終えて直ぐに畑に出て作業に取りかかったので腹の空きかげんもいつもの寄り倍のような気がした。
“ゴハン”と窓から呼ばれるのを何時かと待ちながら作業を進めるのだが・・・・
以心伝心か昼飯はゴハンではなかったが大盛りの冷やし中華だった。
夏の暑い中、作業の途中の飯は酢を使ったものがよい。
食べきれるかと思いながらも・・・・・・完食となった。


昼飯が済んだあとはゆっくりと昼休みを取らなければ・・・・・といつものように裏山へ登る。
登り切ったところには山芹やシソ科の植物が多いところでキアゲハが盛んにタッチアンドゴーを繰り返している。
不器用に翅をはばたきながら草から草へ・・・時々長くとどまるのは産卵をしているのだろうか


気になっていた“クララ”の花が咲きだしているのではと近づくとシジミチョウがいるのを見つけた。
若しや、オオルリシジミではないか!!
少し離れたところからシャッターを押す。


近づいて見ると確かに蕾のところに尻を丸めて・・・産卵をしているようだ。
強い風が吹き始めて花穂が大きく揺れるがしっかりと掴まっている。
オオルリシジミがこの山裾の裏山で玉子を生む!!
嬉しさを押さえてカメラを近づけると、オオルリシジミとは文様が違うようだ。
“大”が付かないたんなるルリシジミだろうか?
我が家の庭でもよく見る翅の文様のようだ。


次にはオオルリシジミが来る・・・・と思いながら辺りを散歩しながら待ったが、急に風が冷たくなると瞬間的に雷がなった。
北西からの雷は危険だと云われている。
急いで山を折、午後の作業に使う道具を片づけて家に入った。
タイミング良く激しい雨が降ってきたが・・・雷は治またが
梅雨明けにはまだ早かったのだろう。
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蛍が入り辺りを照らす 和紙で作ったような花

2010年06月28日 | 日記
6月28日(月) 濃霧  日の出時刻とともに霧が晴れるが 蒸し暑い一日

昨日の夕方少しだけ庭の廻りを歩きホタルブクロが咲き出していることを知った。
今朝は日之出前から起きだしたが濃霧・・・・・
天気予報では雨となっていたのだが、日之出は観ることは出来ないが霧は徐々に薄くなってきた。
裏山へ登ると案の定蕾だったホタルブクロは二日の来なかった間にしっかりと開いていた。
ホタルブクロというと夏の花、夏ともなると虫の声は秋の先取りでキリギリス・スゥイチョンとなるのだが
ホタルブクロにピントを合わせているとどこからか這い出してきたスゥイッチョンが同系色の緑の葉に乗った。


この花の好きなところは紫の色もそうだが、和紙で作ったような粗い繊維質がむき出しのようなところがよい。
ホタルがこの中へ入ると赤さを増して暗い夜道を照らすのには最適なのだろう。
キキョウ科だと云うが、同じ紫でもキキョウよりも温かさを感じる。
野の花の代表格なのだが、この花だけでは立っていることができず周囲に様々な草があることをヨシとする。
集落の道普請でビーバーの刃が高速で回転するときには哀れな姿を見るが、これも致し方ないことなのだろう。



先日もUPしたキバナヤマオダマキ鬱蒼とした森の中で咲いてるのも良いが、開けた場所で見ると違う印象を持つ。
今朝の濃い霧を前進で受け止め霧がさった後には葉先にその水滴を光らせている。
草が多ければ空気中の水分を受け止めそれを地面に落としてくれる。
我が家の畑も草と野菜の混植なのだが、自然のように巧く野菜が育ってくれるだろうか?


二日前にははき始めの花だったものが既に花弁を落とし次の子孫を作る種の準備を始めたようだ。
このランプのようなレトロな雰囲気が朝の散歩道にはお似合いだ。
種が熟したら他の道にも増やして7月は《ランプの散歩道》とか洒落て見たいものだ。



ワレモコウは不思議な葉を持っている。
葉の表面は極々細かい毛がありノコギリ刃状の葉の縁には朝には水滴がついている。
初めは葉の表面についた水が先端めがけて集まっているのかと思っていた。
調べてみると葉脈の先端に穴『水孔』があり、根から吸い上げた水分の余ったものを排出すると云う。
太陽に照らされて虹色の宝石のように見せるのよいが、暗い森で水晶の球を見せてくれる姿もよい。
秋の風情ある花の姿からは想像が出来ないほど可憐な美しいものだ。


この散歩道を歩いていて嬉しいことがある。
期待を寄せていたのは“クララ”の存在だ。
俺がハイジと云う訳ではないが・・・“オオルリシジミ”の食草となる“クララ”に蕾がでてきた。

ここから直線で15km位の北御牧では“オオルリシジミ”が多く確認されている。
立科町でも東部の方では見られているが西部の山裾では見ていない。
しかし、クララが自生していることから、必ず“オオルリシジミ”の姿を見ることは時間の問題だろう。
この町には大森さんという方がクララを栽培して苗を彼方此方に植えていたり、
オオルリシジミの幼虫を孵化させこれも放蝶しているという。
この道の脇に生えたクララは若しや大森○○号と名前がついているのかもしれない。


