田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

4月卯月は駆け足でとおりすぎ

2017年04月30日 | 自然の生きもの

4月30日(日) 晴れ  ときおり強い風 花吹雪

 4月も今日でおしまい 既に一年の三分の一が終わった

滅私奉公とまでは云わないが 地域の役に追われている

体調が戻った自覚はないが 季節に追い越されている自覚

ボケやアーモンドが枝一面に花を見せ 垂れ桜が始めて咲いた

明日からは自然を取り込めと裏山でアオゲラが笛を吹くように呼ぶ

100年人生 思いを馳せて先を急いではいけない

年度初めだからと言い聞かせ PCに齧り付く

農業の経験がないことを由と文字を重ね

議事録を紐解き 毎年度の繰り返し

ルーティーンの鷹揚さに助けられ

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この春初めてのマキ材運び アスレチックにしてはキツイか

2017年04月25日 | 野良仕事

4月25日(火) 快晴  午後には 雲が張り出す 無風

冬から春にかけて 体調を維持できず マキ材を預けたまま

りんご園は既に花が咲き誇っているかと思っていたが一週間早い

3往復のリンゴのマキ材 お宝だと云われながら 久々に汗を流した

太い樹は玉切り 腿や腕の太さのもの それぞれ適度な長さに揃えてくれた

俺の体力を気にしながら脇ではリンゴの手入れに余念のないYH&YY夫妻 感謝

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世代を超えて 次々に伝える 第六天様のお祭り

2017年04月23日 | 山裾集落のこと

4月23日(日) 快晴  無風 青空が眩しく 風は冷たい

山裾の春 この春はボケも先だし遅咲き桜も花を開いた

久しぶりの快晴 風は僅かに冷たいが 祭りに相応しい天気

ヤジュン(家順)の3人の当番が祭りの準備 幟をたて前垂れを着け

新調した幟旗   灯籠たての順番  十数年振りの役回り 次の番はいつか

祭りの盛り上がりは役員による と 何処かで聞いた台詞 灯籠張りは覚えがない


  

五街道の制定前からの道 大内道 歴史に刻まれた坂を集落の面々が登

五穀豊穣と子育て 対の地蔵尊 第六天魔王尊に拝礼 一献を傾ける

古の祭りを伝える口伝 いつの日か消えて耳に残す者はいない

聞き書きを文字に替え 一ひねり二捻り子育て故にルビをふる

ひとしきり峠での賑やかさを 集会所に移動して腰を据える


聞き書きの文字起こし ご一読いただけるか 

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キジも啼き雄叫びをあげ 春爛漫

2017年04月22日 | 日記

4月22日(土) 晴れ  風も無く穏やかな 一日

午前中は明日の祭りの打合せ 交わす言葉は僅かで準備万端

来週は月 水 金 と 会議やら打合せ 補助金の申請や入金の確認

パソコンに向かっていてもなんとなく落ち着かない午後 やはり 雄叫び

裏山を縄張りにするキジ 頭を低く腰羽根を膨らませ ゆっくりと腰を伸ばす

眼があった ガラス越しだが 眼光は鋭く 鳥の目線は正面? それとも横か

一瞬 身体を丸めて地面に近づけてから羽ばたく 身体全体を上に延ばす

ケッケッツケーバサバサッズズズッ 遠くでも同じような声が聞こえる

光の関係で ガラス窓に彼の姿が映る早朝は恐ろしいことが起こる

昨年のことだが ガラスが割れるのではないかと思うほどの衝突

己の虚像を 敵と見まがう闘争心 雉も啼かずば撃たれまい

美しいキジ 国鳥でもあり町の鳥でもある

近頃 キツネが当たり前に姿を見せる

子育ての警護をしっかりと 頼むよ

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雅のサクラ レンギョ コブシが咲き揃い 俺は六天様に明け暮れる

2017年04月21日 | 日記

4月21日(金) 曇り  寒くは無いが暖かくも無い 花曇り

六天様の祭りは29日と思っていた 俺のハヤガッテン

回覧が回ってきて見ると23日 一週間速い日曜日

お地蔵さんの前掛けと防止はAさんに託した

俺の冊子つくりと幟旗に名入れをする

 

しかし 11名の名入れ 失敗はできない故の悩み

さてたよりはパソコンだが 書体を見れば寂しい

機械的に揃ったフォントを並べて圧着は哀しい

祭りの前だと云うのに哀し寂しいは勿体ない

朝からの冊子作りで少しは気分を晴らそう

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六天様まつりを前に

2017年04月14日 | 日記

 

4月14日(金) 晴れ  強い風 花粉か黄砂か 黄色の空

集落の知らせで六天様祭りは23日となっている

俺は月末の29日土曜日と思っていたが 少々慌てる

お地蔵さんの前かけや新調した幟旗への名入れの作業など

裏山へ登り地蔵さんの身体測定 前かけ作りはAさんにお願い

この地蔵尊 疫病防ぎと云うことで 前掛けは白衣を表す白布が決まり

昼迄で猛烈な風 夕方には治まり 庭の花たちを一巡

春には忘れずに姿を見せる水仙 年ごとに白が多くなるのか

赤いコロナの花はホントに少なくなった クチベニもとんと見ない

山際に向かうと ツルニチニチソウが花を開いている 早くないのか

何時も通り過ぎながら目に入る花 水仙と同じ頃に咲く 雪に耐えた花 

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一夜雨 春の土の香りにムスカリが応える

2017年04月07日 | 日記

4月7日(金) 雨 のち 晴れ  湿り気が心地良い 春の一日

静かに降り続いた雨も 予報どうり10時を前に止んだ

止んだと云うよりも青空に押された雲が ちぎれて流される

暖かで湿り気のある空気 外の空気も喉に刺激はなく心地良い

気配を長くつづけたミツマタ 小さな蜂の巣状のツボミが外から開いた

冬の葉を鹿に喰われたムスカリ なんとなく花の数が少ないのは食害か


後輩のM君から 訃報を貰った  先輩であり恩師となるか

音楽が専門ながら多趣味で アウトドアが好きな人だった

専門は コントラバス  彼の好みは FRENCHBOW

キツイ言葉をもらったこともあるが 何故か懐かしい

人生百年と騒ぐ俺 風を詠み己の舳先を定めよう

合掌

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