8月21日(金) 雨 曇り 薄日 どんよりとした一日
この夏 怠惰な生活が身につき 草刈りをサボった
春にはキレイにした 屋敷神様のある風通しのよい場所
唯一の道 俺が通るには滑り落ちそうで危ない 獣たちの通い道
2ヶ月も待てば 草たちは枯れ アカシアの幼木も葉を落とす
草刈りなど慌てなくてよいと モウひとりの俺が 後ろから声をかける
盆が過ぎると秋の足音が聞けると 信州の夏の短さを肌で知る
目の前の桜 急に葉の色を変え 雨音と共に地面に落ちる
俺の中途半端な草刈り作業の検分に来たのか珍しい姿
いつも姿を見せず 居丈高な雄叫びと羽ばたく音
姿を見せ鋭い眼光で辺りを一瞥 草刈りに不満か