庭に戻る頃にはすっかり明るくなっており畑の草畝との間に蒔かれた“ツルナシインゲン”が花を沢山咲かせている。
この畑は無肥料、無農薬と云うことで肥料としてはストーブの灰を種を蒔くときに一緒に蒔いただけだ。
草も抜かず草との共生、そして手を掛けないというのがオレ流なのだ。
インゲン豆もツルなしだと支柱も必要ないのが嬉しい。


マメの畝に春先にはパセリと思って大きくなるのを待った植物があった。
パセリは幾ら多く育ててもアゲハチョウの餌になる分を考えれば多いに越したことはない。
しかし、徐々に大きくなってみると飛燕草だった。
燕が飛ぶような姿の花形から名付けたと云われるのだがマメとの共存となる。
どんなに燕が強くても食べきれない豆が出来るとは確かだろう。
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集中豪雨ではないが 3日後に山が崩れるという

2010年06月27日 | 日記
6月27日(日) 曇り   一滴の雨も降らずに 一日がすぎた

昨日の昼頃から急に身体がだるく集中力が湧かない


      《俺の怠惰な生活を冷ややかに見つめるArgo》

一日中ゴロゴロしていたが熱があるのかと思い体温計を出してくるが・・・・
それに反して 計ってど~する って声が聞こえた。
確かに熱っぽさよりも首から肩、背中・腰回り、更には股の裏側が重たい。
肩こりの激しい症状が現れている。

まだ、現役の頃は肩こりで苦労したことがある。
一時はマッサージ機で椅子式のもの を買おうと思ったが、
家人Mは肩こりを知らないために理解に乏しい。
結局は買わずじまいになっているのだが、
こういうときには柱の角に肩や背中を擦りつけてガマンするしかない。
もう一つは、Uの字型の肩もみスティックで自らの手で押し当てるのだが・・・・
これは元気なときにしかできない。


メールを開くと念押しのように
月曜日までにやらなければならないと思っていることが記されている。
俺に押しつけているわけではないのだろうが・・・・
やる人がいなければお鉢が回ってくる。

今朝も怠さは更に深まっていて起きるのも億劫になるくらいだった。
Mは健康講座・・・とかで早くから出かけていったが、おれは起きてるのも辛い。
朝飯の片付けを済ませ、ベッドで横になった。


夜になってやや回復し、こうやってPCに向かう事が出来るようになった。
若しやサッカーの影響が昨日今日に現れているのだろうか?
単なる寝不足が首や肩、背中、腰・・・身体全体に響いている。

今後の課題として最愛のArgoを如何にマッサージ犬 に仕込むかであろう。

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申し訳ないのだが 睡魔と戦う一日

2010年06月25日 | 日記
6月25日(金) 晴れ   雲が張り出し 中途半端な一日 

日本のサッカーが勝ったことでヤケに元気がでたのだが・・・・
睡魔の波状攻撃にフィールドのラインを保のが精一杯だった。

開始時間に起きる予定だったが・・・・
既に後半15分が経過しスイッチをいれた時には日本が負けていると信じた。
しかし、よくよく見ると逆の2-0とは驚いた。
勝ち試合を見ると睡魔も消えて明るくなった外の空気を吸いたくなった。

いつもの裏山へ行くが時間が早いので朝陽が殆ど真横から明日ようになる。
昨日もUPした花だが、フタリシウカの白く握り拳のような塊の花がどのように変化するのか確認したかった。
拳のままぽろりと落ちるのか?それとも花が開きシベで受粉をするのかハッキリしたかったのだ。
目を近づけて見ると拳の指の二本分が開いているように見えた。
カメラで更に近づくと中に三本のシベが見えた・・・・・
この開花下花がどのように変化していくのかは更に経過観察が必要となる。

            《フタリシズカノ花が開花した様子》


二三歩離れたところに花弁が重なり合ったような見慣れない花?をみた。
色も葉と同じような緑に茶が混ざっている。
この花の名は何という花なのだろうか??

              《この花の名前教えてください》


散歩道を東に進むと覆い被さるような広葉樹の枝で光が遮断されているところオダマキを見た。
キバナヤマオダマキ、これは完全に園芸種とは異なる花の付き方をしている。


下から花を覗き込むと淡い黄色の花弁にに続き茎から花を支えているのが3つもある。
上から見ると花が三つ重なっているのかと見たが一つの花のものだった。

   《 キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)キンポウゲ科オダマキ属 》


この花もよく見かけるのだが名前がからない。
全体の様子から花の名を探したが、ここの小さな花の姿を図鑑と照らし合わせると別の種類のようだ。
         

一つ一つの小さな花は清純無垢とでも云うか可憐さを感じる。

            《この花の名前も教えてください》

庭ではキンシバイが咲き出したところにイチモンジチョウがとまった。
この花はシベの形に趣がある
色はどぎついが、梅雨の雨にけむる中では色合いよく考えられているものだ。
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梅雨なのに 乾燥しきった晴天 涼しさを通り越している

2010年06月24日 | 日記
6月24日(木)快晴   北の高気圧がこれほど乾いていることを思い知らされる


今朝は慌ただしく家をでて朝イチの会議に向かう。
午前中は図書館の会議、秋にはシステムを変えてデジタル化に対応する図書カードも作ることになっている。
中学校の美術部員にデザインを応募したが、生徒が事由に絵を描くと思っていたが・・・・
できあがってきたモノがカードの大きさに書き込んだものだった。
彼らはこの方がイメージが掴みやすかったのかもしれない。
委員13名で投票して決めたが、どれも良いモノが多く多数決だけで良いのだろうか?


昼前には会議は終わったが、先週の金曜日に開かれた佐久ボランティアフォーラムの役員会の打ち合わせを社協と行った。
続いて、町民活動センター広報紙の最終的な編集会議を4人の役員で合理的に進められた。
歯に衣を着せないモノの言い方が棘のあるように聞こえるが、物事を白黒付けて着る会議では仕方がないだろう。
後は編集長が校正をして6月28日の印刷日までに仕上げることになった。

家に戻る途中浅間山を見ると頂上にへばりつくように大きな雲の塊が動かないでいる。
浅間の上空は北からの風が吹いているのか?西からなのか・・・・


簡単に昼飯を済ませ、気になっているフタリシズカの花の後を観察に裏山へ登った。
花は既に終わっているものもあればこれから咲くようなものもある。
奇妙な形の花は6月15日UPしたものがだ・・・・・
どのように受粉して種がどうやって出来ていくのかがしりたい。


花が落ちたところを大きくして見ると不思議なかたちになっている。
これから種がどこに、どのように作られるかが課題だろう。
      

夕方はたてしなエコ・クラブのミーティングに出かける前に浅間山を見ると僅かに白煙が上がっていた。
南西からの風が弱まったのか?それとも瞬間的に噴煙が立ち上ったのだろうか


たてしなエコ・クラブは7月11日の『第7回エコを楽しむ一日』のことを大方決めることが出来た。
詳しくは近日中にここでもUPしたい。
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雨だから と云う訳ではないが Argo&Sala

2010年06月23日 | 日記
6月23日(水) 夜中は激しく降る  午後からは 雨は上がるが涼しさは増す

トリミングは生後6ヶ月が経ったら来てくださいと云われていた。
12月生まれのArgoは床屋デビューに相成った。
母親がどのようにカットしてくれと云ったのか定かでないが、すっかり夏モードになった。



一眠りすると直ぐに始まったのが何時もの家中を走り回る大運動会・・・
SalaもArgoの変容振りに少々戸惑いを隠せない。



Argoは変わらず下からの噛みつきモード
短くなった毛に鋭い牙からはSalaはタジタジ・・・・
逃げるが勝ちと足の長さでは負けないだけに余裕を持っている。


Argoは大きくなった云われるのが嬉しいのか玄関のピンポンには直ぐに反応しお出迎え
こうして見るとまだまだのようが、本犬はいっぱしの歩く姿にポーズを採っているようだ。


外は雨・・・・写真を撮る気もないが昨日はカメムシの蜘蛛の糸騒動でUP出来なかったものがある。
月曜日の佐久広域のボランティア会議で『軽井沢サクラソウ会議』の事務局の方と話ができた。
我が家のサクラソウは春に花が咲きあとは草むらに隠れて年ごとに淋しくなっている。
前から気になっていたので早速HPを覗くと、受粉にはトラマルハナバチと云う蜂の力が必要だと云うことをしった。
実際に見たことはないが写真で見ると黄色い毛羽だった蜂のようだ。そして、野ねずみの巣穴を利用するという。
裏山へはフタリシズカの花から実へ変化するのを確認に行ったのだが、地面で黄色いモノが穴へ入るのを見た。
若しやと思い顔を近づけてみると尻の黄色い文様と毛が逆立った様子がわかる。


数分間?姿が見えなくなったがそのまま待っていると今度は頭からでてきた。
全体の色形からトラマル・・・ではなく、クロマルハナバチのようだ。
この蜂も地中に巣を作るのだろうか・・・・
数分間見ていたがその後蜂の出入りはない草の葉をどけて見ると小さい穴が開いているだけだった。
来年はサクラソウを裏山の絞り水が流れる近くに写した方が良いのだろうか?

『軽井沢サクラソウ会議』HPは下記サイトです。
http://www18.ocn.ne.jp/~sakuraso/


昨日の草刈りは順調に一日のノルマを終えたと云えば良いのだが、途中相変わらずチョウたちの訪問にあい作業は中断した。
先日もブロガーの方々に名前を教えていただいたヒョウ紋蝶が姿を見せた。
ムシトリナデシコがお気に入りのようで飛んでは戻り宙を廻っても再び止まる・・・
草刈り機のエンジンを止めてカメラを構えると休憩が長くなっていけない。
しかし、このスッキリした姿をみると何故か元気が出るのだから草刈り応援隊員としておこう。


もう一頭の蝶は飛び方も優雅で滑空する飛び方が素敵だ。
す~っと中空を滑るようにしながら急に方向を変える。
裏山との境にある空木の木がお気に入りらしい。
翅の裏側が僅かにブルーを帯びた色が初々しさを感じさせてくれる。



今日の雨は有意義に活用えきた。
ボランティア団体の会報の編集も予定を短縮できたし、外仕事を気にしなくて良いのはありがたい。



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クサギカメムシ と 蜘蛛の糸  お釈迦様ではないが

2010年06月22日 | 日記
6月21日(火) 曇り    陽ざしが出るが風は涼しい一日

予定どおり朝飯を済ませて直ぐに野良着に着替え外へ出る。
野良着と云っても俺のことバッチリと作業用ツナギに着替えた。
今日の予定は北側の山に続く部分の草刈り・・・崖の草刈りとなる。

井戸の近くの崖に取り付きエンジン式草刈り機を振りまわしていると
目の前を上からなにか黒いものが通過した・・・・
ふっと見ると熟している桑の実にカメムシが着いて空中に浮いている。
井戸の脇に置いたカメラでパチリ・・・
珍しくもないクサギカメムシだが桑の実が既に黒く熟しているとは気が着かなかった。
まだ大きく揺れて・・・・このまま下に落ちるのでは・・・


カメムシはこのあとど~するのか見ていると上に向きを替えて蜘蛛の糸を登ろうという魂胆のようだ。


俺はお釈迦さまではないが蜘蛛の糸とくれば芥川龍之介の短編だろう。
奈落の底にはカマキリや大きな山蟻がいる・・・・
地獄の沙汰ではないが、果たして上に向かえばカメムシは蜘蛛の餌食となるのか
それとも、天国のように平和で甘い桑の実が食い放題となるのだろうか??


上を向いて登ると俺からは彼の腹が見える。
普段はカメムシの腹を見るにはそうとうの勇気をもって試みないと飛んでもないことになる。
腹の黒さを連想していたが、以外にも黒ではなさそうだ。
登っては落ちて昇っては落ちる落ちては完熟した黒い桑の実にしがみ付いて休憩するのがすごい。
甘い汁を吸うことで元気が出るのだろうか?


だいぶ長い間、桑の実にかじりついているのをジッと見る俺も可笑しな者だが・・・
そう思っていると急に上に向きを替え今度は少し登ってから蜘蛛の糸を手繰り寄せて上に登った。
あと僅かで天上の桑の実がたわわに実る木の枝に届くところまできた。
素晴らしい発想だろう・・・・カメムシも知恵を使い日ごろの学習の応用を試みているようだ。


最後の一息と云うところで彼は何を思ったのか下の黒い桑の実を蟻の集団とでも錯覚したのだろうか?
身体を平らにして何かをわめいているように聞こえた。
俺もこのドラマをジッと見つめ40分以上緊張しきっている・・・・
確かにカメムシの叫び声が聞こえた。
カメムシ語で云っているのだろうが・・・・・俺には日本語で
『「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己(おれ)のものだぞ。お前たちは一体誰に尋(き)いて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚(わめ)きました。』
正しく芥川竜之介の蜘蛛の糸“犍陀多”の台詞だった。


その瞬間ぴゅ~っと風が吹いたと思ったらカメムシは下の草むらに落ちた。
しかも、彼が抱え込んでいた黒く完熟した桑の実は見当たらない・・・・

お釈迦様は俺に何を教えに来られたのか・・・・それはヒミツです。。



一時間近くも《カメムシ犍陀多》で草刈りをサボってしまいました。
昼飯までは大忙しで午前中のノルマはなんとかこなしました。

八千代草がリンドウのような鮮やかな花を開き始めました。
梅雨時に庭を引き締めてくれる好きな花です。


『芥川 龍之介 蜘蛛の糸』(大正7年4月16日)に発行されたそうです。
お読みになりたい方は・・・・下記サイトでどうぞ
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545
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蒸し暑さの中 涼しい風が通りすぎる

2010年06月21日 | 日記
6月21日(月) 雨休み   曇りながら蒸し暑い  夕方には涼しい風が通る

日之出時刻4時29分 昨夜はそれほど遅く寝ていないの目が覚める。
この時間帯には既に廻りは明るいが、上空は厚い雲に覆われていた。
午前1時には雨が音がしていたので朝の作業は不可能かと気にしていたために目が覚めた。


結局は日之出はなかったが、午前中出かける前に北側の樋を直さなくてはならない。
梅雨に入る前にハシゴに乗って掃除をしたのだが・・・・・
縦樋が途中横にC型に膨らんでいるところに枯れ葉が詰まったらしく雨が降ると樋から水があふれ出していた。
縦樋を全てバラしての作業、ネジを外したのはよいがはめるときには往生した。
意外にも時間を取られてしまった。

昼飯を簡単に済ませ午後のボランティア会議に出かけた。
俺は初めて参加するのだが、皆さん気さくな方ばかり10月のイベントが巧くいくような気がした。
家に戻ると5時を過ぎていたが、まだまだ明るいので気になっている畑を一巡りする。

昨年から無肥料無農薬の自然農をやっているが、タマネギはピンポン球と評されているが・・・
そこそこの大きさに育ち二人世帯では充分な大きさになった。
寝転んだら収穫しろと教えられているので明日は収穫をしよう。


つるなしインゲンは順調に育っている。
ここも肥料はなし消毒もナシのものだが収穫は昨年実証済み。
食べきれないほど採れるインゲンは調理の工夫がどのようになるのか楽しみだ。


今年一番の農産物は美味いきな粉を食べたいということでタンクロという大豆を蒔いた。
順調に芽をだして育っているがどうなっているかが心配の種だ。
畑の中央の畝を覗くとなんと茎だけを残し上の葉の部分がない。
しかも、畝の奥の方は無事だ真ん中くらいまでが全滅・・・鹿だろうか?
茎の切り方がギザギザになっていることから鹿だとわかる。
       

少し離れたところのプルーンの幼木を見に行くと枝が折られている。
冬には幹の皮を剥がされて枯れると思っていたが、春には葉をだして元気な姿を見せてくれた。
これでは本格的に鹿対策をしないと鹿の餌を作っているようになる。


雨嫌いのブラックベリーは元気な花を見せた。
これが結実し黒くなるころには梅雨は上がってほしい。
ビニールの覆いでトンネルのようにすれば良いと言うが、野菜にもマルチを掛けない自然農・・・・
石油製品を畑に持ち込まないに越したことはないだろう。



リビングの目の前にあるウメモドキでは蕾がだいぶ大きくなった。
今までは小さな粒のまま花が咲くこともなく終わっていたが今年は結実してくれそうだ。
秋には赤い実を沢山見ることができそうだ。
それにしても小さな1~2mmの花なのだがレンズで見ると見事な風情をだしている。


夕焼けには早いが西の空には鰯雲ならぬ洗濯板(死語?)のような雲が現れた。
ホトトギスがしきりに啼いているのが淋しい・・・・
ウグイスも警戒の雄叫びで谷渡りを聞かせてくれているが、彼にとっては必死のことだろう。
ホトトギスはウグイスの巣に卵を産み、ウグイスより早く孵化するという。
夜になっても、深夜でもホトトギスが啼いているのが我が子の育つ姿を見れないからなのだろうか?
卵に責めて声だけでも聞かせたいという親心・・・・
何故?いつから?ホトトギスは子育てができないようになったのだろう。


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花も実も 季節の移ろいを感じさせる

2010年06月20日 | 日記
6月20日(日) 曇り   風が強い  中途半端な一日

昨夜遅くに雨が激しく降った。
確か朝方だと思うが暗い内に瞬間的にザーっと雨が降ったような気がした。
庭に出て見るとハスカップに唯一の実が色づいている。
花が咲いたときに雪が降ったのにこの実だけは子孫を残そうとしている。


芝生の中にムシトリナデシコの白い花が咲いている。
ショッキングピンクの花は沢山増えているが突然変異なのだろうか?


バラも朝の雨粒を受けてしっとりと香りを振りまいている。
名のある花だっと思うが既に忘却の彼方のこと・・・香りだけが高貴さを漂わせていた。


カナブン、コガネムシの好まれる白い花のバラ・・・
今年はしっかりと見守ってやりたい。


濃いピンクの大きな花が咲くプリンセス雅、春には満開の時に重たい雪に降られた。
毎年沢山の赤と黒の実を付けて小鳥たちを楽しませるが、雪に閉ざされて結実したのはこの2個だけだった。


サクランボもサトウニシキとナポレオンどちらも鹿の食害で皆無に近い。
僅かに高いところで生き延びたナポレオンも心なしか淋しそうだ。


チョウジソウも花は既に終わり、種が出来ている。
今年は種をこぼさないように鉢にでも蒔いてみよう。


裏山に続く土手ではスイカズラが咲き始めていた。
雨に濡れた草むらの臭いを超えて甘い香りが漂う。
自然の中でよってくるのは虫だけではなく人もこの香りに吸い寄せられる。


早朝の草木がまだ雨粒を載せているときに静かに過ごすときは至福だ。
鳥の声と遠くから届く田に入れる水が落ちる音が心地よい。
一日中、たてしなエコ・クラブ会報締め切りに間に合わせる作業で一日を過ごした。
今になって雨が音をたてて雨樋を流れている・・・・
明日は雨は降らないで欲しいのだが・・・
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立科町の東部「巡検道」を歩く

2010年06月19日 | 日記
6月19日(土) 雨   曇り   晴れ   夜には雨が降る

夜半降り続いた雨も朝には上がっていた。
洗面所の窓から見えるウドの葉に何か白い物が点々と目に着いたので見に行く。
始めて見る生き物で形からゾウムシの仲間だと云うことは判った。
目が可愛い・・・歩き方もゆっくりとしている。


レンズを近づけて接写を試みるとウドの葉の上でころりとひっくり返った。
俺を熊かと思い死んだ振りをした。


沢山いるなかでも運よくカップリングができている彼らは何となく涼しげに見えるのはなぜだろうか?

       ≪ヒメシロコブゾウムシ ♂よりも♀の方が身体がエカイ≫

午前中は昨夜の会議のまとめつくりメールで送っておいた。
事務局とは見解の相違もあるのか分からないが・・・・もう少ししっかりしてもらいたい。

昼過ぎには町の東部を歩くイベントに参加した。
たてしな歴史研究会、ふるさとプロジェクトの合同学習会として巡検道を歩くことになっている。
これはふるさとプロジェクトの平成21年度事業で完成した古道シリーズⅠと云う
ウォーキングマップを歴史研究会が採り上げ学習会となった。
総勢23名と信濃毎日新聞社の記者が一名同行取材をしてくれた。

       ≪前沢三差路の道標に書かれた文字を読み上げる面々≫

途中の道沿いには苗代グミが赤く熟しているのを口に含むと酸味が熱さを消してくれた。


立科町の稲作発祥の地ではないかと云われる社口に向かう。
ここの田からは縄文土器が出土したと云う。
峠の上には清水があり池となっているが昔の治水の苦労が偲ばれる。


ここで見るトンボは如何にも古代からいるような“ハラビロトンボ”だった。


山裾集落では見ないトンボ“シオヤトンボ”と云うそうだ。


巡検道からははずれ、芦田川沿いを歩いて民話の地「青木原彦左衛門稲荷」向かう。


旅人を襲う大蛇がいることを知らせたキツネが旅人に斬られてしまった。
それを悔やんで祠を立てて祭ったと云う民話があり、今では大型紙芝居までできている。


民話にならって一同一休み。。。
あとは出発地大城団地北までを田んぼの中を歩いた。
13時30分から15時30分の2時間、今日の記事は近々信濃毎日新聞東信版に載るでしょう。
お疲れ様でした。
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激しい雨が降るという 虫たちはどのように過ごすのだろうか

2010年06月18日 | 日記
6月18日(金) 曇り   薄日さえ見せる梅雨モード  午後から激しく降りだす

朝飯を摂っているときにガラス戸の前で何かが飛び交っている。
使わない雨戸だが戸袋の影からでては玄関の石の上に止まる。
何回も同じ動作を繰り返しているので、一先ず食事を休憩にしてカメラを持って外へでた。

イチモンジチョウ? なんとなく個体が小さいような気がするが・・・・
ダイミョウセセリ?と云うのもいるが・・・
翅の内側に僅かに白い線があるのがイチモンジだと図鑑示している。
この蝶はタテハチョウの仲間だということから翅の裏側を見たいのだが・・・・
飛び立つときまでだいぶ長く待ったようだが、瞬間的に横に移動しながら跳び上がり姿をけした。


イチモンジが飛び去るとサッシに下向きに止まるクロヒカゲが目に入る。
昨年も毎日のように姿を見た蝶であり、特徴のある目印?と白い線で見分けがつく。


蝶たちに夢中になってしまい気がつくとほんの僅かな時間と思っていたが・・・・
Мの食事は既に片づけられ俺の紅茶は冷え切っていた。

午前中はPCに向かい夜の会議の資料を整えていた。
昼前に何気なく外を見るとシモツケの花にミスジチョウ?が来ている。
再びカメラを手に裏口から外へ出ると姿がない・・・
少し離れた石積みの間から芽をだしたニセアカシアの葉に止まっていた。
すかさずパチリとした瞬間またも飛びたった。
素早い動きをしている・・・・・


ムシトリナデシコが咲くところではヒラタアブが二匹来ていた。
ハチと間違える姿をしているがアブだと云う。
ヒラタアブでもイロイロな仲間いることが図鑑でわかるが個体を特定するのは難しい。
この種はホバリングが得意で花に近づいて空中で吟味してから着地(着花)するようだ。


再び石積みの方へ戻ると蝶や虻たちには天敵であるカマキリがいた。
まだ小さいが獰猛さは根っからもッているようで闘争心旺盛だ。
彼らは冬には硬く閉ざされた殻の中に虫として過ごし、殻から出ると直ぐに虫がカマキリの形に変化する。
十数分の出来事だが一昨年?もっと前に座りこんで見たことがる。
彼らは益虫だというので俺のエリアでは大切にしている。


カマキリを見ているとゆっくりと歩いて石の裏側へ姿を消した。
その手前のところにコクリュウが蕾を持っている姿が目に入った。
今年は花を見られないかと諦めていたが・・・・・
カマキリは俺にとっても益虫なのだろう。


午後から激しく雨が降り出した。
降っては止みまた降り出すことを繰り返している。
蝶や虻、カマキリたちはどうしているのだろうか・・・・
湿り気が多くなるとイモリが活発に動きだすが、カマキリの子どもは格好の餌としえ迎えられることだろう。
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6月も半ばを過ぎて 空梅雨の夏日

2010年06月18日 | 日記
6月17日(木) 晴れ  雲と青空が半々だろうか 蒸し暑い一日

昼下がり 畑をひとまわり・・・・
本来は早朝、日の出時刻に作物の見回りをして鹿の被害はどうだ・・・、虫は元気か?など
朝一番のしごとなのだが・・・・

理由はいろいろだが昼下がりだから畑の様子が判らないというわけでもないだろう。
遅蒔きのジャガイモもしっかりと芽をだしてきて流石は北海道の種イモと感心。
ところが、葉に隠れるようについているのが“オオニジュウテントウムシ”これがいけない。
テントウムシはアブラムシを食べてくれるというが、こいつはジャガイモの葉を食うのだ。
しかも葉脈を残し緑の薄い膜状の部分を食うのでやがては枯れてしまう。
見つけ次第ヒネリつぶすことが当たり前だが、彼の逃れの技は瞬間的に手足をちじめる。
動作的にはポロリと落ちて草や土に紛れ、ジッと動かないのが実の安全と心得ているようだ。

≪ジャガイモより好物のものがあれば隣の畝に作物として作ってやりたい。≫

豆の葉は其れなりに虫たちに食の提供をしているようだが、やがてはしっかりと花を咲かせ実を成らせてくる。
庭のハマナスは既に花が終わっていのが多いが、そのしおれて茶色に変化したところに虫がいる。
頭を潜り込ませ食物となるものがあるのだろう。
この手の虫は全てコガネムシの仲間なのだろうが、図鑑を調べると≪ツノ≫を持った“クロコガネ”と云うのがいるそうだ。
♂にしかツノはないので、今年ははそいつを探してみたい。


草が繁茂したところを歩くと小さな虫が飛びだす。
大概は飛びだして着地すると直ぐにまた飛ぶ二段跳びをする。
中には羽を広げて低く滑空するように移動するが着地は苦手のようだ。
二段跳びで多いのがバッタ、黒いの茶色いの緑の・・・・大きさも様ざま
しかし、図鑑を調べると特定できるものが少ない。
○○バッタの幼虫とか姿は其れほど変化はないのだが、図鑑からネットとあらゆる方法で探るが限定する術がない。
バッタに聞けばよいのだろうが、無表情で“ホットイッテクレッ”て言う答えが返ってくるのだろう。


裏山との境は沢山の枝が張り出している。
ほとんどはその昔、養蚕に使う材を得るために植えたニセアカシアが大半なのだが、そのかにいくつかは別の木がある。
アカシアとは違うと思っていたが椛の種のようなプロペラ型のものが見えた。
この木は山には沢山あるがこんなところで見るとは思わなかった。
秋には黄葉して其れなりに風情があるが、名は“ウリカエデ”だそうだ。
図鑑からの知識だから定かでないが、葉の形が瓜に似ているからだろうか?

≪プロペラが回転して飛び立つのはいつの日なのか知らせてほしい≫

更紗空木は北側の屋との境に石を積んだ処に植えた。
7~8年経つのだが植えた時のことは忘れたが、たぶん注し芽(挿し木)をして根付いたものを定植した。
当時は小さい一本の木だったからそれほど狭くは思わないし、これほど大きくなるとも思わなかった。
木が大きくなって石を動かすのではないかと思うほどになってしまった。
木もあまり元気がなかったが今年も花を開いてくれた。
白にピンクが混じる八重咲きながらどぎつさがない可憐な花だ。
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朝迄の雨は上がり青空が広がる 空梅雨 

2010年06月16日 | 日記
6月16日(水) 雨  激しく降る  午前中には止み 午後からは 蒸し暑い


雨が降ることで外のことを気に掛けずにPCに向かえる。
金曜日の町活センターの会議次第、検討資料などやってないことは解っているのだが・・・・
追われないと作業が進まない俺の性格、この事も充分知り尽くしている。

雨も午前中に上がり直ぐに青空が広がりだした。
空梅雨だろうか? 今年は夏が涼しいという・・・・
サクランボの実が熟し始めてきたが、大半を鹿に喰われてしまった。
残るのは数粒・・・・其れすら喰われてはいけないと毎日確認している。
赤く熟してくると今度は鳥たちが狙い始める。
実の数が少ないのでネットを掛けるほどでもないが、超貴重品扱いでセキュリティーを万全にしなければならない。


昨夜の雨でタップリと湿り気をもらった木々は活き活きしてみえる。
昨年まではパットしなかった・・・・と言うか手入れが悪かったのだが、今年はしっかりと蕾を付けてくれた。
名前の由来は知らないが、ザルツブルグのとあるところから移植したものから、一枝もらい挿し木をしたものだ。
園芸店のサイトに書かれているお品書きは以下のようになっている。
モーツアルトは一般にはモダンシュラブローズにも分類されます。中心が白く抜ける濃いピンクの小輪花を多数房状に咲かせます。秋の花後は球形の実がつき、冬の間も楽しめます。四季咲き性で春から秋まで繰り返し花を咲かせます。強健で枝がよく伸び、半つる性となりますので、アーチにも利用できます。咲き終わった花がらをこまめに摘み取ると翌年もよく花を咲かせます。
ドイツ、1937年作出


先日も載せたシランだが、花数も増えて白花の株も花を開きだした。
この花も開花期間が長かったように思うが、これからの時期は草との戦いが物を言う。
草に負ければ花も其れなりに隠れてしまうが、“今年こそは”と声には出さないようにするが
直ぐに《聞き慣れた毎度の言葉》と言うのが聞こえてくる。


畑のほう回り込むと昨年挿し木をしたエゴの木に花が咲き出した。
この木は白と赤の花が咲く・・・
山を歩けば彼方此方で見られるが都会では庭木にされている。
花に近づいて見ると黒いカラダに白い斑点があるカミキリムシがいた。


花のシベの中を歩き回って出たり入ったりを繰り返しているがレンズを近づけて見ると白の斑点ではないようだ。
白い花の花粉を頭からカラダに付けている。
花にとっては大歓迎なのだろうが・・・・・
この虫はクロハナカミキリと云うことだからやがては花を噛み切ってしまうのだろうか?


ヤブイチゲは盛りを過ぎて葉から実へと姿を換えるものが多く目立つようになった。
ヒメウラナミジャノメもこの花が好きなのか良く来ている。
激しい雨の昨夜は何処でsごしていたのかは知るところでないが、なんとなく疲れた翅を見せている。
西に傾いた僅かな陽差しに浮かびあがるような波文様が美しい。


少し離れたところのウムシトリナデシコ(6月6日は勘違いしてフランネルソウと書いてしまった)で何かが動く。
直ぐに近づいて見ると“ウラギンヒョウモン蝶”のようだ。
この手の蝶はタテハチョウの仲間には違いがないと思うが個体名を表すのが難しい。
会津のマッチャンさんやオコジョさん、愉快な仙人さんにご教示いただくしかないだろうか?
図鑑で見てみても微妙なころに違いがあるらしい。


蝶は翅の表と裏で文様が異なるから更に具合が悪い。
最も見て美しことは確かなことなので・・・神のみぞ知るってことも良いのだろう。
翅の裏側見せて欲しいと向きを変えてくるように願った。
蝶と会話ができるわけではないが、以心伝心とでも云うのだろう。


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思わせぶりな梅雨の入り 其れなりに楽しむ

2010年06月15日 | 日記
6月15日(火) 晴れ   涼しい風  午後は雲が広がる  夕方は激しい雨


昨夜は遅くまでサッカーのTVウォッチング・・・
サッカーは身体とカラダをぶつけ合う格闘技だと云われていたが、日本の試合ではその闘争心が現れることがなかった。
しかし、今回の試合は明らかに何かが違った。。
技とスピードそれに巧みさを加えた日本の選手の素晴らしに感動した。
また、相手のチームも後半にはラフなプレーも見せずに紳士的に戦ったことに拍手を送りたい。

いつものように目が覚めるのは遅く寝ても同じこと・・・・
起き抜けに裏山を一回りする散歩に出た。
昨日の雨がまだ残っているような湿り気のある草を踏みながら歩くと道の脇では何かが動く
透き通った姿と草の茎のようなものが直線的に移動している。
よく見るとイトトンボ、種類を調べるのに胸の文様が大切だということでカメラで引き寄せると
なんと、新発見。。トンボにキリンのようなツノがあるではないか!!
トンボとツノ?この関係はど~なっているのだろうか?


トンボのツノに感心していると、直ぐ近くでは草の葉が風に揺れピカピカ光る。
初めは葉の上に溜まった雨水が滴となて球状になり太陽光線を受けているのかと思った。
しかし、縦になった葉の上の部分にも水滴がついている・・・・
朝からトンボのツノと同じくらいに高貴?な物を見せてもらった。


不思議だ、この草の名は判らないが葉脈の先端から吸い上げた水分を出しているのだろうか?


散歩コースの至る所にガマズミが咲き出しているが、この名前の由来が気になる。
ズミは『酸味のある実=酢実』を意味すると何かの本で読んだかとがあるが・・・・
ガマの意味はどこからきたのだろうか?
小さな花が集まっているのだが、その一つの花を見ると五つの花弁でできている。
この五角形がカエルのガマに似ている?
ガマの油を売る山伏が額に付ける黒い形は五角形では? 少々こじつけながら、ガマの油までは行き過ぎのようだ。


午後には町の教育委員会で開いている『すずらん学級』に参加した。
課題は「昔の立科町を語る座談会」となっているので、昭和の立科町の話題が展開されるものと思い傍聴するつもりだった。
文化財委員の方たちの話は鎌倉、江戸とその頃のことを見てきた人がいない話ばかりだった。
座談会と云うことで生活に密着した話を聞きたかったのだが・・・・
昭和30年代からの写真が展示してあり、会終了後にそれらを見ることができたのがよかった。


昭和37年に町では総天然色映画の上映が公民館で行われたという。
当時のポスターを資料として保管されていのを見せてもらったが、俺が二十才の頃のこと
東京の生活と比べるとだいぶ格差があったように思えた。


家に戻ると5時になっていたが、気になる山の花を見に行く。
このところ頻繁にブログにのせている「ニリンソウ」だが、この花が不思議なのだ。
花と云うからには雌しべや雄しべがあるだろうが・・・・・
この花の形から見るとどのようになっているのだろうか?


まるで「知恵の輪」の鎖のような形をしているが・・・・・
益々魅力を感じる花なのだが、どのように変化していくのか、この先もしっかりと見届けたくなる。
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